鍛冶屋日記

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先週いの町商工会の総会で「おまえも町で生きていくならじっと座っちょらんとお酒注いでまわらんかや。」って愛すべき大先輩に言われたので(そういうの得意じゃないがよね)、昨日のいの町観光協会の総会ではとっくり持っていろんな先輩方といろんな話をしました。そしたら家に帰り着いたとたん吐きました。まだ9時前やったのに。46歳まだ吐いてます。

 

ある若者の相談。刃物業界未経験の32歳。(業界関係者の息子さんではあります。)

「刃物の研ぎ直しを仕事にしたいんですけど。」

イケると思うなぁ。

技術さえしっかり身につければあとは営業力とか宣伝とか次第。どうやって仕事を集めてくるか。そういうのはいろいろやってきたし伝えられることもいろいろありそう。

「出られるイベントには出てPRすべし」とか「学校の給食室に営業かけてみたら」とか「金物屋さんとかホームセンターとかと提携したら集めやすいね。」とか

イケると思うけど。

 

それからずっと「研ぎ直し一本で起業するなら」って考えてます。どんな形が一番いいかなぁ。

 

仕事場作業場を持って持ち込んでもらうのを待つ散髪屋さんのような形。

クリーニング屋さんの集配スタイル。カブを駆使。

ポン菓子屋さんのようにあちこち出向いていくやり方。

もちろん組み合わせてやりながら広げて行くべきやけど、最終どの形が一番無理なく稼げるのか。どこを目指して行くべきか。

楽しい。考えるのが楽しい。

 

ま、何よりお客さんからお金をもらえる技術を身に付けるのが何より大事。

「やり方も理論も教えちゃおし、うちの設備も使ってかまんき、いつでも修行にきいや。」って伝えてます。

ニッチなとこやけど、技術を手にして起業して稼いで、ひとつのビジネスモデルになったらいいなぁ。鍛冶屋になるよりは早く仕事になるろうしね。

頑張ってほしいです。

 

最後に告知

今週末6月2日(土)3日(日)

鎌倉市アトリエ・マジャクジャにて

展示販売します。

『土佐和紙と土佐打刃物展』

鎌倉近辺の方、お待ちしてます。

近辺じゃない方、今週末は鶴岡八幡宮へ観光に。そのついでに寄ってください。

久しぶりのペーパーラボさんとの2人旅。

楽しんで来ます!

 

もうだいぶ時間は経ったけれど5月12日は『en』に出店して来ました。

素敵なイベントです。

まぁ、一回遊びに来てみてください。来年もあると思います。

 

その『en』での思い出。朝9時半頃到着して一人で出店の準備をしてました。

そこに4、5歳の女の子2人組が「何屋さんかなー。」って感じでやって来てうちの商品を見て

「あ、包丁や。」

「そうよー。包丁売りに来たがよー。」って話したら女の子が言いました。

 

「あのね、この前お祭り行ったらピエロが包丁研ぎよったで。」

うん、それ俺。ひなまつりでの俺。

「それ俺で。」

「えー、そうながー?」

「そうよー。」

「ふーん。」

 

また成功。

顔を誰かわからんくらい白塗りにしてピエロで包丁を研ぐことで小さな女の子にも印象付け。それが次のイベントで素顔に出会う。うん、20年後のお客様やね。やることなすこと全部うまくいく。

続けよう。

 

 

はさみ屋、お店を作りました。

はさみ屋とは別の場所に別のお店。

いの町商店街。
大国様からすぐそこに見える場所。

振り返ると7年前の2011年からはさみ屋は『七色ロード』というイベントの立ち上げからいの町商店街に関わり、実行委員になりました。一年くらい経った時に実行委員長に昇進。

そこで職人ストリートが出来上がり、『七色ロード』の発展形として『いの逓信局』という組織が出来て『Kamiフェスティバル』に繋がります。
この春からは『かみのひなまつり』においても実行委員長になりました。

さらに気がついたら『中心市街地活性化再構築検討委員会』なるものの委員長もやってます。

 

