ブランディング

この前「ブランディング」について講習を受けました。

その時つけたノートを見直して

・新規顧客開拓よりリピーターを大切に
・他とは違うところを特化すべし
・いろいろ言うより一つにフォーカス
・特化出来ればキョリもキボも関係なくなる
・その先には価格競争から抜け出せる
・大切なのはこの品を選んでこのサービスを受けてお客様がどうなるか
・それを正しく伝えること

「売る」じゃなくて「伝える」

うん、やってきたし、そればっかりやってます。
「さとるさん、売る気ないよね。」って言われて喜ぶ。
だからこの講習は学ぶというよりは確認。
今まで通り続けましょう、です。

昨日も帯屋町に出店して来ましたが売上はゼロ。
(売れ筋が並んでないので仕方ない)

それでもいつも研ぎを持って来てくれるお客さんから「この前新聞出ちょったねー。見たよ!」とか、ちょっと興味ありそうに見てくれる方にチラシを渡したり。それでいい。
(一応、研ぎ直しで出店料と駐車場代は出てます。)

それでいいと思え始めたのはいつやったがやろ。
初めは「あー、今日は売れんなぁー。」ってがっかりしたりしよったのに。

ある時から売れないことが怖くなくなりました。
毎回毎回売れん訳でもありません。念のため。
でも、その日たまたま良く売れるより、次に刃物を欲しくなったり研ぎ直しを頼みたくなった時に思い出してもらえるために、が大切ながよね。
どんなイベントに出店したとしても「包丁欲しいなー。」って思いながら探しながら歩きゆう人なかなかおらんき。刃物まつりは別やけど。

その「思い出してもらう」ためにはさみ屋Tシャツ着て頭にタオル巻いてあちこちのイベントに出るし職人ストリートやるしそこでチラシ配るし。
砥石持ってって研ぐ姿を見てもらって試し切りで切れ味を体験してもらう。

「あ、またこの鍛冶屋さんや。」
「この人また包丁研ぎゆう。」

出品可能なアンテナショップにはショーケース構えて並べにいくし、チラシを置かせてもらうし、ブログも書きます。

「あ、このドットの柄かわいー。」
「この鍛冶屋さんこの前イベントで見たなぁ。」

うん。それでいい。

で、もう本当に奇跡的にめでたくうちのお店に来てもらえたら油と鉄粉まみれの汚れた仕事着で頭にタオル巻いた見たことある兄ちゃんが出てくる。

それでいいはず。
それがブランディングやろ。

「親父と2人で作ってます。」
「どこの品でも研ぎ直しします。」

これだけを伝え続けて来ました。
刃物売ってるだけのとこに出来ないこと。
刃物作ってるだけのとこがやらないこと。

特化。難しいことじゃない。

だって、「刃物を作ってます。研ぎ直し致します。」ってのは、僕が始めた訳ではなくて何十年も前から親父さんがやって来たこと。もともとそういう素地があったことに本当に感謝。

それをうちの強みと感じたからこそ、その部分をもっと目立たせるように動きゆうわけで。

そうして行かんとうちの仕事が続いてなかった、ってのもあるし。
従来の刃物業者さんからの注文がいち早く激減したことも、今となっては感謝です。

注文が減ったからこっちを向けた。

プラス思考。

それからマーケティングを説明するこんな表を見つけた時も

あ、これやって来た。
間違ってないぞ。

そして、キョリもキボも関係なくなって来たことをだんだんと実感してます。

そして、それは工場にこもって作ってるだけでは伝えられないこと。
だから『職人ストリート』をやってます。真面目に仕事してる周りの若い職人さん(散髪屋さんやクリーニング屋さんや植木屋さん)達にも自分を発信出来る場所を。

「僕がやってます!」って最強やもんね。
みんな自分の手で仕事しゆうがやき。

さらに『職人ストリート』そのものがブランディング出来たらすごいのになぁ、なんて考えてます。

11月23日(日)いの町商店街にて『職人ストリート』やりますので、是非遊びに来てください。

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