440円でマルボロを買う自分を想像してワクワクしてるはさみ屋です。あと4日。
友達にお誕生日おめでとうメールをしました。
めっちゃ久しぶり。たぶん去年はしてない気がするので連絡とるのは一年半ぶりくらいかと思われます。
そしたら
「いやぁ元気かえぇ。元気やったらえいがよえ。」
って返事が来ました。
元気ながやけど、もっと元気になったし、もっと元気でいようと思えました。
メールしてよかったです。
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月別: 2010年9月
440円でマルボロを買う自分を想像してワクワクしてるはさみ屋です。あと4日。
友達にお誕生日おめでとうメールをしました。
めっちゃ久しぶり。たぶん去年はしてない気がするので連絡とるのは一年半ぶりくらいかと思われます。
そしたら
「いやぁ元気かえぇ。元気やったらえいがよえ。」
って返事が来ました。
元気ながやけど、もっと元気になったし、もっと元気でいようと思えました。
メールしてよかったです。
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前回の記事のコメント欄にうちの品への苦情をいただきました。
このことに触れようかどうしようか迷いましたが放ったまま「月がまるい!」とかってアホなことばっかり書いてられんにゃあ、と思ったので書くことにします。
「欠けるし、曲がるし、使いものにならなかった。」
本当に申し訳ないことです。
しばしへこみ、途方に暮れました。
「へこんぢょったらいかん。原因究明やろ!」
って怒られました。
もう出来ることは「返品交換させていただきます。」って連絡することと、次にこういうことが起きないようにすること。
コメントいただいたお客様とも連絡とれました。謝ることしかできませんでしたが謝ることが出来て良かったです。ご連絡いただき本当にありがとうございます。
「プロたるものは医者、弁護士、マネジャーのいずれであろうと、顧客に対して必ず良い結果をもたらすと約束することはできない。最善を尽くすことしかできない。しかし、知りながら害をなすことはしないとの約束はしなければならない。」
W杯期間中にスポーツ雑誌で見つけた文章です。約束します。
それともう一つ。
クレームをつけやすい作り手にならなければ、と思いました。
「ネットで探して良さそうと思って買ったけどこんなもん?使えんじゃん…。」とか
「あの兄ちゃん手打ちって言うたけどこんなにすぐ切れんなるもんかよ。あー、損した。」
って思われてしまった時に文句言ってもらいやすいように仕向けんといかん。
機械で作った商品のように均一に出来上がらない限り起こり得る事態です。実際今回起きてるわけで。もちろん高いレベルでの均一を目指して仕事してますし、確認、検品することも大切です。が、中身が見えないので不安は常にあります。
クレームからは逃げません。逃げよったら技術の向上もその先の商売もないと思います。対応させて欲しいと思ってます。
そうしてもらいやすい環境をつくること。そう思ってることをお客様に伝えていくこと。
これは喫緊の課題。
以上、言い訳がましくもありますが、今後ともよろしくお願い致します。
はさみ屋
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夏バテはしてません。
もちろん秋バテも。
先週、突然、高知県産業振興センターの方が工場にやって来ました。
ある県内の刃物屋さんと共同で「包丁にチタンをコーティングする技術」を開発中だそうでそれを鋏に応用出来ないか、という話。
チタンを吹き付けることで刃の耐摩耗性がアップする。つまり刃が硬くなって切れ味が長く保つ、らしい。
面白そうじゃんか、と思いながら話を聞きました。
「砥いだらどうなります?」
「砥いだら剥がれます。」
一回砥いだら終わりです。ダメ。使えない。
打ち刃物はきちんと作ればそう簡単には使えんようにはならん。もちろん砥ぎ直しは必要です。
チタン使って一つ500円とか1000円高い品にするよりその500円で一回砥ぎ直しに出してくれればいい、と僕は思う。一回砥ぎ直しさせていただければ新品の切れ味です。
結局、「砥ぎ直しながら使ってもらう」っていう土佐の刃物の大事なところを無視した新技術、新商品や。
(チタンコーティングは別に新技術でもないか。よその刃物産地ではきっとやり尽くされた技術でしょう。そんな包丁見たことあるね。)
少し性質の劣る材料を使ったものや叩いて作るという部分を省略した刃物には有効に違いない。例えば安いステンレスの包丁とか。つまり所詮使い捨ての発想だなぁ、と思いました。
(ステンレスの名誉のために言っときますけどステンレスでもきちんと切れる、長持ちする刃物はたくさんあります。どんどん良い材料も開発されてます。しっかり作ってるものも確かにあります。でもそういう品はやっぱり高い。それに比べたら土佐打刃物のコストパフォーマンスはなかなかのもんだと思います。錆びるけどね…。)
そんなこんなでチタンコーティングされた鋏は出来上がりそうにないのですが、県の産業振興センターさんなるものが土佐打刃物のことを気に掛けてくれてることは喜ばしい。
もう少し現場の話を聞いてくれる機会とかあればいいのになぁ、と思いました。
何かの折にはまたよろしくお願いします。
今、ふと思ったがやけど、砥ぎ直しする度にチタンコーティングできたらどうやろね。砥ぎ賃据え置きで。ここ重要。
んー、刃先までコーティングしたら切れ味が心配になるきやっぱダメか…。
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今日は仕事の用事で昼から日高やら吾北やらあちこち回って、用事済んだのが4時。
「今から戻ってもなぁ…。」ってことで『バラハク』に行ってきました。西原理恵子博覧会。(計画的犯行です。)
かるぽーとに着いたのが5時ちょうど。なんとかタワーが回ってました。
大学時代に『まあじゃんほうろうき』をリアルタイムで読んでた僕にはなかなか楽しい企画展でした。
(小島武夫とか山崎一夫とか伊集院静とか懐かしい名前がいっぱい。)
が、タイムオーバー。
半分くらい見たところで閉館のアナウンス。6時。1時間あれば見れると思ったがやけど甘かったです。
8時ばぁまで開けちょってくれたらなぁ。
もう一日早退せんといかん気がしております。
『バラハク』は20日まで。
『パーマネント野ばら』でも『怒涛の虫』でも、りえぞうさん好きならば、お薦めです。
バニーアイズ9連敗。
昨日は2試合連続初回7失点。得点は2試合で4点。勝てる気配は全くありません。辛抱の時です。
でも個人的には好調で、昨日も6打数4安打。今シーズンは11試合消化して32打数15安打。打率.468!
