鍛冶屋日記

年: 2013年

昨日の日曜日は高松へ。

何度か書いた高松のデザイナーさんとの打ち合わせ。今までの流れ、1月3月
過去3回はこちらに来てもらってましたが今回は大学時代「4年半」を過ごした思い出の街へ出張してみました。

朝4時に起きてブラジルに3点取られるのを見届けてから出発。

約束よりかなり早目に着いてうどん屋さんで朝ごはん。
それから、待ち合わせのカフェでしっかり今後について話をして(コラボレーションデザイン包丁、7月21日の七色ロードでデビューさせるべく準備中!)から街ぶら。

学生時代とはすっかり変わってしまった商店街。中身は変わってても兵庫町とか丸亀町とか懐かしい。片原アイゼンはまだ健在でした。

「まちのシューレ」っていう伝統工芸をモダンにおしゃれに見せるお店を見学。ここに並んでおかしくない包丁や鋏を作りたい。作らなければ。

それから古い倉庫群を再利用、改装して、雑貨屋さんやカフェが並ぶ「北浜アリー」を見に行く。建物の外観なんてボロボロやのに海沿いでかなりいい雰囲気。高知の「蛸蔵」と同じ発想やね。
仁淀川が見えるロケーションでこんな場所ないかなぁ。作れんかなぁ。

次はかつて自分が住んでたアパートへ。これも海沿い。
19の時に新築だったコトサン瀬戸内ハイツももう築22年。懐かしい。207号室は空き部屋でした。でも駐車場から呼べばベランダから谷や数也やしんごマンが顔を出してもおかしくない雰囲気はそのまま。創太はたぶん王府でバイト中。

みんな元気かなぁ…。

最後に栗林公園へ。
新しく出来たお土産屋さん「栗林庵」にも香川の伝統工芸が並んでると聞いたので行ってみました。

「公園外側なので入園料は無しで行けます。」ってデザイナーさんから聞いてましたが、車を駐めたのが北門。目指すお店は東門外側…。外を回るのもしんどいので入園料400円を払って中を横切ることにする。これが正解。
栗林公園てこんなに素敵な場所やったがや。高松市の中心部にあって外は車がブーブー通ってるのに公園の中は静けさ、緑、池、菖蒲、鯉、亀、蛇。

これを気持ちいいと思うのが年齢ながやろね。二十歳そちこちの自分とは感じ方が全然違う。また違う季節に行ってみたい。

すごく久しぶりに街を歩いてみて思ったこと。4年半も過ごしたのに思い出の場所や人が少ないなぁ。
一緒に遊んだ仲間や後輩は全国各地に帰って行っちゅうし、思い出の場所は自分の部屋(麻雀ね、徹マン)とJRAの馬券売り場と香川県全域のパチンコ屋さん。

なんて有意義で豊かな時間を過ごしていたか、改めて実感。

高松の街は間違いなく自分の歴史の一部。今の自分の基を作ってくれた重要で大切な場所。

また行こう。

前回体重減のことを書いてから俄然胃の調子が悪くなったので(転んでも泣かんのに血ぃ見て泣き出すタイプやね)人間ドックはやめて胃腸科に行ってきました。

早期発見でお願いします!って気持ちで行ったのに、内視鏡検査は一ヶ月先だそうです。7月11日。もったいぶるね。手遅れになったらどうしてくれるがやろ。
いろんな説明を受ける中で「もしポリープが見つかったらそのまま焼き切ります。そしたら2週間程はお酒は飲めません。」って。

