鍛冶屋日記

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コロナさんの影響で仕事終わりの会(〇〇実行委員会とか△△活性化協議会とか××の理事会とか)がすっかりなくなってしまって22時まで働かされていたはさみ屋です。

会があれば18時半には終わることが出来た懐かしい日々。早く取り戻せますように。

 

そんな残業の日々の理由は全国放送『イッピン』さんのおかげでした。

ようやく怒涛のご注文への対応が落ち着いたのでちょっと総括してみます。

 

前にも書いたけど1月12日に放送されて翌朝に15件のご注文、翌週19日にも再び放送されてさらに伸びます。

どこまでがテレビの影響かはっきりわからないけれど1月末を一区切りとしてみると、41件のお客さまから51丁の注文。

金額にして約50万円なり。

ほんの3週間弱でこの結果。

 

テレビの影響じゃないご注文も混じってるかもしれませんので、一応昨年のネット通販の月平均は件数で16.5件、金額で30万円。

 

それにしてもこの爆発力。

NHKさんで流れた信頼感とかもあるがやろね。

 

テレビきっかけでいの町の吾北出身の千葉県の方からご注文いただいたり、「近所の研ぎ屋さんで研げませんと言われました。」って鋏の研ぎ直しをご依頼されて無事お直し出来てお送りしたり。

たくさんの新しい出会いをいただきました。

ディレクターさん、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

 

これはそんな中のお一人から「47回目の結婚記念日が来るので『47th』と文字入れられますか?妻が庭仕事が好きなので。」ってご注文にお応えした鋏。

47回目ってなかなかの数字でね。

素敵です。

あ、昨日天王ニュータウン(車で2分の団地)の方がお店に来て

「イッピン見ました。前を通るたびにずっと気になっていたのだけれどテレビ見て来てみました。」

って出刃庖丁を買ってくれました。

お隣にも届く全国放送。

すごいね。

 

 

熊本のある施設から委託販売のご提案をいただきました。ひと月半の期間限定。4月〜5月。

「是非!」って返事したので、熊本近辺、九州全域にお住まいの方、はさみ屋の鋏を手に持っていただける機会が出来そうなので、ご期待ください。

また近づいたら詳細お知らせします。

春が来て旅が許される状況になってたら期間中に見に行きたいなぁ。馬刺し。

 

今回は「お客さまの声」を上げてみます。

うれしかったので。

 

①だいぶタイミングを逃してましたが、前回書いた熨斗かけプレゼント包丁を受け取られた方からわざわざメールをいただきました。

うれしい。

はさみ屋包丁をプレゼントに選んでいただいた贈り主さんのおかげです。だからこその出会いです。

 

②7年と少し前にはさみ屋を雑誌に載っけてくれた方からお久しぶりのご連絡で、包丁のご注文をいただく。

包丁買おうと思った時にはさみ屋を思い出してくれた模様。

お送りした後のご感想。

本当にうれしい。まさにやり甲斐。

 

③10日ほど前に植木鋏のご注文をいただいたのだけれど、在庫切れで「1ヶ月くらいでお送り出来ると思います。」って返信したあとのお返事。

やさしい。ほっこり。

がんばって作ってますので少しお待ちください。

 

 

お客さまとのやり取り。本当にやり甲斐になってます。

直接ご意見ご感想をもらえるありがたさ。

 

 

こういううれしい反応が未来の仕事の品質や丁寧さに繋がると思いますので、反応したい時はご遠慮なく。

もちろん厳しいご意見もご遠慮なく。

うまくいかない時もあるのだけれど、またこういううれしいお声をいただけるように、しっかり働きます。

 

 

明日の中山競馬場(千葉県船橋市)が雪の影響のため開催が危ぶまれ、馬券の前日発売がなく、前の日からオッズを眺めてわくわくするという楽しみを奪われてます。普段は土曜の朝7時から楽しめるのだけれど。取らぬ狸の時間が短すぎ。

明日の本命はステイフーリッシュ。

 

今日は『熨斗(のし)』を作りました。

「ご結婚祝い」

 

