鍛冶屋日記

カテゴリー: 鍛冶屋日記

土日は連チャン売り出しイベント。

土曜日はJR伊野駅で『いのえきマルシェ』
日曜日は帯屋町ほにやさん駐車場にて『四国の元気市』

土曜日、朝からひとつも売れないままのんびり土曜日を過ごした閉店間際、年配の女性がデザイン包丁の前で立ち止まる。
「新聞で見て記事を切り抜いて知り合いにお店の場所聞いてみたけどわからん言われて新聞も無くしてずっと気になっちょったら、こんなとこで出会えた。」

SANUKI no MEGUMI お買い上げ。 売上ゼロを覚悟した閉店間際のミラクル。40日前の新聞効果。

日曜日、お客様の流れを見て「今日も厳しい戦いになりそう」って思ってた午前中の早い時間。
若い女の子が寄ってきて
「あー、この包丁テレビで見たー。これ欲しかったがよね。買っていい?」
彼氏らしき男性に許可をもらってからご自分のお財布からお金を出す。

TOSA no DAICHI お買い上げ。6日前のテレビ効果。

すごいな、このドットとストライプ。
確実にいろんな人の心に残っちゅう。

そして、新聞やテレビを見てくれて心に残してくれちゅう人に出先のイベントで偶然出会うのも奇跡的。

同じいの町内でも探し出せんかったり、気にはなっていてもわざわざお店探して行くほどでもなかったり。それでも出会い頭にぶち当たるとあっさり15000円出してくれる女の子がいたり。

またなくなった。
頑張って作らんとね。

「テレビ出ちょったね。」っていっぱい声かけられていろんな人がたくさん見てくれてることを実感しました。

でも、それよりほにやさんにて
「ん?普段は大丸の前におるよね?」
って何人かに声かけられて『おかみさん市』に出続けて来た手応えを感じる。
こっちの方が本当の自分の評価みたいでよりうれしかたったりします。

ほとんどデザイン包丁しか売れてなくてこんな話ばかりになってますが、これは品揃えの問題。普段使いの万能包丁、全然並べられてません。

今週はお店の片付けほっぽって、しっかり作るつもりです。

今週末はいよいよ『職人ストリート』開催です。

TVの放送終わってホッとしました。
取材してもらう時は全然緊張したりしないのだけれど、今回は2日+半日2回の長い長い取材だったので、いっぱい撮られていっぱい訊かれていっぱいしゃべったので、結果それがどんな6分間に仕上がるのか想像が付かず、放送直前はめずらしく緊張してハラハラで家に帰りたくなりました。家で観よったがやけど。
カッコよく仕上がっててうれしかったです。

新聞でもテレビでも取材の度にたいてい訊かれる質問。

「どうして鍛冶屋さんになろうと思ったんですか?」

訊かれる度に考えます。
子供の頃から興味があった訳ではなく、モノづくりが好きだった訳でもない。手先が器用と言われたこともなければ、継げと言われたこともないし、継ぐ気なんてさらさらなかった。25歳まで。

幸いあまり苦労せずに勉強は出来たので大学行って遊んで遊んで、その時期が終わって仕事するってなった時に(一応他のところに就職はしたけれど)浮かんだのが「鍛冶屋さん」でした。

鍛冶屋さんというよりは「親父の仕事」でした。

仕事の中身は全然興味なくて見たこともなかったけれど、毎日毎日朝から晩まで工場からカンカン音が聞こえてて。油と鉄粉で真っ黒になりながらひとりきりで働きゆう姿。でも、それをすごいとか思ったこともなくてそれが当たり前の光景。

仕事がどう、じゃなくて親父の姿です。

「親父の背中」ってやつです。

親父の手元は見てません。

だから理由を聞かれると「親父がカッコよかったから。」しか出て来ない。それが正解ではないような気もするけれど、理由を付けるとすればそれしか出て来ません。

この仕事で稼いで僕らを育ててくれたお手本がいた。それを僕もやってみたい。出来るんじゃないか、という勘違い。
25歳の僕は言いました。お願いしました。

「鍛冶屋をやらせてください。」

「くれませんか?」やったかも。

それから20年近く経って目の前のお手本のようには全然出来てないし、仕事面でも親父のやってきた形とは全然違う方向に進んでますけど。

「親父がカッコよかったから。」

僕もいつかそう言われたいです。

今回のテレビ取材、2日間密着って書きましたが、その後『職人イドバタミーティング』と『おかみさん市』の様子まで撮影に来てくれました。
なので普段一緒に町でいろいろやってる仲間や帯屋町で通りかかった同級生達の映像も映るかもしれません。