ずっとやってきました。やってきたけど活性化したかなんてわかりません。目に見える結果は何にもないかも。

 

ただ続けてきた。やめないって能力はなかなかのもんやと思います。

そして、そこで出会った人たちは財産やし、お客さんになったりお客さんになってもらったり一緒にビールを飲んだり。

そういう風にイベントの企画・実施・出店という形で商店街と関わってきて、昨年からは商店街の住民になりました。

 

空き家になってる古民家があって「壊される前に借りよう。」ってことでそこに入って暮らして、この2月からはお店をオープン。

 

コンセプトはこれ。

 

「ご多聞にもれず、さびしくなりつつある『いの町商店街』ほんの少しだけでもスキマを埋めたい。そういう想いで商店街にたまたま見つけた古民家(築100年近いそうです)にお店を作りました。だからお店の名前は『sukima(スキマ)』です。

 

町の特産品・お土産だけでなく、今まで出会った、またこれから出会う職人さん・作家さん・農家さんの商品やサービスを発信する場所に。

いの町内外問わず、まじめに心意気を持って仕事やものづくりをしている人たちのアンテナショップを目指します。大国さまの目の前で。」

 

つまり並んでる商品は刃物だけじゃなくて、今までの流れの中で出会った仲間の品。素敵なものたちが並んでると思います。

 

人がたくさん通る場所じゃないし、簡単に売上なんか作れる訳じゃないけれど。目的として来てもらえるお店になっていかんとね。お店が出来る、お店を開ける、お店が増える。そんで、そこでお買い物をしてもらう。これが活性化でね。

商工会の宮脇さんに呼ばれて「商店街の活性化のためにイベントをやりましょう!」って言われて7年。

 

お店がひとつ増えました。増やしました。いつものように、流れに身を任せただけやけど。

 

「空いてる古民家がある→壊されるのはもう本当にもったいない→じゃあ借りる?→住む→土間がある→お店にする→何売る?→仲間の品なら仕入れれる→素敵な人の素敵な商品なら売れるしお客さんも呼べるろ!」って単純な発想でここに至る。

 

この先に繋がりますように。

 

sukima』是非一度お立ち寄りください。

よろしくお願いします!

 

行って来ました。自由が丘。katakanaマルシェ。先週の金・土・日の3日間。

 

20数年振りに会う大学の後輩の女の子が「娘が華道部で」って花鋏を買いに来てくれたり、はさみ屋のホームページで鋏を買ってくれたお客さまが数人会いに来てくれたりで、充実の3日間でした。

 

結果。

めちゃくちゃ買ってもらえました。想定の3倍は売れました。

2日目までに万能包丁の売れ筋サイズはなくなって。いつも以上に持っては行ったのだけれど。本当にびっくりするくらいの売れ行きで。

 

理由。

間違いなくお店の力。今回呼んでくれた「katakana(カタカナ)」さんの力が大きかったです。

もちろん今までイベント出店で培ったものは全部駆使して、砥石も持ち込んで包丁を研いでる姿も見てもらって、それで選んでもらえた場面もあったとは思うけど、それだけじゃこれ程の売上は作れんよね。

 

「このお店が呼んで来た人なら大丈夫。ここに出店しちゅう職人さんの品なら大丈夫。」

そんな雰囲気で選んでもらってる感覚でした。数々いろんな場所で販売して来たけど初めての感覚。自分が一生懸命積み上げようとして来たものが初めからある感じ。

(あ!『en』にはあるね。enの雰囲気が不特定多数の通りかかる人にまで伝わってる感覚でした。)

だからはさみ屋に問われるのはそのお客さまからのお店への信頼を裏切らない仕事が出来たかどうかです。

その結果はこれから出ると思います。

 

 

なので今回思ったこと感じたことは、「売れた・良かった・また行きたい」ってことじゃなくて自分の町にも「そういう場所を作りたいなぁ」です。

ここに並んぢゅう品なら大丈夫。ここに出てくる人は信頼出来るって場所。

 

『職人ストリート』がそうなって行けたらいいし『sukima』がそういうお店にならんといかんなぁって。すごく思いました。

(タイミングを逃してsukimaについて書いてないのでsukimaって何よ!って話ですが。スキマ、これについてはまた書きます。)

 

お店の力、場所の力、育てて来たんだろうなぁ。すごかったです。

 

うん、目指すべきもの、また見つかったので頑張ります!

