先月の終わり頃、ある会が終わった後の雑談の中でPさん(土佐和紙屋さん)から
「共済会館どうする?」
「ん?」
「あれ?聞いてない?共済会館でいの町フェスタがあって出品出来るって。」
聞いてない。
共済会館さんは高知市内のホテルです。
「どこからの話?」
「商工会。」
それを1.5m先で聞いていた商工会の宮脇さんが慌てて話に入って来ました。
「刃物はダメって言われたんですよ。決して内緒にしてた訳じゃありません。」
危険やもんね。
「そっか。じゃあショーケース構えたら並べてもらえるか聞いてみてー。」
後日「OK出ました!」の連絡をいただいて打ち合わせして並べに行く。
商工会さんと共済会館さんの素早い対応に感謝。
おかげではさみ屋も素早く動けた。
「刃物はダメ」って言われ続けてきた経験が活きました。
そんな状況の中でてんこすさんやくらうどさんに売ってもらえてる実績も。
ショーケース持って並べに行った時は他のいの産品はまだ並んでなかったので、あらためて昨日覗いて来ました。
すごく素敵なPOPも付けられていて、とてもいい感じに「いの町フェスタ」のコーナーが出来上がってました。
そこで担当の方とお話する中でこんなお言葉が。
「いの町フェスタをやるにあたって商工会さんに打診したら真っ先に『刃物は並べても大丈夫ですか?』って聞かれました。やっぱりそのままだと危険なのでお断りさせてもらってたんです。」
ありがたいことです。
わざと内緒にしてたとは思ってないけど、逆に積極的に働きかけてくれてました。本当に感謝です。
高知県内の各市町村に順番にスポットを当てて半年毎に特集していく。
小さな生産者さんでも取り組み安い、商品や情報の発信場所。
他のホテルや宿泊施設もやったらいいのにね。
特色あるお土産コーナーになるはず。県外からのお客様にとってもいい企画でしょ。
そんな中から隠れた逸品とか意外に売れる品が見つかって、その町のフェア期間が終わっても売店に並び続ける定番になったりもするかもしれん。
誰か宿泊業界に働きかけてください。
各ホテルでいろんな市町村のフェアがいつでもあちこち開催されてる高知県。あ、高知家。
いいと思うけどなぁ。
とりあえず、今年いっぱいは高知共済会館さんにいの町産品コーナーがあります。
宿泊施設ですけどお買い物だけのお客様もたくさんいるそうなのでお近くをお通りの際には、是非お気軽に見に行ってみてください。
さぁ、この場所からどんなお客様との繋がりが出来るがやろ。
まずは、担当者の方の包丁を砥いで柄を付け直したので新しいお客様一人出来ました。
いいスタート。