「あ、七色ロード(7月21日)飲めんじゃん…。終わってからにしようかにゃあ…。」って浮かんだけれどグッとこらえて最寄りの日を希望してきました。

今日は血液検査のみ。こちらの結果は良好。肝臓、膵臓、胆嚢他に異常なし。あとは胃と腸。

そんなことより、昨日雨の中登った山道で足を滑らせて咄嗟に手を着いた巨石で手を切りました。おかげで転ばずに済んだのだけれど大袈裟なキズが出来ました。

まあまあ強いアウトロー的野良猫と闘った痕みたいになってます。全然痛くはないけれど。

まぁ、一ヶ月普通に暮らします。

先週8年振りに会った昔の彼女に「痩せたね。」って言われました。今日2週間振りに会った観光協会の子に「痩せたんちゃいます?」って言われました。

うん、痩せた。

昨日体重計に乗ったら51kgを割ってました。体脂肪率8.4%…。ヤバイです。細ってます。あんまり食べたい欲はないけれどごはんは普通に食べてます。ポテチもシュークリームも食べてます。ビールも飲んでます。特別走ったりはしてません。どっかに穴が開いてそうなので調べてみんといかん。

一昨日の朝、夢でランニングホームランを打ったのでメンタルはまあまあ調子良いんじゃないかと思っています。

夢の中の球技はたいてい腹が立つ程もどかしいでね。上手くプレー出来たのなんて初めてかも。

夢でもいいからPK真ん中に蹴れる男になりたいです。

そのためにも身体は大切なので真剣に人間ドックを計画中です。
穴開いてませんように。

今日は帯屋町でおかみさん市。
砥ぎ直しのお客さんの対応してたら横の方からか細い声で

「さとるちゃん…。」

ん?と思って呼ばれた方を見ると見覚えのある小学生女子が。
頭の中フル回転で思い出しました。
昨年の4月のイベント「七色ロード」でがっつり遊んだいの町商店街に住む女の子。

街中よさこいの踊り子さんとしてはさみ屋の目の前で踊ってくれました。

全然別の場所でも気付いてくれるがや。同じスタイルで同じ商品並べて同じように包丁砥いでたらわかるか。呼び掛けは自信なさげやったけど。

ならば、全然別の場所でも声掛けてくれるがや!うん、これはうれしい。

「おんちゃんじゃないろ。さとるちゃんと呼べ。」ってしつこく教えて、彼女はきちんとそう呼んでくれたのにあの子の名前が思い出せない…。ひどい男や。

次こそ覚えるのでまた七色ロードに遊びに来てくれるといいなぁ。

また会えますように。

海を見たくて車を走らせたのに山に登ってしまう。けどそこにきれいな川があってのんびり出来たらそれはそれでいい。

教え子ひろし。
最近ちょくちょくはさみ屋に寄ってくれます。車の修理工場を辞めてスーパーでアルバイト中。26歳。
てことは勉強を教えてたのはもう10年近く前か。

そんな教え子が先週また寄ってくれて、ある会社の面接を受けて結果待ちであることを教えてくれました。
家具屋さんの配送の仕事で正社員。

「そっかー。受かったらメールくれよー。」

「いや、受かったらたぶんここに報告に来る。」

なにこれ。うれしい。

で、結果報告は月曜日。
実際は電話での報告でしたが見事合格!

こいつにとって良い職場でありますように。
がんばれ。

ちょっとある問題と結果を報告するのに3つの時からの親友にメールしました。
もちろん3歳の時は親友とは思ってなかったけど。

きっと「あまいわボケ!カスが!」って返って来ると思ってたら(そういうキャラなので)、こんな返事をもらう。

「まぁ、いろいろある!関係ないけど今日はダービー当てる。」って。

あー、ダービー買うがや。俺もついでに買ってもらおうかな?ってのーてんきに思ったけどやめました。

僕が買うと武さんは来ないから。この20年間ずっと。

思い浮かんだ馬の名前から

「こうゆう日に『キズナ』が勝ったりするとなんとなくいい感じや。」

なんてことを思った日曜の朝でした。

読み切られててびっくりする。わかるもんかね。

去年の年末にもらった注文がようやく出来上がりました。

忘年会で行った初対面の居酒屋さんからオーダーいただいた肉切り包丁。一緒に行った仲間の友達でしたけど。

ただ肉を切り分ける普通の牛刀ではなくてたぶん骨とかもやっちゃうつもりの厚めのやつでかなりナイフっぽい感じ。
簡単な図面とイメージとサイズを聞いて「出来ます?」って言うので「やってみます!」って言ってからもう5ヶ月。忙しさから延ばし延ばしになっていてずいぶん時間が経ってしまいました。決して忘れていた訳じゃありません。気にしながら先延ばしにしてきてしまいました。

果たして覚えてくれちゅうろうか?

