安全委員長

お久しぶりに凜くん(次男・中3)のお話。

今年の初め、お兄ちゃんから受験生になる弟への入れ知恵
「生徒会とかやったら高校受験に有利で。」
もうひとつやさしいお兄ちゃんからのアドバイス
「安全委員長とかほとんど仕事ないし。」
交通安全とか自転車盗難防止とかがお仕事らしい。

で、立候補。
他に立つ人がなく無投票で安全委員長に当選して生徒会の一員になる。動機が不純な素晴らしい役割。

「安全委員長はどうよ?」って聞くと

「それがよー、仕事がないって聞いちょったのに、なぜか今年に限ってうちの学校が『自転車盗難ゼロを目指すモデル校』とかに選ばれちょってよー。」

「必ず自転車にはカギをかけましよう!」って活動がなかなかめんどくさいらしい。

それから数ヶ月後、りんくんから電話。
「今、イオンにおるがやけど自転車パクられたみたい。」
「カギかけちょった?」
「かけてない。」

頑張れ、安全委員長。

ちょうど実家にしばらく使ってないじーちゃんの自転車があったので見つかるまでじーちゃんに借りて使うことになりました。

またしばらくしてりんくんがちょっと神妙な顔で聞いてきました。

「あのよー、学校に乗って行く自転車には学校のステッカー貼らんといかんがやけど、じーちゃんの自転車に貼っていいろうかねぇ。先生に注意されたけど。俺、安全委員長ながよね。」

「貼ってよし!」

「わかったー。」

またひと月程後に電話。
「じーちゃんの自転車の合鍵とかってない?学校でどっかに落とした。先生もみんなで探してくれるって言いゆうけど、明日から困るき。」

じーちゃんに聞いて合鍵見つけ出して事無きを得る。
落としたカギは数日して落し物でみつかったそうです。

「『お前安全委員長やろー。』ってすごい先生にツッコまれる。」ってこぼしておりました。

そりゃそうだ。

そして昨日の朝です。
今までのは前振りです。

朝、仕事場に着いた途端に「りんが事故して救急車に乗ってった。」って連絡が入る。

「まぁ、事故したって自分で電話してきたき大丈夫やとは思うけど。」ってお母さん。

病院に行ってみる。

元気でした。
坂を下った先の交差点にいい感じのスピードで突っ込んで車と衝突したらしい。
本人も「もっと自分がゆっくり行かんといかんかった。」って大変反省してました。

ふわっと体が浮いたらしいけどサッカーで鍛えた体と天性のバランス感覚で、ヒジとヒザを擦りむいただけで終わりました。素晴らしい受け身をとったってことです。

事故のお相手も誠実そうな方で、まぁそれぐらいで済んで良しとせんといかんね。

「気をつけて乗れやー、安全委員長。」

「あー、また先生に言われる。」

「朝礼でみんなにその包帯をぐるぐる巻いたヒジを見せて『気を付けて自転車に乗らんとこうなりますよ!』ってスピーチしちゃったらいい。身を持って証明したわけやき。」

「反面教師ってやつやね!」

ガンガンいじっちゃってください、先生方。

これがここ半年の安全委員長物語。
そんな役目をいただくまで全然こんなエピソードなかったのにね。さすがです。

元気で良かったです。

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