どうして僕のところに取材に来てくれたのか、ディレクターさんが教えてくれました。

「笹岡さんがただ鋏を作る職人ですってだけなら来てません。笹岡さんを見つけて調べていく中で『職人イドバタミーティング』って何?って思ったから来てみたくなったんです。ブログ読んだらお仕事もすごく忙しそうなのになぜ地域の活動もやってるのか、って。」

このブログまで読んでくれて「この人忙しいって言いながら余計なこといっぱいやりゆうにゃあ。話聞きに行ってみよう。」ってことですね。

なぜやるのか考えてみる。
好きだから。
地域が好きってことより、そんなことやってる自分が好きだから。
町の活動に限らず、バニーアイズやら同窓会やら、あちこちいろんなところに居場所があるのだけれど、そこにいる人たちとの時間が好きだから。

参加するのが好きで、きちんと参加してたらだんだん役割とか役職が付いてきたりします。
役割が降りかかって来た時に考えるのは、やるのとやらんのと「どっちがカッコいいか」もうそれだけが基準。
誰かがやらんといかん時に誰かが手を上げるのを下向いて待つのと、最初に手を上げるのはどっちがカッコいいか。PTAの役員決める時と一緒です。

カッコいいと思う方を選んだら、大変な時もあるけれど、時々必ず充実の時や感動の一瞬が訪れます。
横から見て何の行動も起こすことなく批判や文句言うだけの人には絶対味わうことの出来ない感動が。

先週も一人仕事場でうれしくて泣きました。「あー、やり続けてきてよかったなぁ」って。やめられません。

だから誰かのためとか地域のためとかじゃなくて自分のため。自分が楽しむため、うれしくなるため、泣くため。

余計なことばっかりしゆうけれど、それがいろんなところで仕事に繋がったり。って言うより必ず仕事にも繋がる恵まれた職業。同窓会の幹事をやって、いくつ包丁が売れたかわかりません。ありがたいことです。生活に密着した道具を作りゆうラッキーさ。大工さんが同じことやっても家の注文なんていくつもないはず。ん?それでも一つがデカいから数は少なくてもいいのか。

そんな訳で工場にじっとしていられない鍛冶屋は、これからも余計なこともしっかりやっていきたいと思います。

それでテレビの取材が来てくれたりするがやき、本当にラッキー。

「大切なのは安請け合い」

テレビの取材を受けました。
放送は11月10日(月)午後6:10~
NHK『こうち情報いちばん』の
『しあわせじぶんいろ』ってコーナーです。お時間合えばご覧ください。

最近急にメディアに出ることが増えてます。
2月には四国旅マガジン『GajA』さん
10月初めに高知新聞さん
ほとんど同時にちょい役でミリカさん
来週はNHKさんで放送されて
12月にはJAさん発行のフリーマガジン『とさのうと』にもうちの鋏が登場します。

新聞に出てすぐに「かき氷機の刃は研げますか?」って問い合わせはありました。
「雑誌で見たので買いに来ました。」って岡山から植木鋏を買いに来てくれた方もいました。『GajA』効果。

それでもそんなにお客さんが増える訳ではありません。

メディアに出る意味ってきっと新規顧客獲得よりも、既存のお客さんの満足感アップの方が大事なんじゃないかなぁ。

新聞で僕を見て「あ、いつも研ぎを頼むはさみ屋さんや!」とか思ってもらうこと。「あ、この鍛冶屋さんの包丁使いゆう!」とか。常連さんに喜んでもらえるよね。
自分がよく行くお店がテレビとかで紹介されたらうれしいもんね。
それでまたご来店の時に「新聞出ちょったねぇ。見た見た!」って言ってもらえて。