高知家のロゴを使った熨斗を使ってます。

高知のPRのためなら誰でも使っていいよーって公開されてるデザインがあってそこから取ってきて使ってます。

ふるさと納税の返礼品を送る時にこの熨斗に「御礼/いの町長」の文字を入れてお送りします。

何年か前に作ったのだけれどこの時はいったんデザイン熨斗を印刷した後に「だいたいこんな位置関係かな」って別でWordで作った文字を重ねて印刷してました。原始的に2度刷り、重ね刷り。うまく出来たものをひたすらコピーコピー。伝わるかな。

 

それから今日までの間に「PDFをWordに変換して文字を入れられる」ってことを知ったのでチャレンジ。

 

出来ました。成長。

これで、ご結婚のお祝いだろうが新築祝いだろうが、もう熨斗対応は完璧です。

ギフト対応楽勝です。

 

お友達、ご親戚、何よりお母さんに贈りまくってください。

みんなが一生に一度お母さんに包丁贈るのが文化になれば鍛治屋さんが潤うよね。

 

ただ、ひとつ問題があります。

「来週お母さんの誕生日なので包丁ください。」って言われてもモノがない場合が多々あります(在庫積むことが出来ない鍛治屋です)ので、ご注文はお早めに。

母の日が近いからって作り置きする余裕は今のところありません。ごめんなさい。

 

そこさえクリアしていただければ「熨斗付けてー」ってご依頼大歓迎でお待ちしてます!

 

 

 

 

 

前回までは息を潜めていたけれど、今は息も絶え絶えなはさみ屋です。

 

お知らせしていたNHKさんの『イッピン』が放送されました。

とても素敵に紹介していただいて、注文が爆発。

一晩でメールが15件(内訳・ご注文が12件とお問い合わせが3件)、翌日お電話でのご注文が3件。

放送から24時間で20丁のご注文をいただきました。

東京・神奈川・静岡・愛知などなど。

北は宮城県から南は大分県まで。

 

急に大忙しです。

誤解のないように言うと、先週までも忙しくしてました。それに急に降ってきた全国放送の威力。決して嫌がってるわけじゃありません。ほんとにありがたいなぁと思ってます。ほんとうに。

 

自社のホームページで通販していてよかったなぁと。めちゃくちゃ実感しております。

 

TVで紹介される鍛治屋をたまたま見る。

鋏欲しいと思っていた、またはTV効果で欲しくなる。

「高知・鍛治屋・鋏」で検索してみる。

または「笹岡鋏製作所」で検索。

販売サイトがある。

ご購入。

 

 

「いいかも。」って思ってもホームページがなかったり、販売サイトがなかったりしたらそこで止まるよね。

 

それからご注文を受けてメールの返信をして、ありがとうのお手紙を書いて、梱包して、送り状作って、発送。

このサイクルとノウハウは積み上げてきたし。

 

『イッピン』で取り上げられる信頼感とか影響力をしっかり活かせたと自負しております。

 

伝統工芸にたずさわる若い職人さんへ。

「出ませんか?取材させてくれませんか?」を断らないこと。

それより今すぐホームページは作っておくこと。

直接お客さまと繋がる場面を作っておくこと。国内くらいは発送出来るようにしておくこと。

大事よー。

 

伝統工芸なんて先細りの最先端。

だからこそ見つけてもらえる確率は上がってます。メディアに取り上げられるチャンスは一昔前とは全然違ってます。

そのチャンスを活かすためにも、今やっといたらいいのにな、って思います。

そもそもホームページがないと番組を作る側の人に見つけてもらえる確率も全然違うよね。

かっこよくTVで紹介してもらえた上に、自分の商品が売れる。最高やんか。

実感しちゅうがやけどなぁ。伝わりますように。

 

 

まだまだご注文の全てが仕上がった訳ではないので大忙しは続きますが、がんばります。

 

ご自分で求めて探して辿り着いた訳じゃなく、たまたまTVで見つけてもらえたお客さまにお届けして、どれだけ満足してもらえるか、そのうちどれくらいリピートしてもらえるか、この結果も楽しみに待ちたいと思います。

