鍛冶屋日記

月別: 2010年6月

今度の日曜日に試合があるのでメンバーに出欠確認のメールを送りました。

昨日1日で8人返信があって7人来れる。自分入れたらもう8人。返事待ち5人。足りそう。むしろあまりそう。

すごい出席率です。
めずらしい。
新入部員2人の存在も絶大。
人数集めに苦労することなく試合を迎えられそうです。

なので日曜日は雨で中止だと思います。

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青い服着た皆様へ

りんくん眠ってしまいました。

きちんと青の7番のユニフォームを着て、遊んでたマインスイーパもやめて、コーヒー牛乳でカフェインも摂取して臨みましたが、残念ながら開始10分でした。

なにぶん10歳です。五年生です。

中1のお兄ちゃんは最後まで見ることができました。ゴールの興奮も勝利の感動もエトーの恐怖も体感することができました。

りんくんにもLIVEで歓喜の瞬間を経験させてあげたい。

一度チャンスをもらっておいて贅沢言ってます。相手関係なども重々理解しているつもりです。が、もう一度。

土曜日はよい時間だと聞いています。

よろしくお願いします。

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「僕が総理大臣だったら」

…どうしよう。

また考えちょきます。

りんくん宿毛へ遠征のため涼太くんとお留守番。

息子と二人きりでワールドカップ観戦という甘美な夢を叶えようと挑んだ「アルゼンチンvs.ナイジェリア」。

開始10分で二人とも眠りに落ちてました。

真夜中に目覚めて一人「イングランドvs.アメリカ」を見る親父。

今朝目覚めてから録画した同じカードを見る息子。親父はまだ夢の中…。

夢が夢の邪魔をします。

月曜日は起きていられますように…。

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あ、始まっちゅう。ワールドカップ。

前回書いたお姉ちゃんのブログを見てはさみ屋を知ってくれた方から包丁のご注文をいただきました。ありがとうございます。

あのねぇ、なんだか感じたことのないプレッシャーを感じております。らしくない。

あんなにかっこよく紹介してもらって、それを読んでくれた方から欲しいと思ってもらえる。もちろん幸せ。

ベテランでも名人でも何でもない丁寧さだけが売りのひよこな鍛冶屋が一人でこだわって自分ができる目一杯の包丁作って、たまたまめぐりあって選んでくれた方を「おー、切れる!」って驚かせちゃろうと思って仕事しよった。

けんど今度はお姉ちゃんの紹介によって「良いものながやろうなぁ。」と思って選んでもらう。

プレッシャーってこれか。

もちろん今までもそう思って買ってくれた方もいっぱいおるがやろうけどね。
なんかちがうがよね。ひしひし音がする感じ。

まぁ、自分の力以上のことはできませんので今まで通りしっかり丁寧に作ります。

これクリアしたら2ミリくらいは成長できるような気がします。

うん、楽しもう。

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キレイなあじさいが大親友のお姉ちゃんを連れて来てくれました。

1年4ヶ月振りの再会です。そん時の模様はこちら

またまたブログではさみ屋を紹介してくれてます。
見てみてー

そのお姉ちゃんのブログに少し前に芍薬(シャクヤク)の写真が載ってました。芍薬ってふわぁって咲くがやー。それ見て思い出したことを書いてみます。

こんな言葉知っちゅう?