あと友達もすごく喜んでくれます。
同級生のメーリングリストに「今朝の高新にはさみ屋さん出てます!」って流してくれたり、小学校時代の同級生の女の子が研ぎ直し持ってきて「新聞見た!雑誌も見たよ。頑張りゆうね!」って言ってくれたり。うれしいなぁ。

今回のテレビ取材は本当にお店の改装とか刃物まつりと重なってまあまあ大変でしたが、受けて良かったと思ってます。
忙しかったけどね。2日間密着。

そんな時間あるなら包丁仕上げなさい!って自分で思いもしたけれど、

「取材断るなんて100年早い。」よね。

たまたまちょっとあれもこれも続いてるけれど取材をしてもらえるなんてそうそうあることじゃない。いろんな職業いろんな人がいる中で見つけてくれた。
鍛冶屋という仕事が斜陽産業で数も減って後継者も生まれず、いつの間にか珍しい職業になってしまって、という状況もラッキーなわけで、本当にいろいろ恵まれちゅうなぁと思います。同じテンションで仕事してても見つけてもらいやすいはず。

さらにポジティブに考えると、今回テレビを見てくれた人の中に5年後10年後の新規顧客が潜んぢゅうかもしれんしね。そんな結果、検証しようもないけど。

見つけてくれたから、声をかけてもらえらたから出る。その姿勢で行きます。
また誰かに見つけてもらえるように仕事します。
あー、お客さんへの向き合い方と一緒ながや。

「惑わされない勇気と踊らされない心」
(斎藤和義『手をつなげば』より)

これも必要。

この前「ブランディング」について講習を受けました。

その時つけたノートを見直して

・新規顧客開拓よりリピーターを大切に
・他とは違うところを特化すべし
・いろいろ言うより一つにフォーカス
・特化出来ればキョリもキボも関係なくなる
・その先には価格競争から抜け出せる
・大切なのはこの品を選んでこのサービスを受けてお客様がどうなるか
・それを正しく伝えること

「売る」じゃなくて「伝える」

うん、やってきたし、そればっかりやってます。
「さとるさん、売る気ないよね。」って言われて喜ぶ。
だからこの講習は学ぶというよりは確認。
今まで通り続けましょう、です。

昨日も帯屋町に出店して来ましたが売上はゼロ。
(売れ筋が並んでないので仕方ない)

それでもいつも研ぎを持って来てくれるお客さんから「この前新聞出ちょったねー。見たよ!」とか、ちょっと興味ありそうに見てくれる方にチラシを渡したり。それでいい。
(一応、研ぎ直しで出店料と駐車場代は出てます。)

それでいいと思え始めたのはいつやったがやろ。
初めは「あー、今日は売れんなぁー。」ってがっかりしたりしよったのに。

ある時から売れないことが怖くなくなりました。
毎回毎回売れん訳でもありません。念のため。
でも、その日たまたま良く売れるより、次に刃物を欲しくなったり研ぎ直しを頼みたくなった時に思い出してもらえるために、が大切ながよね。
どんなイベントに出店したとしても「包丁欲しいなー。」って思いながら探しながら歩きゆう人なかなかおらんき。刃物まつりは別やけど。

その「思い出してもらう」ためにはさみ屋Tシャツ着て頭にタオル巻いてあちこちのイベントに出るし職人ストリートやるしそこでチラシ配るし。
砥石持ってって研ぐ姿を見てもらって試し切りで切れ味を体験してもらう。

「あ、またこの鍛冶屋さんや。」
「この人また包丁研ぎゆう。」

出品可能なアンテナショップにはショーケース構えて並べにいくし、チラシを置かせてもらうし、ブログも書きます。

「あ、このドットの柄かわいー。」
「この鍛冶屋さんこの前イベントで見たなぁ。」

うん。それでいい。

で、もう本当に奇跡的にめでたくうちのお店に来てもらえたら油と鉄粉まみれの汚れた仕事着で頭にタオル巻いた見たことある兄ちゃんが出てくる。

それでいいはず。
それがブランディングやろ。

「親父と2人で作ってます。」
「どこの品でも研ぎ直しします。」

これだけを伝え続けて来ました。
刃物売ってるだけのとこに出来ないこと。
刃物作ってるだけのとこがやらないこと。

特化。難しいことじゃない。

だって、「刃物を作ってます。研ぎ直し致します。」ってのは、僕が始めた訳ではなくて何十年も前から親父さんがやって来たこと。もともとそういう素地があったことに本当に感謝。

