鍛冶屋日記

月別: 2011年3月

とあるグループにおけるとある会での話。匿名希望。

ずっと意見を言い続けて、言うたびに何を言っても「ちがう。そうじゃない。」って反対されて却下されて(最終的には意見は通ったりもするのだけれど)、なにやらだんだん異端な扱いをされ始め、「あ、俺がこの会の邪魔しゆう奴みたいになっちゅう。」って思ったのでここ半年ほどは思うこと言わずに黙って聞いてみることにしてました。

もう本当に何から何まで目指す方向が違うので口を出さずに言うこと聞いてみようかと。示してくれた道を文句言わずについていってみようかと。

今回もめちゃ我慢して黙ってました。そしたら

「もっと活発に議論できる会にならんといかん。」とか
「意見も出んようじゃあ、なんにも出来んで。」とか言われました。

確かに「俺がしゃべらんかったらすっかりさみしい会になるにゃあ…」って思いながら過ごしてましたが。

言えんようにしゆうがぁ誰よー。

よかれと思って意見を言うと納得できる説明もないままつぶされる。
(それ以外の面々は意見があるのかないのか傍観者。どっちかに乗るでもなく、調整に乗り出すでもなく…。)

黙っちょったら「やる気ある?」って責められる。

黙ってれば黙ってる何人かのうちの一人になれます。

しゃべると1対1の敵役になります。

でもやっぱり意見は意見として言っていかねば、と思いました。うん、らしくない。

もちろん向こうからすれば「こいつはなんでわからんがな!」ってことなわけで。『わからずや』はお互い様なわけで。そのグループをその活動をその未来を良くしたいと思ってるのもきっとお互い様。

会話して対話してひとつずつ分かり合っていかんといかんなぁ、と。コミュニケーションってやつです。

もう本当に、ぶっ壊れるか、より素敵なグループになるか、の覚悟です。

俺一人はじかれたりしてね。

それはそれでかっこえいじゃんか、とかも思ってみたりするずるさを隠し持って勝負していこうと思います。

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「年とったからってやっちゃいけないことなんかないんだぜ。」

映画『ホノカア・ボーイ』より

今日は3月の『おかみさん市』に出店。とさのおきゃく開催中につき町には普段よりたくさん人が出てたように見えました。

高校のバスケ部のマネージャーが通りかかったり、親子三人連れのお姉ちゃんらしき方がトマトの試し切りしてくれて「お母さんこれやばい…。買おうや。」って薦めてくれたり、向かいのお食事処から出てきたおじさんが「向かいの二階のトイレの窓からしばらくあなたが砥いでるのを見てました。」って言ってお刺身包丁を買ってくれたり。

雨になり、後半寒くてたまらなかったけれど、はさみ屋Tシャツを上着で隠してはならない、という使命を胸になんとか寒さに打ち勝ちました。

その後、年に一度の「おかみさん市出店者と実行委員会の懇親会」に出席。今までは父が出てたので初めての懇親会でした。諸先輩方と居酒屋で鍋。
「若いもんが食べなさい。」ってどんどんまわってくるのでおなかいっぱいになりました。もうそんなに若くないはずですがここでは最年少。スティーブ・マックイーンの映画のことや少年サンデーの創刊号の話や「通信手段は電報やった」とかいう話を聞きながら、締めのうどんのおかわりを勧められたり断ったりしたところでのんびりゆったり終了。
一緒に飲むってやっぱり大事なことやね。

さぁ帰ろう、ってタクシーに乗るはずが少し酔った勢いでパチンコ屋さんに寄り道してました。パチンコ屋さんに入ったのはおそらく4、5年振り。そこでまずまずの成績を修め、『777』って揃ったのを写真に残すくらいヒヨッコスロッターに成り下がってる自分を愛おしく思いました。

(大学時代の自分が見たらものすごいイラつく光景だったと思います。「ちゃんと止めろや、おっさん。入っちゅうじゃんか…」とか「うわー、7揃えただけで写真撮りゆう…」とか絶対思われる。)

けれどそんなことはどーでもよくて楽しかったです。久しぶりって良い。

そんな感じで、まあまあ働き、ちょっと飲み、よく食べ、しっかり遊んだ一日でした。

時代はすっかり期末テストです。
教え子を2人抱えてるので今週は休みなし。毎日勉強してます。来週まで。

そのうちの一人、高一女子『ありさ』を紹介します。

期末の範囲は三角比です。サイン・コサイン・タンジェントです。

彼女はsin(サイン)を「シャイン」と読みます。

初めは「サインって読むがで。」って直してましたが、だんだんかわいらしく聞こえてきたので最近は注意してません。想像してみてください。

「しゃいん30°」
「しゃいんθ(シータ)」

かわいいでね。

今日は休憩時間に恋の話を聞かせてくれました。数ヶ月前まで一年くらい付き合った彼氏がいたらしい。

「なんで別れたが?」って聞くと

「んーとねぇ、『距離は近かったけど心が遠かった』き。」

かっこえいじゃんか。
笑いころげましたけど。

最後にもうひとつ。

「『少子化』って子供の数が減りゆうことながやね。」って言うので

「そうよ。ん?どんなことやと思うちょった?」

「子供の体がちっちゃくなりゆうことかと思うちょった。」

またころげました。

「だってちっちゃくなりゆうろ!最近のこども。」

やって。

なりやあせんき。

あなたがおねえさんになっただけです。

『小子化』

おそろしい。

.

「そんなんじゃ友達なくすよ。」
「残ったもんが友達だろ。」
映画『たみおのしあわせ』より。
清志郎さんのセリフ。いい言葉。でもそんな風には生きられません。

昨日の話です。

土曜日のひなまつりで久しぶりに会った小学校の同級生の女の子、ゆきちゃんが電話をくれました。

「お母さんに話したら包丁が欲しいって言いゆうき連れて行く。砥ぎ直しも頼みたいし。」

うれしい宣伝です。ありがとう。お待ちしてます。

午前中、たいちゃん(高校時代からの友達)がお店に寄ってくれました。お店の前にあるうちが管理する自販機の缶コーヒーをおごってくれました。

ごちそうさまでした。

夕方、みのるちゃん(涼太の友達のお父さん)から電話がありました。

「生きちゅう?」
「生きちゅうよー。」
「そうか。しばらく見てないき元気やろうかと思うて。生きちゅうならえいわ。おやすみー。」

愛されちゅうにゃあ…。

大事にしよう。

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