お当屋組

11月23日(日)に椙本神社(大国さま)秋の大祭が開催されました。

大国さまから徒歩20秒の家に引っ越したのが9年前。
その前からずっと毎年11月23日は商店街でイベント出店してました。イベントに出店するだけでは飽き足らず『Kamiフェスティバル』の実行委員長までやってます。
商店街でイベントをするのに「大国さまの秋の大祭には町内外からたくさんの人が来てます。是非、その集客の力に乗っかりましょう。」というコンセプトが始まりの『Kamiフェスティバル』です。

 

そんな形でずっとお世話になってきて、いつの間にかすぐご近所に住み着いて暮らして来ましたが、今年は関わり方が違ってました。

 

自分が住む大国町が今年は秋の大祭の「お当屋組」だそうで。
町を12分割して、それぞれの地区がお祭りの準備運営をする当番が12年に一度回ってくる仕組みになってます。
引っ越して9年、初めてのお当屋組に当たる年。

 

実行委員の一員に選んでいただきました。
5月から会に出席して、7月の会はすっかり忘れて仕事してました。ごめんなさい。
10月11月は集まる回数もじわじわ増えて。

 

お当家さんと総代さんと区長さん、それぞれのご家族の大変な準備っぷりと仕事量を、ただただ「すごい!」と思って、出来る限りのお手伝い。

 

はさみ屋はお弁当発注係しかしてないけれど。

 

前日の土曜はさすがに仕事サボって朝からお手伝いに行きました。
椙本神社の奥の奥に隠された重要文化財『八角形漆塗神輿』を慎重に慎重に出して来たり、レプリカのお神輿に飾り付けしたり、榊の木を台車に突っ込んでぐるぐる巻きにしたり。

 

土曜の夕方18時からはスーツとネクタイで宵祭り。神事と直会のあと太鼓を叩きながら町を歩いて来年のお当屋さんのところへ引き継ぎに行きました。
大祭前夜に引き継ぎを終わらせるという効率の良さに感嘆。

 

当日は朝から仁淀川の堤防に上がりお旅所の設営。
設営終わってお弁当をいただいて、神事があって、いよいよおなばれスタート。
子供神輿を先頭に天狗に獅子舞、稚児行列に太鼓に弓に鳥毛や太刀箱を担いだ人たち。一番後ろから八角神輿。

 

はさみ屋に与えられた役目は「御神幸係(ごしんこうがかり)」
作業内容は御神幸をととのえる。

法被を着て緑と赤の旗を持ち、後ろが遅れたら赤い旗で前を止め、後ろが追いついたら緑でゴーサイン。そんな楽しい役割でした。

 

長い長いおなばれがお旅所にたどり着き、神事があって、子供たちの舞と獅子舞の奉納。
榊を奪い合って餅を奪い合ってから帰り道の御神幸。

 

いつもは商店街で刃物を売ってるのでお旅所でのそんな行事も初めて見ました。

 

楽しかったー。

微力ながらもお当屋組として初めて関わる秋の大祭の全てが新鮮でわくわくしました。

 

ご近所のみなさんと力を合わせて準備して本番当日の運営をして今年の大祭を無事終えて。
ご近所さんと仲良くなれた気がしてます。
大国さまとも仲良くなれた気がしてます。
(片想いかもしれません。)

 

本当に、お当屋さん、総代さん、区長さん、大国町のみなさん、長い間の準備、当日の運営、お疲れさまでした。
(何より表に出ない奥さま方の裏方のお仕事量と献身的なお世話に感動でした!)

 

みなさんの大国さまや町への想いと真摯な姿勢を見習って、明日からもがんばって行こうと思います。

 

またやりましょう!
12年後か!
次はもっとがっつりお手伝いしたいと思ったし、もっと上手に出来る気がしゆうのに12年後かー!

 

 

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