それをうちの強みと感じたからこそ、その部分をもっと目立たせるように動きゆうわけで。

そうして行かんとうちの仕事が続いてなかった、ってのもあるし。
従来の刃物業者さんからの注文がいち早く激減したことも、今となっては感謝です。

注文が減ったからこっちを向けた。

プラス思考。

それからマーケティングを説明するこんな表を見つけた時も

あ、これやって来た。
間違ってないぞ。

そして、キョリもキボも関係なくなって来たことをだんだんと実感してます。

そして、それは工場にこもって作ってるだけでは伝えられないこと。
だから『職人ストリート』をやってます。真面目に仕事してる周りの若い職人さん(散髪屋さんやクリーニング屋さんや植木屋さん)達にも自分を発信出来る場所を。

「僕がやってます!」って最強やもんね。
みんな自分の手で仕事しゆうがやき。

さらに『職人ストリート』そのものがブランディング出来たらすごいのになぁ、なんて考えてます。

11月23日(日)いの町商店街にて『職人ストリート』やりますので、是非遊びに来てください。

毎年10月あたりはイベントラッシュの時期でなかなか忙しくてこのブログにも毎年毎年「たぼー」とか書いて「こんなに忙しかったことはない!」なんて思ってる季節ですが、今年もすごいです。

・刃物屋としては最大のイベント「刃物まつり」の準備、本番
・店舗改装に伴うお店の片付け、あふれる物の移動
・新聞登場からのお問い合わせや新しい商談
・テレビ取材2日間(これについてはまたお知らせします)

これに加えて高松(10日)と松山(25日)のイベントにデザイン包丁を送り込む。ギリギリ発送、なんとか間に合う。どちらもしっかり売っていただきました。「売ってみたい。」と思ってくれるのは本当にうれしいし、ありがたいことです。

もう本当に全部が全部重なって訳がわからん感じですが、その場その場はなんとか乗り切ってます。

ここ2週間は会や飲み会がない日はほぼ9時頃まで残業の日々。
この前は凜くんとのお勉強の予定をお休みもらって日付けが変わるまで包丁を仕上げました。終わったのが夜中の1時。自分史上最長労働。

「世の社長さんやビジネスマンはもっと遅くまでパソコンの前に座っちゅう人いっぱいおるはずや。こんなの普通。」って自分に言い聞かせながら、「それでも、こんな時間まで包丁砥ぎゆう鍛冶屋はおらんね。」なんてニヤリとしながらそんな自分に酔える性格で良かったです。夜中12時に一人工場で「俺、頑張るにゃあ」って悦に入る。

本当にありがたいことにまだまだ忙しい日々は続きそうですけど、目指すは週休2日です。

あ、2週間振りの休みだったこの前の日曜日は朝6時半出発でソフトボールして来ました。仕事の日より早起きです。
あっさり負けた試合が終わってシャワー浴びてから県展を見に行ったあと吾北までドライブしてキャンドルイベント『Sinkilow』で癒される。

