鍛冶屋日記

カテゴリー: 鍛冶屋日記

作ったものをお客さまに売るのが作品、お客さまが欲しいものを作るのが商品。
押し付けではなくお客さまが求めるモノを作り、お客さまが求める仕事をするように心がけてるはさみ屋です。

 

 

始まりはインスタのDMでした。

「メルカリで笹岡さんの鋏を購入したのですが、調整してもらえますか?」

なかなか衝撃的なメッセージ。

メルカリで!
うちの鋏を買って!
そしてメンテナンスのご依頼!
インスタのDMで!
時代!

複雑な心境をお分かりいただけますでしょうか。

 

 

メルカリでうちの鋏が売られてるさびしさ。
(買ったけれど気に入ってもらえなかったのかー、というさびしさとむなしさとふがいなさ)

メルカリで買った笹岡鋏製作所が作った中古の鋏のメンテナンスを笹岡鋏製作所に頼むのか。

いや、買った人はわるくない。
売った人もわるくない。

中古車屋さんで買った車をメーカーに修理に出す。全然あり得る。

作り手が勝手にひとりで複雑な想いを抱えただけのことです。

「メルカリ・笹岡鋏製作所」で検索かけると結構売られてました。4件も。しかも完売御礼。

二次流通しまくり。リユース市場活況です。
名前を彫った鋏が売られてたりして。

どの方がメルカリに出したのかまでわかったりして。

そしてそれが違う名前の誰かに買われていたりして。

複雑極まりない。

 

 

気を取り直してDMに返信します。
いつもの研ぎ直しのご依頼への返信と全く同じように。平静を装って。

 

お値段、納期、何度かやり取りして鋏が届く。
いつも通りにしっかり研ぎ直してお送りする。
これがお客さまが求める仕事なのだから。

 

ご感想が届きました。

もうモヤモヤはありません。
晴れてうちのお客さまです。

 

この時代、いろんなルートでお客さまが生まれるね。
ただ、次は次こそは当工房のホームページからご購入いただけますように、と願います。

 

 

まぁ、二次流通が発生してるのもハイブランドみたいでカッコいいかも。
お決まりのポジティブ変換で素敵エピソードに書き換えです。

 

 

日本ダービー獲りました。
初めての的中です。会心の一撃。
初めてダービーに挑戦したのが1995年。その後は何年も馬券購入機会がない年もありました。それでも2016年からは毎年戦って毎年散って。
初めてのチャレンジから30年経ってようやくダービージョッキーになった気分です。ゴール前はテレビの前で叫びました。「ダノンデサイル」
これに満足することなく安田記念に向かいたいと思います。

 

 

コロナのために中断していたソフトボールのリーグ戦が3年振りに再開。日曜日に試合して来ました。
長い長い中断期間中にチームの解散も自身の引退も考えたけれど、次の世代の「続けたい」に応えなくちゃと思ってチームは存続。バニーアイズ。

人数足らんのが何より辛いってことを一番知ってるので、「走れんでも下手でもその日その場に存在することが大切」と思って現役続行。
人数不足と25年戦ってきた実績は誰にも負けません。

飛んできたサードゴロは4つ。1つしかアウトに出来んかったけど、やっぱり楽しかったです。

49歳から52歳の3年間、全く動いてなかったので、どうなることかと思ってましたが、どこかの腱を切ることもなく想定内の筋肉痛で済んでます。
来月からも試合があるのでちょっとトレーニングせんとね。

 

 

2001年のダービーの日も城西公園でソフトボールの試合してたなぁ。29歳の時かー。

当時ネットで馬券を買うことが出来たチームメイトに「クロフネ」の単勝を5000円買ってもらったなぁ。
バニーアイズとダービーが重なってそんなことも思い出しました。

今調べてみるとクロフネは武豊ジョッキーを背に2番人気、単勝3倍で5着。

クロフネ・ジャンポケ・アグネスタキオンの世代から23年経って、自分が走るスピードや可処分所得における5000円の重みも変化したけれど、やってることが変わってない。自慢です。

 

30年経っても豊さんは変わることなくまだ騎手やりゆうし、典さんは56歳でダービーを勝った。

はさみ屋もまだまだ変わることなく遊びたいし、そのためにがんばって働きたいと思います。

 