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

美しい女性を表す言葉だそうです。言ってみればお姉ちゃんみたいな人のこと。

…ゴマすってみた。

これからインスパイアされたフレーズを高校時代に英語の先生に教えてもらいました。

「立てばパチンコ、座れば麻雀、歩く姿は馬券買い」

正しい…、いや正しくはない。
正しくはないけれど素敵な男子大学生の姿を表してます。

目押しもツモピンも、サラブレッドの存在すら知らなかった16、17のバスケ少年の心にものすごく焼き付いてる言葉です。

きっと同じ教室で同じ話を聞いてても覚えちゅう人はおらんと思います。

あこがれやったがやろか。たぶんそんな感覚でした。後にそんな大学生生活を送れたような気がします。
素敵な言葉だと今でも思います。

芍薬からアホな話になりました。

うちの鋏や包丁をめっちゃきれいに写真撮ってくれて、素敵な紹介記事を書いてくれたお姉ちゃんへのアンサー記事がこんなになってしまいました。ごめんなさい。

前半でゴマすっちょってよかったと心から思います。

お姉ちゃんへ

素敵な記事をありがとうございます。えーと、また会える日を楽しみに。今度は必ず包丁を持って帰って来てください。またびっくりするばぁ切れるようにしちゃおきね。

皆様、『kirakira紡ぐ』も読んでみてください。
きっといい気分になれるはず。

使わないものは捨てる。玄関に車輪のあるもの置いちゃダメ。金運にはパキラ。

風水とか気にしてみようかなぁ。
うん、またガラじゃないこと言いました。

「おんしゃあ仕事しゆうかや。」って声が聞こえてきそうなのでちょっと仕事のこと書きます。はさみ屋は鋏作ってますが今回は剣鉈の話。いわゆる狩猟用ナイフです。

ナイフの柄をカシューで塗ってカッコ良くしましたってことは以前書きました。これ。

初めて塗ったのはもう1年以上前です。
こんなの並べてるとナイフ好きのお客さんが教えてくれます。
「お、がんばって塗っちゅうにゃあ。あしゃあ柄に『とといと』っていう糸巻いちゅうぜよ。やってみいや。今度持ってきちゃらあ。」

わざわざ買って来てくれました。巻き方も教えてくれました。本当にありがたいことです。

やってみました。

カッコ良くなりました。

こういう技は本当にお客さんの方がよく知ってます。素直に聞くべし。

次は糸巻いてからカシューを塗っちゃろうと企んでます。
これは応用編。切り出しナイフにも巻いてみました。

あのおんちゃんが今度寄ってくれた時何て言ってくれるかなぁ。

楽しみです。

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広島より無事帰還。

りかちゃん(奥さん)としげるっち(友達)にお好み焼きを買ってきてって言われちょったけどお好み焼きは買ってきませんでした。

家にはお好みソースと焼きそばソース。スパイシーって書いちゅうやつ。それと「いかてんかす」。これで広島風ができるはずです。

しげるっちはカープファンなのでお好み焼きやめてカープグッズにしました。マツダスタジアムのグッズショップで買いました。新居に飾ってもらおうと思います。ネタバレになる可能性があるので現時点での発表はひかえさせていただきます。

かわりに自分へのおみやげを発表。これも球場のショップで買いました。鯉のTシャツ。
なかなかかっこえいろ。

野球。すごい。楽しかったです。

試合というよりスタジアムを楽しんできました。

外野の砂かぶり席というチケットを用意してもらってたのですが試合中ずっと球場内を一人でうろうろ。スタンドをぐるぐる2周半しました。いろんな場所で立ち見して移動して立ち見して。歩きながら「うわー。うわー。」って一人でにやけてました。楽しい。

カープとともに生きてきたにちがいないおっちゃん。これから生きていくことになるであろう東出の背番号を背負ったちびっこ。衣笠のユニフォームを着たお父さん。カープに恋してるとしか思えない階段の踊り場で立ちっぱなしで「そよぎー!」とか「あまやー!」とか声を出し続けるべっぴんさん二人組。

こんなに情熱的に応援できるチームが自分の町にあったら幸せだろうなぁ、って思いました。

左中間のスタンドにいる時に広島の広瀬選手のホームランが近くに飛んできました。
大量にリードされていたカープファンが一番湧いた瞬間。

ホームランボールを拾った兄ちゃんがカープファンに囲まれます。

「触らせてー!」
「写真撮らせてー!」

僕も触らせてもらいました。
不意に広島ファンのヒーローになったその兄ちゃんは
「どうぞどうぞ。けど僕ホークスファンなんですよー。」
見ればわかります。ソフトバンクのユニフォーム姿でしたから。背番号は城島でしたから。
彼にとっては和田が打たれたホームランボールです。それはそれで大事やもんね。