(ふるさと納税はほとんどその後に繋がらんかったがよねー。何百件送ったけれど。)

 

 

あと、おそろしいことに今回の『イッピン』さん、来週19日にも再び放送されるそうです。こわーい。

嫌がってる訳じゃありません。

もう、在庫が底をついてますので、少しお待たせするかもしれません。

お待たせしますが、がんばって丁寧にしっかり作りますので、お見逃しの方は是非ご覧ください。

 

NHK BSプレミアム

『イッピン』

19日(火)正午より

 

 

あ、新年。

あけましておめでとうございます。

 

前回の記事を書いてから2ヶ月半、息をひそめて仕事してました。

息をひそめた理由がふたつあります。

 

その一

はさみ屋の技術が通用しないお客さまに出会う。

ご注文をいただいて鋏をお送りしたのだけれど、

「切れ味がイマイチです。手直ししてもらえますか?」

もちろんです!

戻ってきた鋏を研ぎ直してみたものの、送った状態との違いがわからない。不安だったので同じ形の同じサイズのものを新たに仕上げ直し、お取り替えの形でお送りしました。

「駄目です。数人の職人にも試してもらいました。枝は弾くし、かといって柔らかい葉の切口はギザギザや引きちぎったようになり、仕上がりが汚いので、とてもじゃ無いですが使えません。お値段もお安いので、決して高いレベルを求めているわけではありません。試し切り等されておりますか?もはや庭で使う植木鋏の体をなしていません。」

もう打つ手がないのでご返金です。

出来ることを全部やって力及ばず。

まだまだ道のりは遠いんだなぁと思いました。

 

そのニ

9月にオーダーメイドのご注文。

特殊な形のさらに左利き用の鋏。

「作るのに1ヶ月〜2ヶ月かかります。」とお返事。仕事のサイクル的にどんなご注文もだいたいこれくらいの期間でお返事してます。

焼き入れをして仕上げ研ぎの段階で失敗発覚。片方の鋼が割れてました。

やり直し。片方作り直し。

2度目の焼き入れ直前に「まだですか?」ってご連絡をいただく。この時ご注文から1ヶ月半。

「もうすぐです!」

「ありがとうございます!」

 

仕上げの研ぎが済んで、カシメ(組み合わせ)て、噛み合わせの調整(本当に最後の工程)で刃先が折れる。ご注文から2ヶ月。

今度はこちらからご連絡。

「すみません。もう1ヶ月かかります。」

「え!もう注文から2ヶ月経ちますよ!」

「ごめんなさい。」

今度は失敗することを考えて3本作る。

片方は出来てるので、相方を3本作る。(そのうち1本また割れる。)

年末にようやく出来上がってお送り出来ました。ご注文から3ヶ月が経ってました。

 

次からは「2ヶ月から3ヶ月かかります。」って言うことにしようと思います。

通販始めたころは「2、3週間で作ります」ってメールしてたなぁ。

 

そんなことがあってブログ書いてる場合じゃなかったり、研修生がいなくなってそれまで任せていた分の仕事量がふりかかってきたり、何よりたくさんのご注文をいただいて書く暇がない程働いたりしてました。

 

とは言っても、休みの日は休んだし、麻雀する日は19時に帰り着いていたし、go to トラベルもきちんと利用したので全然大丈夫です。

 

年が明けたので、またしっかり発信していきたいと思います。

 

毎年毎年「仕事は増やせているけれどバカみたいに働かんといかんくらい忙しいのをなんとかせんと」って考え続けておりますが、全く解決策が見つからないので2021年も突っ走っていきたいと思います。

 

「余裕のある人はカッコいい

でも余裕のない人生は燃えーるー」

ってあいみょんが歌いよったし。

『黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す時を』より

 

1月2日に国士無双をあがりました。

今年もまた良い年にします。

 

 

お知らせ

NHKの「イッピン」に取材していただきました。

来週12日(火)19:30〜

NHK BSプレミアムにて

 

 