 

「出席します!」って自信満々に連絡していたワークショップの予定をすっかり忘れて、夢中で仕事してました。今日のことです。
仁淀ブルー観光協議会様、さぼってしまってごめんなさい。
予定をすっかり、ほんとにすっかり忘れることが時々あるはさみ屋です。

 

 

最近「工場にお伺いしていいですか?」ってメールが続いたので書いておきます。

 

笹岡鋏製作所は工場にお店を併設してます。
製造の作業しながらご来店のお客さまの対応もします。
文字通りの「土佐打刃物・製造・販売」です。

だからこんなメールいただくとちょっと申し訳なくなります。

メール①
植木鋏を購入したくご連絡いたしました。
在庫があり、ご迷惑でなければ製作所にお伺いし購入することは可能でしょうか。
時間は笹岡さまのご都合にあわせて前後したり、火を扱うお仕事ですので作業のきりのいいところまで現場で待つなどしても構いません。
急なお願いになってしまったので、また日をあらためて、またはサイトからの購入でも構いません。よろしくお願いいたします。

 

ほんとにご迷惑なんてなくて、お気軽にご来店ください!
この方は県外からだったので予定を伝えられてよかったけれど。

 

 

メール②
キャンプで使えるオールラウンダーなナイフを探しています。
道の駅くらうどでガラスのショーケースに入っているナイフをみたところ、笹岡鋏製作所様のものとのことでした。同様のサイズで薪にさせるものがあればと思っています。キャンプ初心者ですが…。
この依頼がかなえば取りに行きます。

 

「取りに来られる距離ならオーダーのご要望を伝えに来てくれませんか?」ってお返事しました。
作る前に直接お話した方がいいよね。遠いならメールのやり取りで仕方ないけれど。
すぐにきてくれて無事解決。

 

 

メール③
突然のメール失礼します。
以前から和包丁に興味があり、子供たちにも日本文化の結晶を見せたいという思いもあり個別に工場見学などできないものかと思いメールさせていただきました。
もし可能であれば、学校の子供達なども興味のある子供達にみせてあげたいと思っているのですが、見学等は可能でしょうか?

 

はいはーい!工場見学も大歓迎。
隠すことなんか何もない。

「いつ来てもらっても工場も作業も見ていただけます。予定教えてくれれば見せる作業も少し準備出来るかもしれません。」って返信しました。

 

 

みなさん、申し訳ないくらいとても丁寧にご連絡をくれます。

「ものづくりの工場ってヨソモノは立ち入り禁止?」

「職人さんの仕事の邪魔したら申し訳ない」

「突然行ったりしたら職人さん機嫌悪くなるんじゃない?」

もしかしたらこんなイメージがかるのかも。
職人=ガンコ親父のイメージ。

 

全くそんなことはないよー。

工場見たいなら言ってください。いつでも見てもらえます。

 

ご来店の先に「お買い上げ」があったり「研ぎ直しのご依頼」や「特注のオーダー」があったりするのです。それが仕事です。

 

ご来店を嫌がるどころか待ち構えてる節がある。手ぐすね引いて待ってます。

 

敷居が高いのなら下げなくちゃ。

 

月曜から土曜、朝9時から夕方6時まで、オープンしてます。作業してます。

言ってしまえば一年中「オープンファクトリー」です。

ご興味あるならふらっと寄ってください。

ご来店お待ちしてます!

 

 

 

どれだけ先の日程でもいいので麻雀の予定がないとがんばれないと思うほど包丁を研ぎました。

実際に「麻雀しようやー」っていつものメンツにお誘いのLINEを送る。

 

水曜のお昼から1日半で90丁。1日半て言っても木曜仕上がったのは22時でした。
学校や保育園の給食のためにがんばりました。

 

 

3月は忙しかったです。

なので、忙しかった自慢をします。

 

2月の終わりから3週続けて日曜日にイベント出店。
3月15日締め切りの確定申告。
22・23日は高松遠征「仁淀川物産展」
25・26・27日は晩に会があって全く残業出来ず。残業どころか15時に終わったり13時から会に出かけたり。