動いてないと死んでしまう体質なのかもしれません。

でも、週休2日で成り立つ鍛冶屋のスタイルを確立したいです。
そのために今、やれるだけやります。
やってます。

それでも、これだけいろいろ同時に重ねんでもいいやんね、とは思うけど。

「給料なくてもいいので雇ってくれませんか?モノづくりがしたいんです。」

こんな若者がお店にやって来たのが9月の終わり。23歳の子。

「そう簡単には雇えんよー。ま、何かあったら連絡する。」って電話番号を聞きました。

親父さんに報告。「そりゃ無理や。」って言われるかと思いきや
「一人おったらえいとは思うけど。」

意外な反応。自分が引退して僕が一人になった時のこととかも考えてくれゆうがやろね。
ちょっと動いてみることにする。

いの町商工会さんに「人を雇うのに使える補助金ないかなぁ。伝統工芸の後継者育成のやつとか。」って相談したのが10月の初め。

すぐに「ありました!」ってお返事くれて話を聞く。

・研修期間は2年
・研修生の生活費が毎月15万
・指導代として雇う側にも毎月5万

すごい。

・刃物の組合に入ってなければ受けられない
・研修期間とその1.5倍の期間(2年受けたらさらにそこから3年)の間、その仕事から離れると全部返済しなければならない

これは覚悟が要ります。

「もし雇うがやったら是非使うべきです。役場の産経課長さんにも話してみたけど、大丈夫な感触でした。」

お金の出処は町と県らしい。

組合には所属してないので、刃物まつりの時に組合事務局である香美市商工会さんに尋ねてみました。
「組合の入会金は?年会費は?この補助金使うとなったらすぐに入れますか?」

OKらしい。

翌々日、県の工業振興課さんからお電話が。
「香美市の商工会からお聞きしたんですけど、実現しそうですか?予算組みとかもあるので早めにお返事欲しいです。」

こっちは制度を調べてるだけで当の本人の意志を確認してません。
「わかりました。会ってみて話ししてから連絡します。」

翌日面接。
ひと月たったけどまだその意志はあるみたい。

補助金の話をする。
雇うのならばうちはこれを使います。使わずにいきなりお給料を出すのは厳しい。3ヶ月とか一年とかで「やっぱり辞めます。」ってなるとうちにとっては損失でしかない。一年やったからって給料分稼げるようになるはずもなく。もしかしたら三年やっても戦力になるのか。微妙やね。そういう仕事。
補助金もらうと2年+3年の間に辞めれば返済になります。つまり、刃物を作ることを一生の仕事に出来る?その覚悟がないと雇えんよー。

こんなことを伝えました。

あっさり引き下がってくれました。
そこまでは思ってなかったみたい。
正直でよろしい。

はさみ屋、雇用を生み出せず。

一鍛冶屋と23歳の若者のために、いの町商工会・いの町・香美市商工会・さらに高知県までが動いてくれたのに何も起きず。
申し訳ないっす。

でも、勉強になりました。
そういう制度があることはもちろん、今まで全く考えたことがなかった「人を雇う」ってことを考えるきっかけになりました。

今現在、岐路であることは感じております。幸せなことにありがたいことに仕事はいっぱいいっぱいなので。
人を雇って仕事を大きくしていくのか、逆に仕事を絞って小さくしていくのか。

揺れてましたが、片方に傾きつつあります。
心が決まったとはまだ言えません。

本当、考えるいい機会になりました。

よく僕を雇ってくれたなぁ、親父さん。
頑張って働かんとね。

改装進行中。

中・高・予備校・大学までずっと同じ学校に通った友達に会う。

「新聞良かったねぇ。」

「ありがとう。新聞効果であるお店から商談の電話があったりしたよー。」

「すごいじゃん!あれ(デザイン包丁)を作ったことよりも、今までコツコツより良い仕事を目指して来たことが花開いた感じやね。」

「やろか?」

「そやろ。Bさんも言うもん。『やっぱり仕事っぷりが職人や!』って。」

Bさんてのはこの友達が紹介してくれた服屋さんの店長さん。
定期的に洋裁鋏の研ぎ直しを依頼してくれます。

仲良しが僕の仕事をお知り合いに紹介してくれる

依頼がくる

研ぎ直す

仲良しを通じて『仕事っぷりが職人や』って感想が返ってくる

手ぇ抜けんよね。
やり方変えれんよね。

より良い鋏とかより良い切れ味とかを求めゆうというよりは、誰かのこういう言葉が欲しくて仕事をしてます。
刃物の優劣を決めるコンテストで優勝したい訳じゃなく、売上を大きくしてお金持ちになりたい訳でもなく。(もちろんこの仕事で飯食っていくために売上拡大の努力はするけれど。)

誉められたいから、こう動く。
ほとんど子供です。

Bさんにはまだ会ったことがありません。
鋏は送ってくれます。出来上がったらお送りします。
研ぎ直した鋏を見てくれて、使ってくれてるだけです。
なので、どこをどう見てこう言ってくれるのかはわからないけれど、