 

 

 

 

お久しぶりになりました。

だいぶ前のことになりますが、2月に行った売出しイベントの成果を書いちょこうと思います。

2月17日の龍馬マラソン前日に「てんこす8周年イベント」に参加。なかなか売れません。結果売上は包丁一丁だけの厳しい戦い。

が後日、この時お話した兵庫県の奥さまから包丁修理のご依頼あり。

「高知の包丁があるんですけど柄が折れてしまって。」

「直りますよー。」

直して送ったら喜んでいただけて「インスタに上げました。見てみてください。」ってうれしいメールまでいただく。

ありがたいことです。

仕事して代金いただいて喜んでもらえて発信までしてくれる。こんな仕事なかなかないよね。

同じく2月にあった「国内観光活性化フォーラム」ってイベントで出会った福島県の旅行業の方もわざわざ研ぎ直しを送ってくれたし。福島からですよー。

それだけ直してくれるとこ探しゆう人はおる。出会えるか出会えんか。だから行けるとこには行こうと思います。

 

ついでに今週月曜には、昨年8月に高松へ売りに行ったとき(『風の強い日に』の時ね)に出会った植木屋さんがうちのお店まで来てくれて鋏をひとつ買ってくれました。

はさみ屋の売出しはその日だけじゃ終わらんがよね。

何日か何ヶ月か何年か経って成果が出るいい仕事。

 

そんな出会いを求めて今月末から遠征3連発の予定です。

 

・3月30日(金)31日(土)4月1日(日)の3日間

東京自由が丘『katakana』さんにて(砥石持ってって研ぎもします)

 

・5月のG.W.には恒例の佐賀県有田の陶器市

陶山神社にて(こちらも砥石持って行きます)

 

・6月2日(土)3日(日)は鎌倉鶴岡八幡宮の近くのギャラリーへ(これは詳しくわかればまた告知します)

 

経費や工場を空ける日数とか考えたらさすがにこれは行き過ぎかなぁと思いますが、「声を掛けられたら行ってみる」ってスタンスでやってきて、まあまあいい感じになってるのでもう少しこんな感じで進みます。

 

自由が丘・有田・鎌倉のお近くの方、出向きますので会いに来てください。

お待ちしてます。

 

 

1月も半分以上過ぎてしまいましたが、昨年の出来事でもう一つうれしかった出来事があったので、書きます。

11月24日に伊野商業高校へ行って高校生を前に仕事のことや、いの町でのイベントや活性化の活動について話をしに行きました。

 

いつもの仲間たち4人で行ってそれぞれ班分けされた8人くらいのグループごとに話しました。

いつものごとく、事前の準備なんかなくその場で思いつきでしゃべりました。とりとめもない話になって、高校生たちの心を掴んだ手応えなんか全くなく時間が過ぎました。

これから大人になる彼らに何か届けることが出来たかなぁ、もっときちんと準備して行くべきやったなぁ。ちょっと反省。

 

それからしばらくして、その時僕らを呼んでくれた先生が工場までお礼に来てくれました。

こんなレポートとともに。

ページを開くと感想やお礼の気持ちが綴られていて、「良かったー。思ったより聞いてくれちゅうがやなー。」って思いました。

 

「選ぶ時、迷った時はカッコいい方を選ぼうぜ。」って話が残ってる子が多くてちょっとうれしかったです。

 

と、同時に少しこの気持ちを忘れてたなぁと自分を省みる機会にもなりました。

数年前はずっとこれを意識して行動していた気がします。周りの誰彼にもそう言いよったし。

「やった方がカッコいいじゃん。」

 

最近はなんかいろいろうまく進んで来て、あんまり意識してないなぁと。

「カッコいいと思った方に進んでみて、それで失敗したってカッコいいじゃん。」

 

ですね。簡単なこと。

もう一回「カッコいい」を意識して進んで行きたいと思いました。

 

話を聞いてくれた高校生のみなさん、ありがとうございました!

