海外展開

「御社のホームページがGoogle検索の上位に来るための文章をAIに書かせますので、御社のブログに貼り付けてください。通常は3万円ですが効果検証のためのフィードバックいただければ無料です。」って営業電話がありました。

「そんなことしたらうちのブランディングが壊れてしまうので出来ません。」て断りました。
麻雀したとか馬券がはずれたとかの文章を僕が書くことが自社のブランディングだと信じてるはさみ屋です。

 

海外展開が止まらないので書きます。

①アメリカから観光で日本に来てる方から
「来週の月曜から水曜、長崎の〇〇というホテルに泊まります。そこに鋏を送ってもらうことは出来ますか?」
インスタのDMでやり取りして無事受け渡し成功。お母さまへのプレゼントだそうです。

②フランス人の4人家族がご来店
息子さんが料理好きだそうで、キッチンナイフを買いに来てくれました。工場見学もしてもらって万能包丁お買い上げ。料理好きな金髪の美少年に話しかけてみました。

「はう おーるど?」
「Twelve.」

12歳で和包丁、しぶい!

 

③アメリカ在住、香川県出身の女性の植木屋さんがご来店。
「気になってて、香川に里帰りしてて、高知に来るついでに寄ってみました。」
そしたら一緒に来てくれてたお友達が
「ついでじゃないやん。完全にここが目的地。」

はさみ屋目指して来てくれました。うれしい。
植木鋏ご購入。うれしい。

アメリカで植木屋さんしゆう香川出身の女性。情報量多いよね。

 

 

④ニューヨークの日本人の方からメールでご注文
「ニューヨークでフローリストしてます。鋏を送ることは出来ますか?」
ここでフランスやカナダや香港に送った経験が活きます。
「EMS(郵便局)でお送り出来ます。」

フローリストナイフのオーダーももらえそうで、現在やり取り継続中です。

 

 

世界に旅立つよね。

 

 

他にも「海外向けECサイトをしてます。御社の鋏を扱わせていただけませんか?」というメールが届いたり、「東京合羽橋で刃物販売店してます。卸してもらえませんか?お客さんの7割は外国人です。」という会社さんは3人でわざわざ高知まで来られてました。

これはどちらもお断りしました。作れんがよ。そんなにいっぱい作れんが。

生産力があれば日本の刃物はどんどん売れる時代が来ました。
その生産力がないので、今まで通り、一対一を重視していきたいと思います。
直接使い手さんとのやり取り楽しいし。

 

やり取りする相手が外国の方になったり、やり取りするツールがインスタ経由になったり。これも楽しい。

 

Google検索の上位表示って必要ない気がしてきました。
翻訳はAIに頼りながら、がんばろうと思う七夕です。

 

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