お待たせしたことをお詫びしながら届けてみます。

さぁ、これからどうやってかっこよく生きよう。

ずっと「かっこよく」をテーマに生きて来たくせに、気付けばだいぶかっこわるいとこにきてしまってたのでがんばらんとね。

でもやっぱり自分を抑えてがんばるよりも、前を向いて真っ直ぐ「バカ素直」に努力出来る状況の方が得意です。やれる気がする。

その方が涼太や凜にも胸を張って「俺」を見せれるし。
こいつらに対して堂々と出来たら他にこわいものはないし。

最近は「バカ素直」も人生のテーマになりました。

ダメな男はダメなりに顔上げてやりたいようにやらんとね。
前を向くって大切。

いろんな人に迷惑かけた分、また一皮剥けますよ。びっくりするくらい。

呆れるほどのプラス思考、迷惑なくらいのオプティミストっぷりにご期待ください。

とりあえず働きます!

「体を水に作り変えていく」(スピッツ「さらさら」より)
あっちでもこっちでも自由に泳ぎ回る魚の側なのでみんなを泳がすデカさを身につけたいと思いました。湖へ。湖へ。

涼太くんがユニフォームをもらって来ました。高校生はもうすぐ県大。

一年生なのにすごい!って思ったら一年でも9人もらえたらしい。サッカーのベンチ入りは何人ながやろ?背番号をもらえたけどベンチに入れなかったりするってことか。

でもスポーツマン、チームスポーツの選手にとって背番号は特別なものがある。「22番」を大切に。
本人もユニフォームもらってテンション上がってます。

監督からお褒めの言葉をもらったらしい。お母さん経由で。

「テクニックは充分。あとは体力とスピード。」

はい、彼の永遠のテーマ。

小学校時代から、関わっていただいたすべてのコーチから同じセリフを引き出してます。
3年前コラソンに入った時は「しっかり周りを見てプレー出来ゆう。あとはスピードと体力。」やったかな。

スパルタが苦手な親父は、誰かもっと理不尽に涼太を走らせてくれたらいいのに、と思います。体力やスピードはテクニックを身に付けるより簡単ながやき。

永遠のテーマを克服する高校サッカーになりますように。

まぁ、どんなピンチが訪れようと今まで培って来たもので勝負するしかないもんね。がんばります。一人で一人で。今はある男前のやさぐれたブログに癒されてます。

眠れないので現在絶賛準備中の7月の七色ロードについて書きます。

ずっと商店街全体を使って開催して来たイベントが今回は大国様(いの町が誇る神社)をメイン会場に生まれ変わります。

そして主役は「職人」

タイトルは『いの職人見本市~大国様でご縁結び』

今までは商店街のイベントの一画でひっそりながら強気に戦ってきた「職人ストリート」がイベントそのものになった感じ。
(職人ストリートのコンセプトはこちら。)

もちろん他にも手作り体験コーナーやおいしいものコーナー、その他諸々ありますよ。

それでも職人見本市ですから、イベントを背負うのは職人ストリートです。

なんか一年と少し前の『この時』ぼんやりなんとなく思ってたことが実現した感じです。

リンクした過去の記事を読んでくれたらわかると思いますが、一年半前の12月、七色ロードの始まりに職人ストリートを作って、2回目の昨年2月のサブタイトルを考えた時に調子に乗って「職人ストリートが育ったあかつきには…」なんて言ってたことが現実になる。

すごいなぁ。

今回は育ったと言うより、無理やり押し上げられた感はあるけれど、上がったからにはやりきりたいと思います。

裏タイトルは『技色の巻』。こっそり一人でそう呼ぼう。

7月21日(日)大国様にて。
まだ早いので、頭の片隅に置いちょってください。

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