なんで打てゆうかさっぱりわかりませんが…。
(素振りもバッティングセンターもすっかりご無沙汰。)
打率を計算してみて「これなら200本いくがやない?」って思ったので計算してみました。
11試合で15安打。
144試合に換算すると196.3本。
惜しい…。
ソフトボールは7回までやし5回コールド負けも頻繁にあるので打席数が少ないがや。一番打者でもほとんど3打席しか回って来んきね。
あまりに惜しい数字なのでイチローさんと比べてみました。メジャーリーグは試合数が多い。
162試合なら220.9安打。
やりました。
…アホな計算にお付き合いさせてしまって申し訳ありません。
個人記録よりチームの勝利のためにがんばります。
でも首位打者穫ってみたいなぁ…。
一昨日、来られたお客さんの話。
刈込鋏の砥ぎ直しを持って来られました。
前もって「砥ぐとこ見せてもらっていいですか?」って電話をいただいてたので砥ぎ直すとこを見てもらいました。ご自分で砥ぐ時の参考に、ということだそうです。
参考になったろうか。
砥ぎが終わってお渡しする時にそのお客様がどうしてはさみ屋を知ったか教えてくれました。
「包丁買ったら、『砥ぎ直します』ってチラシが入っちょったき電話してみた。」
「どちらで買われました?」
「新京橋プラザ。」
おー、『てんこす』や!
街の真ん中へ商品並べて良かった。
ショーケース構えた効果ありです。
リーフレット作った甲斐があるってもんです。
たまたま目にしてくれて商品買ってくれて、そっから砥ぎ直し出来るってことでうちのお店まで足を運んでもらえる。理想的。目指す形です。
もうこれでうちのお客さんです。
やらしい言い方ですけど
「作戦成功!」です。
はい、「しめしめ」です。
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初めてのものを作っています。
かといって新製品ではありません。今までは親父さんの仕事だったものです。
えらそうに職人ぶってますけどまだまだ親父さんじゃないと作れないものいっぱいあります。本当にうちの親父はなんでもちゃっちゃと作るので…。器用。
そういうのをひとつずつ奪っていこうと思います。
あれもこれもと考えると時間が足りない気がするけれど、ひとつずつ。
おそまきながら、そういう時期に入ります。
「もう30なのだけれどー」って歌いよったらもう40になりよります。
なんでも作れる鍛冶屋になれるか、なんでも直せるだけのはさみ屋で終わるか、そんな分岐点になる1、2ヶ月になりそうです。っていうか分岐点にせんといかん、しなければならない、have to 。
やれると思うちゅうけどね。
はい、得意の根拠のない自信です。
けどこれを頼りに生きてきたので、今回もこれで乗り切ろうと思います。
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9月1日の午前3時まで夏休みの宿題をやってた勉強好きなりんくんの自由研究は「お母さんの骨折の記録」でした。これは添付資料の一部。ネジネジネジ・・・。
いの町民祭の反省会してきました。
反省というよりは改善すべきところを洗い出す作業。反省すべきは実行委員長が早朝ゴミ拾いに遅刻したことくらいやね。
あとは事前に議題としてあがってたことはだいたいうまくいったように思います。
それでも実際にお祭りやってみたら、あそこはこうした方がいい、こんな準備しちょったらどうやろうってところはたくさんあって、こればあ反省したら来年はめっちゃスムーズに進むにちがいない、ってくらい話し合ってきました。
実行委員長は今年限りですが他の委員のみなさん(役場や商工会や教育委員会などの方々)は毎年のことです。大変や。
来年は青年部のビール屋さんで出店者、その次はもう青年部も卒業なのでお客さんです。ゴミは持って帰れるお客さんになろうと思います。
本当に良い経験をしたと思います。みなさまお世話になりました。
さぁ、仕事せないかん。