そこから2日まじめに働いてる隙に、あちこちの給食室から90丁の包丁が持ち込まれました。

その翌日30日からは、みにいちゃんの大学進学のため大阪への3泊4日の引っ越し旅。

入学式を終えて涙涙のお別れをして帰って来たのが4月2日。

3日に久しぶりに出勤したら30丁の締め切りが翌日。
翌々日が残り60丁の締め切りでした。

 

 

がんばった。
仁淀川町の給食センターにお渡しした納品書の日付けが
「令和5年になってます。書き直してもらえますか?」
って電話がかかってくるほどがんばりました。

 

 

いつの間にか新年度スタートです。

先週、息子りんくんから「○日に麻雀出来るー?」って電話もらって予定が入りました!

 

いいタイミングで電話してくるじゃん。

少し先やけど麻雀の予定が入ったので明日からもがんばれます!

あ、お誘いLINEしたいつもの仲間からはまだ「○日にやりましょー」の連絡がないので、ご連絡をお待ちしてます!

麻雀の予定なんていくつあってもいいもんね。

 

今月22日(金)23日(土)の2日間、高松遠征に行きます。
昨年7月に行ったばかりなのだけれど、いろんな事情があって2回目の『仁淀川物産展@コトマス兵庫町』開催です。
今度は岡山までご案内出してみようかと思っています。瀬戸大橋渡ってきてくれたりしたらすごいよね。まぁ、高知まで来るよりだいぶ近い。
高松駅すぐのとこなので、お近くの方は是非。

 

 

昨晩、ホームページに植木鋏のご注文がありました。

顧客リストを調べてみるとこの方「10年振り2度目」のご注文。

平成26年(2014年)に植木鋏をひとつ買ってくれていたお客さま。
10年経って違う種類の植木鋏をひとつご注文いただく。在庫あったので本日発送。東京まで。

 

「あー、久しぶりのご注文や!」と思ったあとに、じわじわうれしくなりました。

 

リピートしてくれる方はたくさんいて本当にありがたいのだけれど、これだけの長い時を経てリピーターさんになってくれるケースは稀で。

想像しました。
10年間あの時の鋏をずっと使ってくれよったがやろか。
それとも間で他のところのいろんな鋏を使ってきて、その上で笹岡鋏製作所の鋏に戻ってきてくれたのか。

 

妄想でしかないけど、どっちにしてもうれしいよね。

 

通販で買ってくれたお客さまリストがあって、過去の記録があるからこその幸せの噛み締め方です。

 

どこかではさみ屋を見つけてくれて初めてのご注文ももちろんうれしい。
実際に1回使ってもらった上で2度目のご注文をもらえるのも商品を認めてもらえた様でめちゃくちゃうれしい。
2度3度と続けて買ってくれるのも信頼を得られた気がして本当にうれしい。

 

つまり、道具を作ってお客さまに届ける仕事はいつでもうれしいってことです。

 

 

初めてのきっかけを作るようにこれからも動かんといかんし、2度目の機会を得るためにはきちんとしたモノを届けんとね。

 

がんばります。

 

 

お久しぶりにイベント告知。
今度の日曜日『ひなマルシェ』開催です。

  

2月25日(日)
10時〜16時
いの町商店街にて
大国さま「春の大祭』と同時開催です!

包丁研ぎ直しもします。
是非遊びに来てください!

 

 

 

2018年10月の日記『夢叶う』

この時買った夢のテーブルが壊れました。
買ってから5年半。
ボタンひとつで真ん中のサイコロ板がウィーンて上がってくれるはずなのに、全く動かなくなりました。

↓元気に動いてた頃の楽しい思い出。

麻雀してる途中で動かなくなって、その日はなんとか手積みで完走したのだけれど、みんなが帰る時に

 

「これが壊れて動かんなら、もう笹岡さん家に遊びに来る理由がないですね。」って言われてさびしかったです。

 

 

そんなさびしい人生は辛すぎるので、修理を依頼しなくちゃと思って、説明書を取り出して買ったところに電話しました。

「現在使われておりません。」

会社名で検索すると「倒産または廃業」という情報を見つけました。

 