ご興味あれば是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

黒目に小さな小さな鉄粉が突き刺さって眼科に行ってカリッカリっと取ってもらいました。
鍛治屋さんにはよくある話。

 

昨日、兵庫県小野市から若い鍛治屋さん(まだたまごかな、ひよこかも)3人がうちの工場を見学に来てくれました。

兵庫県小野市も刃物の産地です。
そこにある後継者育成施設「シーラカンス食堂」で研修しているみなさん。

 

 

楽しかったー。

鍛治屋さんになったらこんなに明るい未来があるよ。こんなやり方でうまくいってます。大丈夫、絶対行ける。

こんなことをいっぱい話しました。
おそらくたぶんあっち側はもっと技術的なことを聞きたかったりしたのだろうけど、完全にお客さまとの関係性や売り方見せ方ややり甲斐のお話。

(技術や作り方は親父さんが伝えてました。目を輝かせて話を聞く若者たちに囲まれてうれしそうに教えてました。)

いつも思うのだけれど、技術は毎日やってたら誰でも絶対に身につく。それ以上に技術だけでは生きていけない時代に入っていること。20〜30歳くらいは年下の彼らにはより一層そういう部分が求められるはず。

 

過去の多くの鍛治職人が感じることが出来なかった素敵な世界があるのです。

やり甲斐と楽しさは伝えられたかなぁ。

 

 

工場のゴミ箱に捨てられた製作途中でキズが出たり先が折れてしまった鋏たちを見て

「これもらっていいですか?」

2時間話した帰り際にひとり

「ひとつお花鋏買って帰りたいです。」

 

すごいなぁ。この意欲。貪欲さ。
がんばれ。

 

 

また今後、日々の仕事や研修の中で技術や売り方やメンタルに悩んだ時はいつでも会いに来てください。facebookで繋がったのでいつでもメッセージください。

 

僕も機会を見つけて仕事の仕方や技術を教えてもらいに会いに行きたいと思います。

 

 

なんか希望しかなかった。

こういう役割、活きるよね、俺。

 

 

 

10月1日のタバコ値上がりに向けてしっかり買い込みました。タバコ歴30年、何度も値上がりを経験してきたけど買いだめしたのは初めてです。
10月1日スタート時点で84箱。いつなくなるか楽しみです。

後継者育成失敗問題(漢字ばっかり!)について「これが原因かも」って浮かんだので次書きますねって言いながら、やっぱりやめようとか考えたりしてました。

浮かんだのは
「任せられない問題」と「コミニュケーション不足」のふたつ。

解説しようと思っていたけれど、やっぱりやめます。どうにもこうにも文章にまとまりません。

ごめんなさい。

 

 

書くことにに困ったのでちょっと切り替えて、モチベーションについて書きます。

「モチベーションでは仕事してないよ。」って思ってました。
モチベーション下がったので辞めます、モチベーション上がらないので適当に働きます、なんてあり得ないと思ってました。

けれどモチベーションが高く持てる要因は
「矢面に立つ」
「裁量権を持つ」
その上で
「フィードバックを一番最初に受ける人」だそうです。

 

自営業そのものです。
自営業最高。
矢面、裁量権、フィードバック(プラスもマイナスも)、全てにおいて全身で感じてます。

 

次世代に繋げるにはやっぱりこういう部分をあっさり速やかに渡して行く必要があるがやろうね。

 

 

すでに後継候補を抱える社長さん、明るい未来のために早く渡してあげましょう。
後継者候補のみなさん、やりがいを奪い取りにいきましょう。

 

 

切り替え切り替え。

 

 

 

『宣言』って大袈裟なタイトルで「後継者を作ります」ってブログを書いた3日後に弟子に「笹岡鋏製作所を辞めます。」って言われてから3週間、なんとも言えない日々を過ごしていたはさみ屋です。

 

 

高知県の「伝統工芸後継者育成事業」という補助金を使って受け入れた鍛治屋志望者は二人。
二人とも鍛治屋として育てることが出来ませんでした。土佐打刃物の後継者育成に失敗した笹岡鋏製作所。二回とも。
(この先10年経ったら二人とも鍛治屋さんやってたりしてくれる可能性はあるけれど。)