本当にきれいなスタジアムと市民に愛されてるチームを満喫しました。
勝ち試合が見れればもっとよかったけんどね。

試合に負けて「土日の勝率ほんとにわるいなあ。」ってあきれたように話しながら帰る兄ちゃん達をうらやましいにゃあと思いながら球場をあとにしました。

あー、楽しかった。

明日から旅に出ます。

商工会青年部の研修旅行で一泊二日で広島へ。なので日曜日の町内会の一斉清掃はさぼります。草刈りさぼって野球観てきます。カープvs.ホークス。何より新しいマツダスタジアム、楽しみです。それからマエケン見たい。一昨日投げちゅう。けんど見たい。

最近の高知新聞に
「土佐人は龍馬さんを呼び捨てにする」

って言う投稿がありました。その人によると薩摩の人は西郷さんを決して呼び捨てにはしない。西郷先生とか西郷どんって尊敬を込めて呼ぶそうです。だから土佐の人が地元のヒーローを呼び捨てにするのが不思議だと。さん付けで呼ぶべきやと。

確かに高知の人は「龍馬、龍馬」って呼ぶねぇ。親しみの表現かもしれんけど。

それを読んだお母さんがりんくんに聞きました。
「龍馬がよー、呼び捨てにされゆうがぁどう思う?」

りんくんの答え。

「龍馬は『そんなちっちゃいこと気にしなや』って言うろ。」

うん、きっとそうや。

でっかいにゃあ、どっちも。

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いの町民祭の振興会というのに出てきました。

実行委員会よりも上のランクの会です。会長はいの町長。他にも議員さんやら商工会やら消防やらのお偉いさんがずらりと座ってました。実行委員長なんてぺーぺーです。

その会で警察のある方が言いました。
「あの階段は通行止めにできませんか。」
言ってみれば堤防へ上がるメインの道です。確かに傾斜は急です。利用者も多い。危ないっちゃあ危ない。

「このご時世です。何かあってからでは遅いですよ。」

県外の事例なども示しながら雑踏警備の難しさを説明してくれました。
おっしゃる通り。

けどあそこ通れんかったらお客さんは不便だろうなぁって思いながら聞きました。ちょっとモヤモヤ。

また別の警察の方が言いました。

「この道路は当日駐車可にしてますがそれも考えていただきたい。このご時世ですので。」

完全に違和感。ご時世って何よ。

モヤモヤしたので一言言って来ました。

「それなんか問題ありますか?」

今日の会での実行委員長の発言はこれだけでした。

安全性はもちろん大事。責任も大きい。事故はあってはならない。

けんど危ないので通行禁止、駐車禁止、そうするのがあたりまえって言い方が気になりました。
使いながら安全にするにはどうすればいいか考えた?禁止にするならそれを賄う他の方法考えた?

安全性を重視するなら通れんようにすればいい。入れんようにすればいい。そりゃまちがいない。
極論、お祭りせんかったら事故は起きません。

でも、たくさんの人にきれいな花火を見に来てもらって、この道を使ってもらうにはどうすれば安全か、危ない階段やけど安全に使えるようにするにはどうすればいいか、ってことを考えるのがプロなんじゃないかなぁ。この会がある意義なんじゃないろうか。

会が終わってもすっきりしません。警備責任者としてあの人の意見は真っ当やのになんでこんなにモヤモヤするがやろって。
結局は、これは禁止にするけれどそれを埋めるために代わりにこうしましょう、って意見を持ってきて欲しかったがや、と思いました。お祭りをつくる側、お客さんの立場に立った意見が見えんかった。だから責任逃れのように聞こえた。それに反論できんかった自分にもモヤモヤしたがやね。

「公は何か起きんと動かんもんね。」みたいなことも言うやつが初めて出席した会で思ったことでした。

さぁ、どんな結論が出るかなあ。

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