しばらく途方に暮れてから「麻雀卓・修理」で検索。

いくつか出てきた中から徳島県の業者さんに連絡。近い方が良さそう。

 

「すみません。対応外の機種です。」

 

中身一緒じゃないのか。
はさみ屋は他社製品でも研ぎ直し致します。

 

再び検索。
同じ機種を販売している業者さんを発見。修理も対応されてます。

 

連絡してみると「修理承ります。症状を聞いた感じでは送料含めて3万円くらいで直せそうです。よろしければお送りください。」

 

東京まで全自動麻雀卓送ると送料だけで6,000円かかります。もちろん送りました。

 

「届きました。点検してみたところ5万円くらいになりそうですが、どうしましょう?」

 

3万言いよったのに。
どうしましょうとはどういうこと?
いくらかかろうが直さんとみんな遊びに来てくれんのに。

 

「この壊れたものを下取りさせていただいて同じ機種の新品を11万円で送ることが出来ます。」

 

そんなシステムがあるのか。
5万で修理か11万で新品お取り替えか。
5年半前には15万円で買いました。

 

「耐用年数としてはだいたい5年から7年なので今回直してもまたどこか壊れる可能性はあります。もちろんずっと使える可能性もありますが。」

 

 

「新品交換でお願いします。」

 

この全自動卓を買ってから、1日麻雀するたびにメンツのみなさんから場代を徴収してました。
1人500円。必ず3人遊びに来るので1,500円。
夜集合で朝までやっても1人500円。朝8時半から夕方6時までやっても1人500円で遊べます。

 

場代の推移
2018秋〜2019末/32,500
2020/21,000
2021/6,500
(回数激減・こんなとこにもコロナ禍の影響が)
2022/7,000
2023/10,500
(コロナ明けの傾向も窺えます)

 

みんなが納めてくれた77,500円の貯金があったので、今回は新品交換を選ぶことが出来ました。

 

場代の積み立てが最初に払った15万までたどり着いたあかつきには常連さんに「この先は場代無しでいいよ」って言おうと思っていたのにその日はだいぶ遠のきました。

 

今まで以上にペースを上げて遊びに来てもらいたいと思います。早くコロナ前の水準に戻さんと。

 

「すぐに代引で送ります。」って言いよったのにまだ届きません。明日問い合わせてみます。

 

 

もう一度告知。
今度の日曜日『ひなマルシェ』開催です。

2月25日(日)10時〜16時
いの町商店街にて
大国さま「春の大祭』と同時開催です!

是非遊びに来てください!

 

 

推しが不利だと言われる外枠に入っても、単勝を買う潔さは持ってるつもりのはさみ屋です。

 

 

行って来ました。滋賀県守山市。
中西園材さんという、造園・植木の資材屋さんが開催された「お客さま感謝祭」に出店。

出店のお声がけの経緯は前々回に書いたので省略。

 

よく売れました!
イベント出店の1日の売り上げとしては過去最高だと思います。

さすがに造園業者さんや植木屋さんの集まるイベント。はさみ屋には最適の場所でした。

 

「あ、これ2つちょーだい。」
「じゃあ、俺はこっちのこれ2つ。」

そんな感じで2.5万円の鋏が売れる場所があるとはね。

 

5時間1人ドライブしていった甲斐がありました。

仕事で使う道具やもんね。
いつものイベントとはやっぱり違います。

 

今回もせっかく滋賀に行くので、はさみ屋の通販お客さまリストから、滋賀・京都・奈良・大阪のお客さまにDMを発送。100通。

 

またまたたくさん会いに来てくれて、本当にうれしい限り。12人。
100通出して12人。充分。

 

奈良や大阪から「1時間半かかりました。」って方も何人もいたりして。

 

会いに来てくれて、また鋏買ってくれたり、奥さま用の包丁買ってくれたり、新たに特注をオーダーいただいたり、研ぎ直しを預かって帰って来たり。

お待たせしてましたが、この時お預かりしてきた研ぎ直し、ようやく本日、全て発送、包丁5丁に鋏が10丁。

 

前回書いた東京もそうですが、やっぱりね、メールでやり取りして商品送って実際に使ってもらってる遠くの植木職人さんと直接会える機会は本当に貴重です。

 

生の感想が聞けるし、ちょっとしたご指摘も新たなご要望も聞ける。

 

形や厚みや幅のご要望を直接お伝えいただいたご注文もたくさんもらって帰って来ました。作らんと!