 

東京から来た当時21歳の若者。
福岡から来た当時45歳の女性。

年齢も性別も全く違う二人。
高知まで移住してまで鍛治屋になりたいのだからどちらももちろんやる気まんまんでした。

そのやる気が2年で別の仕事を選んだり、3年半ではさみ屋を離れたくなったり。

 

 

笹岡鋏製作所に何か問題があるがやろうね。

 

出来ることはやったし、そう思うちゅうなら言ってくれれば良かったのに、とか思ったりもしたけれど、この問題を解き明かさないと「後継者を作ります」なんて言えません。
なかなか教えてもらえないのだけれど。

 

 

10年20年かけて成し遂げたい目標を掲げたのに早くも前途多難です。

人を育てるのが滅茶苦茶下手くそな訳で。
告白されたはずが気づけばフラれてしまってる訳で。
挑戦をやめなければ失敗なんてないことはわかってるので、チャレンジは続けていきたいのだけれど、この結果は78歳にはちょっと負担が大き過ぎる訳で。

 

 

最初に研修生が一緒に働き始めたのが2015年10月1日でした。
ちょうどまるまる5年経って久しぶりに親父さんと2人きりで仕事をしています。
(5年前のお茶の時間はお母さんと3人やったなぁ。)

 

次があるのかほんとにわからなくなったけれど仕事は続いていくので今日も明日も鋏を作ります。包丁を研ぎ直します。

 

 

 

って書いてるうちに「あー、これが原因かも」って思うことが浮かんできたのでまた次回それについて書きますねー。

 

 

 

 

どんな未来を迎えに行くのか。

今年の抱負がまだはっきりと決まってなくてずっとふわっと考え続けておりました。

こんな時代にもそれなりにうまく回っている仕事と生活の中で、何を目指して生きるべきか。働くべきか。

1月8日のブログにも「今年の抱負、まだ固まってないのでちょっと考えてみます。」って書いておられる。

決めました。
今年の抱負ではなくてこの先10年からこの先20年の目標。使命。

 

 

『後継者を作ります』

 

 

親父さんがつくった笹岡鋏製作所の後継者を作ります。宣言。

25歳ではさみ屋に就職して23年。
やりたいようにやらせてもらえてやりたいようにやってきて。新進気鋭の鍛冶師を気取っておりましたが、もう50歳がすぐそこに。一年と少し。こわい。

ガツガツ働くのも元気に過ごしてあと20年。
働き盛りの期間も後半にさしかかりつつあるような。

今、そして今からあとに買ってもらえる鋏や包丁、僕が辞めたら誰が直すのか。これからもっと年下の若い方々にも買ってもらわんといかんのに。
そんなことはずっと考えていて。

つまり、作る刃物の寿命と自分の職人としての寿命がそちこちなくなってきたような。

若い植木職人さん、困るよね。

鍛冶屋さんの後継者の作り方。
実践しようと決めました。

まず考えるべきことは、息子さんが2人います。23歳と21歳。
この2人が鍛冶屋をやるかやらないか、全くわかりません。
だって自分だって25歳まで鍛冶屋になるとかなりたいとか全く考えてませんでした。

流れです。人生どう転ぶかわかりません。
「やりなさい、やりや、やったら?」なんて言ったことはないような。
言ったことはないけれど「やりたい」って言われた時に「おー、やれや。」って言える状況は作りたいとずっと思って進んできました。

「自営業さいこー!」とか「仕事めちゃ楽しいで。」「うん、稼げるよ。」ってのはチャンスがある度に伝えてきました。

なので、5年くらいは待とうと思います。
やっぱり一番スムーズなのは「息子が継ぐ」この形。
それから、誰か別の後継者候補が先にいたら入りたいと思っても入りにくいもんね。

しばらくその枠は空けちょきます。

そのあと2人が自分の人生をしっかり見つけてそれが鍛冶屋の人生でなければ、違う誰かを探します。

「もう自分の代で終わる、だから自分だけ食べて行けたらいいよー。」ってだいぶカッコわるい。

(個人的な見解です。)