 

 

 

2018年、あけましておめでとうございます。

 

ホームページがリニューアルしたり、年末のおかみさん市で犬(戌)売ったり、工場の大掃除をしたり、同窓会で二人羽織を楽しんだりしている間に年末年始は終わり、今日が仕事始めです。

 

昨年クリスマスにオープンした新しいホームページはこちら↓

https://www.hasamiya.jp/

今年もたぶんいろいろ新しいことやらんといかんがやけど、昨年末に書きたかったことがあるので遅ればせながら書きます。

12月15日でした。たまたま僕の46歳の誕生日。

小学校の同級生(モリケン)のお母さんがお店に来てくれて、「包丁が欲しいがよ。」って。

形とサイズが8,000円の万能包丁に決まって、「ありがとうございます。」って言ったら

「それ4つちょーだい。」

「え?」

 

4つもいると思わんやんか。

そもそも4丁も在庫してないし。

 

「4つも⁉︎」

「そう、この年末に親戚にあげようと思って。」

「あ、今はないけど、仕上げ途中のがあるき、1週間待ってくれたら出来上がるけど大丈夫?」

「大丈夫。じゃあ来週来るね。ひとつはうちで使うき3つは包装しちょいてや。」

 

で、無事仕上がって、翌週クリスマス前の金曜日にお渡し出来ました。

後で聞いたらおばちゃん自身が退院した快気祝いにご親戚に配ってくれたそうです。

ありがたいことです。本当に。

 

えーと、何が言いたいかと言うと、小学校の同級生のお母さんです。歩いてはしんどいけど車で5分10分で行ける小学校の校区内に一度に3万円買ってくれるお客様がいました。

だからね、鍛冶屋さん。鍛冶屋じゃなくても職人さん。もちろん作るものや職種によって違いはあると思うけど。

 

海外ばっかり考えんでえいがよ。

本当は身近にもしっかり需要はあるがやと思う。

そこを大事に、そこに届けることが出来てきちんと認めてもらえたら、隣の町まで広がって行くはず。

そうやって県内あちこちとか隣の県とかに広がったら、地元すっ飛ばして外へ外へ行くより強い気がします。

それと同じ気持ちでホームページから来てくれる県外のお客さまにも向き合っていきたいです。

 

そうやって今年も仕事をしていくはずなので、2018年もよろしくお願いします!

 

工場に飾ったかがみもち↓

この写真を撮るために電気の消えた工場に入ったら油の桶をひっくり返して左足のPUMAが油だらけになりました。仕事始めの夜10時です。

46。もう10年やって来たってことか。魂に消費期限はないけど、今までの感じでやれる時間はそんなに残されてない気がします。
それでもやっぱり「隠し事なんか1つもなくて間違った事は全部口にして 感じた事は全部歌にして」(フラワーカンパニーズ『人生GOES ON』より)生きたいと思います。

ずいぶん時間が経ってしまいましたが、先月末の東京遠征の土産話がもう一つあるので今更ながら書きます。

物語の始まりは10月に流れて来たこんなFAX。

寸法と形指定のオーダーでした。
完成してお送りしたのが11月16日。

数日後、21日やったかなぁ、そのお客様からお手紙が届きました。

「旧芝離宮恩賜庭園ではただいま雪吊りの作業に入っております。東京にお出かけの際はぜひお立ち寄りください。」
庭園のパンフレットと入場チケットとともに。ここの管理をされてる庭師さんながやね。

すごいタイミング。その週末が東京遠征。
「うわ!ちょうど東京行くやん。見に行こう。」

で、25日に東京へ行き、自由が丘で販売。

その場所に気になるお客さまがいました。うちの品を見るお客様のほとんどは包丁を見てくれます。普通は包丁から。使う人、必要としている人が多いのはやっぱり包丁。
そんな中、鋏をじっくり見てくれる方が。
じっくり見て植木鋏を手に持ってくれたり。