 

あ、中西園材のみなさんも良い方ばかりで本当に気持ちよく仕事出来ました。たくさんのサポートとお心遣いありがとうございました。

「笹岡さんが呼んでくれたお客さまが植木を買ってくれました!」って聞いた時はうれしかったです。中西園材さんの売り上げに少しは貢献できました。また呼んでください。

 

 

関東と関西のお客さまに会う場所は作れました。
次は名古屋に行きたいです。
誰か呼んでくれんかなぁ。

 

東京、滋賀、2週連続の遠征で売り切れた商品いっぱいあるので、今年も最後までがんばって作ります。
忙しさって終わらんがやね。

 

 

 

「刃物まつりが終わったら切りに行く」って言ってからほぼ2ヶ月。今度の日曜日にようやく散髪に行けるだいぶロン毛のはさみ屋です。

6週連続イベント出店最後の滋賀遠征が終わったので、ようやく少し落ち着いてブログを書けてます。

 

先々週の東京遠征のご報告。
『仁淀川物産展』@世田谷区奥沢・読書空間みかも

今年もたくさん来てくれました。

今回も東京、神奈川、その他関東圏の常連さんに向けてご案内のお手紙を200通発送。

そのうち14人の方にご来場いただく。

 

ご案内出し初めて3年目にして
「ずっと来たかったんですけど今まで都合が合わなくて、今年ようやく来れました。」

 

そういう方もいらっしゃる。

 

毎年毎年関心のないお手紙が届いてもうっとうしいかも、と思って令和になる前のご注文一回だけで止まってるお客さまには今年は出さないでおきました。

もし、行ってみたいと思いながら単純に日程の都合が合わなくて来られなかった方はご連絡ください。
お知らせお手紙発送リストに入れておきます。

 

 

土日の二日間開催で、土曜は今までよりお客さまの数も売上もゆったりのんびりでした。

日曜日の午前中もほとんどご来場なくて暇してました。
「まぁ3年続いたしこんなもんかなぁ。」

お昼を食べに自由が丘の街に出て、昼間っから蕎麦屋でビール飲んでたら会場にいるペーパーラボさんからLINEが。

「笹岡くん、お客さん来たよ。」

「今、ソバ頼んだとこです。食べたらすぐに帰るのでお伝えください。」

 

 

そこからは怒涛の展開。

別々の場所から来られた植木屋さんが3人同時にご来場で、もうみんな一斉にお話ししたり。

そのうちおひとりが「これとこれとこれください。」3つで6万いくら買ってくれたり。
他のお二人からもオーダーメイドのご注文もらいました。作らんと!

 

高校の同級生が会いに来てくれたのに、植木屋さんの接客しててほとんどお話も出来ないままいなくなってたり。
(同級生のメーリングリストに「東京へ売りに行きます!高知を仁淀川を感じに来てね!」って発信してました。)

 

また別の同級生の女の子が3人連れ立って会いに来てくれて、包丁買ってくれたり研ぎ直しを預かったり。

 

CLS高知で出会った方が「笹岡さん場所書いてなかったですよ。笹岡さんの包丁欲しかったのでなんとか調べて来ました!」って僕の情報不足のfacebook発信から辿り着いてくれたり。メッセージもくれてたのに会うまで気づいてないはさみ屋です。

 

そんな風にいろんな人がいろんなとこからたくさん来てくれて、日曜の午後はなかなか忙しかったです。

 

 

それから関東圏のお客さまから研ぎ直しをお預かりする場所にもなってます。

 

3年前に同じ場所で買ってくれて毎年研ぎ直しを持って来てくれる方、3年前にネット通販で買ってくれて使い込んだ花鋏を差し入れのお菓子とともに持って来てくれたお花屋さん、などなど。

 

たくさん預かってきました。
鋏が6丁、包丁は8丁。

 

滋賀に行ったりしてたので、ようやく研ぎ直し完了で本日全て発送しました。
お待たせしました!