「仕事っぷりが職人や。」

今まで通り続けます。

はさみ屋、高知新聞に載りました。
高知新聞に載っけてもらうのは12年振り2回目。12年前の記事はこれ。30歳の僕。

今回の記事はデザイン包丁の取り組みについて。

もう2週間前やね。
その直後にミリカにも掲載していただく。いの町観光協会さんの強力な後押しで。

新聞 and ミリカ効果でデザイン包丁のご注文が入る。

なぜだか「四国もーる」さんの通販サイトからもデザイン包丁のご注文が立て続けに3つ。しばらく無かったのに。これも新聞効果かなぁ。

高知市内のあるお店から「新聞見たんですけど、当店でも扱わせていただけませんか?」ってお電話をもらいました。願っても無いことです。来週お会いしてお話ししてきます。間違いなく新聞効果。

デザイン包丁の柄を作ってくれている木工職人さんが高松でグループ展をする(キノワクショップ)ってことでデザイン包丁を展示していただきました。ここでも4つご注文が入る。3日間並べて見てもらっただけで。伝え方や見せ方、並べる場所がバチッと合えばしっかり売れる!ってことの証明やね。

以前、デザイン包丁を買っていただいた、しょうがの女神・森島さんから「ストライプを3つ」のご注文。お友達にご紹介してくれたのかも。ありがとうございます!

「てんこす」さんはうちの品をエコポイントの交換の対象にしてくれたらしく、定期的に注文をいただくようになってます。
注文から3週間お待たせしてようやく完成させて昨日5丁届けたら「追加でもう5丁、大至急お願いします!」って。

ふるさと納税は人気爆発のため受注をストップしました。まだまだお待たせしている送り先リストが山ほどあります。頑張ります。

んーとね、すごい。
いろいろすごいです。

今まで武器が無いながらも攻め続けてきた結果、すごいことになってます。

さらに、新しいとこを攻めるためにお店を改装中です。
めちゃくちゃ忙しいのにごちゃごちゃのお店を一旦空っぽにして大工さんに明け渡し、何がどこにあるのやらわからなくなってます。

看板を変えて、内装をキレイにして、より快適に刃物を見てもらえるように。そして、今までとは違った層のお客さんの目に留まるために。

あ、昨日はTVの取材のお電話がありました。まだ実現するかどうかは未確定やけど。これも新聞効果やね。

本当にすごい。
本当にすごいけど、このままじゃダメな気がしてます。

今までにない不安。
対処の仕方がわからなくて困ってます。

忙しくて何の準備も出来てないけど、売りに持っていく品が全然揃ってないけど、今度の土日は刃物まつり。
あ、明日や。

先週末にコンタクトを片方失くして、メガネでの仕事とメガネでのソフトボールを経験しました。
やっぱりのうがわるい。

昨日は次男・凜くんの中学最後の体育祭。
凜くん色団長を務めました。
赤・白・青・黄・緑の5チームで戦ううちの緑組の大将です。開会式ではチームの先頭で旗持って行進。カッコいい。

午後からソフトの試合が入ってたので途中までしか見れませんでした。

ソフトはチームの人数が足りてたら休んで体育祭に専念しようと思ってましたが、朝から「昨日飲み会で財布失くして帰って来て、嫁さんがちょー怒っちゅうき今日は試合行けん。」なんて電話がかかったりで人数足りる訳もなく、後ろ髪引かれながらお昼に体育祭を後にする。

ソフトの試合終わってケータイ見たら「緑、優勝したで。」の連絡が!

やるね!
閉会式で優勝旗を受け取ることが出来るのは全校生徒の中ただ一人。

優勝チームの団長です。
なかなか出来ん経験です。
団長に推されたのか立候補したのかは聞いてません。
推されてもすごいし、立候補出来るヤツもめちゃカッコいいと思います。
目立つ場所に自分を置くことってとってもいいこと。

直前になると、それなりに忙しくて団長としてのプレッシャーもあったのか疲れて元気がなかった夜もあったりしたしね。

そんなこんなも乗り越えての優勝!

見たかったなぁ。
ビデオ見せてもらいます。

緑組優勝おめでとう!
団長お疲れ様でした!

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