声をかけました。
「庭師さんですか?」
「はい。この前鋏を送っていただいた〇〇です。」

あ、チケットの人!
うれしいよねぇ。

「明日、庭園を見に行きます!」
「受付で声掛けてくれたらご案内しますよ。」って。

鋏買ってくれて、庭園のチケット送ってくれて、さらに販売する自由が丘まで来てくれました。東京でうちの鋏を使ってくれてる方に会えました。
「すごいタイミング!」って思ったお手紙でしたが、こちらの東京遠征もリサーチの上チケットを送ってくれた模様。本当にありがとうございます。

で、翌月曜日、旧芝離宮恩賜庭園へ。

言われた通り受付でお名前を言うと出て来てくれて庭園を一周ご案内いただきました。
管理する方のご案内付きの贅沢庭園見学。


あ、東京タワー。

高層ビルが立ち並び電車や新幹線がすぐそばを走り抜ける場所にある庭園。江戸時代4代将軍家綱さんの時代が起源の庭園。いい場所でした。こういう場所をいいと思えるくらいに年齢は重ねて来たね。

一周のご案内が終わる頃、また別の管理されてる方が現れました。

「△△です。」

あ!この方もうちのお客さま。ご挨拶。

東京浜松町駅降りてすぐの旧芝離宮恩賜庭園にはうちの鋏を使ってくれている庭師さんが2人います。

ホームページから通販で買ってくれたお客様2人にお会い出来ました。同じ場所で。
少し3人でお話して鋏のご感想も聞けました。

ありがたいことに日本のあちこちからご注文いただいてあちこちにお送りしてきてますが、出張先でそのお客さまに会える。しかもご招待いただいて、うちの鋏が管理に使われている歴史ある庭園で。なかなかすごい経験でした。

うれしかったです。
またしっかり作りたいと思います。

もみあげを英語でサイドバーンズ(Sideburns)と言います。大学時代に知りました。

23日の祝日に地元のイベント『Kamiフェスティバル』があってそのために一生懸命商品を作ったり、イベント当日は実行委員長としてラジオでイベント内容の告知をして「なかなかしゃべれるね、俺。」って悦に入ったり、その翌日は地元伊野商業高校に出向いて高校生の前で仕事や町の活性化についてお話して「人に話して伝えるってちょー難しい。」って実感したり。
怒涛の月末を走って来ました。

その締めくくりに25日から東京へ出張販売。自由が丘での仁淀川物産展。
2年連続2度目の『読書空間みかも』

初日は会場を管理されてる方が1つ買ってくれただけの売上。「んー、この売上じゃあ来年来るのは厳しいかも。」って思ってましたが、2日目はなんやかやぼちぼち売れました。良かったです。もちろん経費をペイ出来るか考えるとそれは厳しいけれど、東京へ戦いに来る意義。あるがよね。

今年は特にすごいことが起こりました。

遡ること今年の5月。大学の同級生が松山から仕事で高知に来て「暇なら飲みに行こうぜ。」って連絡もらってめちゃくちゃ久しぶりに会う。その時に大学時代に遊んでたみんなのLINEグループに入れてもらう。大学時代の麻雀コミュニティ。ほぼほぼ後輩。メンツの男の子たちと、その友達の女の子たち。卒業後2000年には高松で会ったので(大学は高松でした)17年振りの繋がり。懐かしい。

その後8月に高松で販売する機会があったのでLINEに投げたら女の子が1人会いに来てくれて、鋏を買ってくれる。
もう1人東京の女の子が鋏の注文をくれて送る。この子が自由が丘でお菓子屋さんをしていることを知る。

「去年自由が丘へ売りに行ったよー。」
「どこで?」
「読書空間みかもってとこ。」
「え!歩いて3分よー。」
「今年も行くき連絡するね。」

で、最終日会いに来てくれて再会。変わってない。包丁を買ってくれる。

ドットとストライプを見て
「katakana(カタカナ)さんとかで売ったらいいのに。」

katakanaさんはfacebookで見て「素敵なお店や。見に行ってみよう。」と思っていたお店。
こんなとこ↓
http://katakana-net.com/
『日本のカッコイイを集めたお土産屋さん』