 

少なくとも10年後、60歳くらいでは息子たちなのかそれとも別の誰かなのかを見つけて

(逆かもなー。僕が見つけてもらう、僕の仕事を見つけてもらう必要があるかも)

そこから10年、教えられることは教えて職人人生を全うしたいと思います。
そして、親父さんから受け継いだ技術も工場も機械も販路も渡す。

 

あー、実現出来たらカッコいいなー。
親父さんは実現しちゅうもんなー。ほんとすごいなー。

 

こうやったらこの仕事楽しいよ。
お客さんと直接繋がるとやり甲斐ハンパないよ。

そういうことを若い職人さんたちに伝えよう伝えようと頑張ってきましたが、いまいち結果が出せないので、そういう活動じゃなくてもっと具体的に「笹岡鋏製作所を次に繋ぐ」ってことをやることにします。

 

ま、ぼんやりイメージしていたことをここで宣言しただけながやけど。

そこに向かって進むことは決めたので、応援してくれたらうれしいです。

そんな未来を迎えに行くことに決めました。

よろしくお願いします。

 

 

 

先週金土日はお盆休み三連休。

金曜の16時〜24時と土曜の14時半〜24時まで麻雀しました。2日連続の幸せ。

 

金曜は息子の少年サッカー時代の友達のお父さん達+次男りん。

土曜は僕の高校の同級生2人+次男りん。

 

 

初めて次男りんくん(来週21歳になります)とガチ麻雀をしました。

大学生になって1年と数ヶ月。すっかり麻雀出来るようになっていてうれしかったです。

最初は「いっちょまえに盲牌しゆう。」とか「ちゃんと役も数えれるやん。」とか「うわー、対子落としとかしてくるやん。」とか感じながら。

それが後半は全く気にならなくなるくらいやり込んでやがりました。普通に麻雀出来るやつでした。

「息子といつか酒を酌み交わしたい」なんて思ったことはないけれど、あれを言うお父さんはこういう気持ちながやね。

「息子と点棒のやりとりをする」という夢が叶う。

 

 

初日は元奥さんが立派に麻雀を打つ息子を見て「あんたは大学で何を学びゆうが?」って突っ込んでました。

「強さは遺伝しちゅうかね?」って聞かれたので

「親父が強いかどうかわからんき何とも言えんけど、好きさは遺伝しちゅう。」って答えました。間違いない。

 

「明日もたいちゃんらぁとやるけどおまえも来る?」

「行く!」

 

で、2日目は我が家で再会、再開。

ここで、りんの人生初の役満に立ち会う事が出来ました。大三元。正真正銘生まれて初めての役満だそうです。

これは幸せ。麻雀しない人にはなんのこっちゃでしょうが、息子の初役満見れるなんてないで。想像もしてなかった。

 

プロ野球選手が30年間現役続けよったら息子が相手チームに入団してきて初めての対戦で息子の初ホームランを目の前で見る。

これ!この感じ!

 

自分の初役満なんていつどこでなんて覚えてないもんね。

 

立派になりました。

まだまだ成長すると思います。

素敵な学生生活を送ってほしいです。

大学に行かせた甲斐があるってもんです。

 

 

僕に麻雀がなければ初日の飲み会(すみっこで麻雀大会)には呼ばれてないろうし、麻雀がなければ2日目のメンツたいちゃんとこういちとは浪人時代から30年ずっと遊んでないことでしょう。麻雀があるからこそ今の自分を生きていけてます。

そこに入ってくる次男りんくん。

素敵でした。

「好きなことをやり続ける」

「勝とうが負けようが結果は自分が受け入れる」

 

振った時、負けた時にこそ器がバレるきね。

そんなことを学んでくれたらと思います。

 

負けても負けても麻雀したい気持ちが消えなかった19歳の自分(注・浪人生です)を思い出しました。

 

また打とうぜー。

 

過去のりんくんとの素敵エピソード貼っときます。8年前、りん6年生。お時間あればご覧ください。

『なりたい職業』

 

 

 

 

 

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