デザイン包丁の現在。
一応デビューは7月の七色ロード。イベントにて初の公の場でお披露目。
その後コンセプトを示したPOPを揃えて8月10日に委託販売先の2つのお店に並べて来ました。
・土佐セレクトショップ「てんこす」
・土佐和紙工芸村「くらうど」
これでたくさんの人の目に触れる場所に置かれて本格デビュー。
ひと月放置した後、9月10日に様子を見に行くと
売れてました!
今年一月からあるきっかけで始まったプロジェクト。
『鍛冶屋×デザイナー×木工職人』
打ち合わせ、メールでのやり取り、試作、なんて初めてのことばかり。
そんな中で新しいロゴも出来上がる。
今までは「土佐・英・青入」という刻印を打ち込んでましたが、デザインされて木作家さんが作ってくれた素敵な柄を付けた時、
「この包丁を選んでくれる人にとっては土佐打刃物であることとか鋼の種類がどうとかあんまり関係ないにゃあ…。」ってことでデザイナーさんに新ロゴを発注。
はさみ屋の新ブランドの出来上がり。
高知の鍛冶屋と香川のデザイナーさんと木工職人さんが力を合わせて作った包丁の商品名は
・「TOSA no DAICHI」(ストライプ)
・「SANUKI no MEGUMI」(ドット)
今までの同じサイズの包丁と刃の部分は同じです。新しい形でもないし新技術もありません。鋼の質も砥ぎ方も同じ。つまり耐久性も切れ味も変わらない。
変わったのは柄とロゴとパッケージ。そして3人分の想い。
それでお値段は2倍です。
でも、いいもの出来たと思います。
かっこいいしやわらかい。
この新しい包丁を見た上で従来のものを選んでくれてもいいし、お値段高くてもデザインされた方を選んでくれる人もおるはず。(実際ひとつ売れた実績も出来ました。)
少しでもはさみ屋の品や仕事を、見てくれる人、気付いてくれる人が増えるんじゃないかとのんびり構えておりますので、新商品、新ブランドをよろしくお願いいたします、
繰り返しますが、今並んでるお店は「てんこす」さんと「くらうど」さん。
もし、行く機会があったらはさみ屋のショーケースを覗いてみて下さい。
もちろんはさみ屋に来てもらっても置いてます。
さぁ、次はどんな展開が待ちゆうかなぁ。