鍛冶屋日記

日: 2020年3月7日

「今週どうですかー?」の提案に「いいよー。」って返事するだけで4人集まる環境のありがたさを実感してます。長い間一生懸命自分から何人も声掛けて日程調整しないと始まらない環境が続いていたので。麻雀のお話。何年か振りにやり込んでます。

 

 

 

この前高校時代の同級生のママさんから「娘の中学校でキャリアブック(職業紹介)を作る企画があってアンケートにご協力お願い出来る?」って連絡があって「全然OKよー。」って返事してアンケートに答えました。そこらに転がってない仕事やもんね。

 

その質問と答え

職業名「鍛冶屋」

①どんなお仕事ですか?
鉄と鋼を使ってはさみや包丁など道具を作る仕事です。
鉄を焼いてたたいてのばして形をつくって、削って磨いて研いで切れる刃物をつくります。
また、お客さんが使って切れ味の落ちた刃物を研ぎ直して切れ味を復活させることも大事な仕事です。

②この仕事をして良かったと思うことは何ですか?
道具をつくってお客さまに販売して使ってもらって喜んでもらえること。
作るだけではなく、製品のPRや自社の広告宣伝、その先の販売や研ぎ直しなどのアフターフォローまで一貫して自分でやれること。
ブランドをつくっていくことの楽しさを感じながら仕事をしています。

③とっておいた方がよい資格などあれば教えてください。
資格は必要ありません。
技術の習得は毎日続けることが大切です。逆に言うと毎日続けることが出来れば技術は身につきます。

④ほかに何かあれば教えてください。
手仕事や職人という職業に就く人がどんどん減っている時代です。
この仕事を次の世代に繋げるために日々出来ることを頑張っています。
職人になる道もすごくやりがいのあることですが、自分がならなくても「職人さんの手作りの品」や「職人さんの手仕事」にお客さんとして関わることも出来ます。
興味を持ってくれたみなさんの生活が少し豊かになるように、良い品を作り良いサービスを提供したいと思ってますので、「鍛冶屋」という仕事を覚えておいてくださいね。

 

 

鍛冶屋から中学生へのラブレターです。

 

職人とか鍛冶屋とかの単語が頭のどこかに引っかかってくれるといいなぁ。一人でも2人でも。

未来のお客さまに自分の仕事をアピールする機会を与えてもらえて感謝でした。

 

 

 

 

 

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