(包丁の注文いただいて「それが出来てからでいいですよ。」って言ってくれた方の植木鋏だけこちらに残ってます。包丁作らんと!)

研ぎ直しはだんだん増えていくよね。
帰りの方が荷物が多くなる日も来るかも。

 

そうやって遠くのお客さまとのつながりを保てていたり、作っていけたりしてるのがうれしいです。

 

また来年も行くつもりですので、よろしくお願いします!

 

次は滋賀遠征のレポート書きます。

 

 


会う人会う人に「刃物まつりどうでした?」って聞かれて、刃物まつり以来何の発信もしてないことに気づく。今年もよく売れました。

刃物まつりで「インスタ見てます。」ってお客さまが鋏を買ってくれました。
「イメージより話しやすくてよかったです。」って言われました。

「もっとかたい感じの職人さんかと。」
もう少しやわらかい文章を書きたいと思います。

 

 

仁淀ブルー体験博も今日で終わり。
無事6人の方に包丁の研ぎ方をお教えすることが出来ました。

需要ありそうなのでまたやりたいと思います。

 

休む間もなく怒涛のイベントラッシュに突入です。告知しなくちゃ。

12月には東京と滋賀にも参ります。全国ツアー。

つらつらと並べてみますね。お近くの方は是非。
明日から1ヶ月の予定です。

 

 

11月5日(日)
帯屋町・おかみさん市

11月12日(日)
グリーンパークほどの・ほのほの王国

11月18日(土)
日高小村神社・メシふぇすてぃばる

 

 

11月23日(木・祝)
いの町商店街・Kamiフェスティバル

 

12月2日(土)3日(日)
東京自由が丘 読書空間みかも・仁淀川物産展

 

12月10日(日)
滋賀県守山市 中西園材販売センター・中西園材お客様感謝祭

 

 

メシふぇすが土曜で、Kamiフェスが祝日でよかったと毎年思います。休める日曜が2回ある。
6週連続でイベント出店したら商品の在庫が空っぽになって、目覚めると有馬記念になっちゅうね。

 

最後の滋賀県、初めて行きます。

出店に至る経緯を書きます。

春に取材を受ける
→夏に雑誌『庭NIWA』に掲載される
→その本を見た滋賀県の「中西園材」の方が高知に来てくれる
→はさみ屋に寄って植木鋏を買ってくれる
→お客様感謝祭への出店依頼をいただく

 

植木屋さん造園屋さん向けの道具や資材を販売しているお店だそうです。

 

東京には年1で行けてますが、大阪とか名古屋とか広島とかにも行きたいなぁ、チャンスないかなぁ、と思ってたので願ってもないご提案でした。

関西方面の方、滋賀県守山市です。
距離感わかりませんが、高知に来るよりは近いはず。

東京もいくよ。
いの町商店街にも遊びに来てねー。

 

 

空っぽにならないようがんばって作ります!

 

 

仁淀ブルー体験博「自分の包丁を自分で研ぐ!包丁研ぎ方講習」ご予約完売しました。
マンツーマンで6枠あったのだけれど、受付開始2週間、本日6人目のご予約が入って満員御礼です。
自分で研いでみたい需要がこんなにあるなんて。やってみんとわからんもんやね。来年も同じことやってみようかと思います。需要が枯れるまで掘ってみてもいいなぁ。

 

 

少し前のことになりますが、雑誌に載っけていただきました。

雑誌「庭NIWA」

5月に取材を受けて7月発売。
植木屋さんや造園屋さんのための雑誌です。
その中の「庭道具考」という道具と職人紹介のコーナーに出していただきました。
はさみ屋のお客さまとばっちり重なる顧客層です。

「出てましたね。」って連絡くれた県外のお客さまも何人かいたりして。結構その世界では読まれてる雑誌のようで。

いつも思うけど、プロが写真撮ってプロが文章書いてくれるととっても素敵な仕事に見えてきます。
実際素敵な仕事であることは実感しているのだけれど。

ご紹介の文章に負けないようにまた明日からもがんばって仕事します!

機会あればのぞいてみてください。
雑誌「庭NIWA」2023秋号 No.252

よろしくお願いします!

 

2024年7月
« 6月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
最近の記事 最新コメント