「こういうとこに並んだら最高やね」ってお店です。

「お知り合い?」
「うん。お店の斜め向かいやもん。」
「うわー、紹介しちょいてー。」
「わかった!」
名刺とチラシを渡してお別れする。

実現したらいいなー、って思ってたら
「連れて来ちゃった。」って代表の方を連れて再び来てくれる。商品も見てもらえてカタカナさんが言ってくれました。

「帰りにお店に寄れますか?」
「はい!気になってたのでもともと行くつもりでした!」

で、物産展終了。katakanaさんに立ち寄る。

「ここにイベントスペースがあるので売りに来ませんか?」
「おー、是非!日程決めましょう!」

行くこと決定。行く日も決定。
来年3月30日(金)31(土)4月1日(日)の3日間。
ここはスペースもあるので砥石も持って行きます。
昨日の様子。鳥取のお野菜が売られてました。素敵でしょ。

高知の鍛冶屋が自由が丘で包丁を研ぐ。
しかもfacebookで眺めて気になっていた『日本のカッコイイを集めたお土産屋さん』のガレージで。

ここまでうまくいくもんかね。

ペーパーラボさんに誘われて自由が丘に売りに来たこと。春に大学時代の友達に誘われて飲みに行ったこと。東京に行くことをLINEグループでお知らせしたこと。

どこかひとつ、自分で止めてたら生まれてない今の状況。

それから自由が丘でお菓子屋さんを経営している女の子が大学の後輩であること。これが実は一番すごいがやけど。


『BROOM’S』
自由が丘だけじゃなくこの度表参道にもお店が出来るらしい。表参道って何かよくわからんけど、すごい場所に進出しようとしていることは僕にもわかる。
そんな世界にかすかに引っかかることが出来た今回の旅。

本当に思います。
「すごいことが起こるねぇ。」

3月が楽しみです。

あ、東京に行く機会あれば自由が丘の『BROOM’S』是非お立ち寄りください。
素敵でかわいいお菓子屋さんです。

やっぱり熱いね、日本シリーズ。勝手に桑原さんに思い入れしてベイスターズを応援してます。

2年前に受け入れた研修生の研修期間が終わりました。2年なんてあっという間です。
始まった時の記事→『研修生受け入れ

2年間真面目に学び働いてくれました。後継者育成の補助金を出してくれた土佐刃物の組合から出された卒業の課題(包丁の割込み鍛造)もクリア。とりあえず2年間で刃物を作ることは出来るようになりました。
もちろん他の工程や研ぎ直しや柄付けなんかも任せられるところはたくさんあって。

だけど、研修期間終了でいったん鍛冶屋を離れることになりました。

上にリンクを貼った2年前の記事を読むと恥ずかしい限りです。こんな偉そうなこと書いたのにこの結果。反省。

ま、これで彼の鍛冶屋人生が終わるわけでもなく、2年間の積み重ねが消えて無くなるわけでもないので、彼の未来に期待です。

それからここには書いてなかったけど、今年の4月から2人目の研修生を受け入れてます。鍛冶屋になりたい46歳女性。福岡から移住。なかなか特殊でしょ。
今回の経験も踏まえてこの弟子をしっかり鍛冶屋に育てんと。頑張ります。

とりあえず、俄然戦力になってきていた弟子に頼ってた仕事がかなりの部分あるのでそれをうまく調整せんといかん。僕は1人戦力が減ったからってペースを変えられないタイプなのであんまり影響はないけれど、親父さんはその分まであっさり背負うタイプなのは間違いない。そこをしっかりセーブさせんとしんどいきね、75歳。

どっかから鍛冶屋志望の若者現れんかなぁ。
出来ればどこかで2年くらい修行した即戦力。

あわてずゆっくり待つことにします。

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