鍛冶屋日記

日: 2010年5月17日

高知駅前の「とさてらす」隣のイベント広場で売ってきました。昨日の話です。今朝の高知新聞に出てます。22面参照。

あ、龍馬さん。花まみれ。

9時にイベントオープン。10時までの1時間で鋏、鋏、包丁ってパパパッて売れました。
いい調子、今日はどればぁ売れるがやお、って思ってたらパッタリ止まりました。
そんな売れない時間には慣れてるので包丁砥いだり隣の商工会青年部のみんなと話したりしてました。そしたら青年部副部長の宮地くんが「砥いでみたい。」って言ってくれたので少し講習して「やってみいやー。」

やってみたのを後で少し仕上げて青年部のブースで売ってたフルーツトマトを切ってみました。スパッていきました。よし。
それからまた宮地くんが

「釣りで使う糸を切りゆう鋏があるがやけど砥げる?100均で買ったやつながやけど。」

相手は100均なので手強いかもとは思ったけれど、車にあると言うので持って来てもらって荒砥をあててみました。切る対象である糸も持って来てくれたので砥ぐ前、砥ぎ後が試せます。グシャってなってたのがシャリって切れるようになりました。再び、よし。
参ったか100均、って感じ。この切れ味がいつまで保つかは100円でつくられたお前次第です。普通にお客さんに頼まれたら砥ぎ代は200円ってとこやね。

そんなことしてる間に朝10時から夕方5時まで売り上げゼロ。今日は終わりかー、朝だけやった、ちゃんと作務衣も着てきたのになー、って思ってたら宮地くんが動きました。

「これ下さい。」

包丁です。
ありがとうございます。
1000円引かせて頂きました。
そしたらそれから同じく青年部員の川村さんが買ってくれたり観光バスから降りてきたおんちゃんが包丁買ってくれたりして閉店前の1時間は朝の1時間以上に売れました。

実演の大事さと砥いで使うことを知ってもらうことの重要性をあらためて感じる一日になりました。

次の売り出しにはまな板とトマト持って行ってみよう。

そのうちナスとか魚とかひまわりとか持って行かんといかんなりそうです。

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