鍛冶屋日記

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この前お知らせした『仁淀ブルー体験博2022』にご予約が入りました。

 

昨年のメニューには申し込みゼロ。
今年も予約開始からしばらく反応なくて「今年もゼロかなー。」と思っていたら9月15日に一件予約が入りました。

「一件予約が入ったので、これから申し込みされる方は、はさみ屋と1on1じゃなくなりましたよー。お気軽にどうぞ。」ってブログに書こうかと考えてたら9月末に一件、10月に入ってまた2件。合計4人の方が申し込んでくれています。

1対1じゃないって重要かも。1人だけはさびしいもんね。見に来た方が緊張するもんね。ファーストペンギンに感謝です。

 

工場の広さを考えて6人までの設定にしてるので、「残席わずか」の人気メニューになりました。

まだ実現はしてません。あくまで申し込みの段階ですが、県外からの申し込みもおふたり。

ようやく高知への、いの町への、観光客誘致に貢献出来るかもしれません。

 

体験料は3,000円です。

4人様のご予約で12,000円の収入は見込めますが、この前、仁淀ブルー体験博No.11『夜のいの町サクッとはしご酒』に参加して12,000円払ってきたので、今のところ体験博はプラマイゼロです。収入を得る前にペイしてます。

 

繰り返します。残席わずかです。
ご興味あれば是非。

詳細・お申し込みはこちら↓

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https://niyodoblue.club/programs/6265f8dd421aa90001ce8281

夏のイベント出店シリーズも終了でちょっとひと息。
7月は3.16.17.23日
8月は7.14.28日
9月の4日
2ヶ月で8回、出先で販売してきました。
売上ゼロの日も2回あったけど、最後はドットもストライプもなくなってました。
秋はまたあちこち出稼ぎに行くことになるのでしっかり作り込みたいと思います。

 

 

この度、笹岡鋏製作所の公式LINEアカウントを作ってみました。新しい試みです。
この度って言ってもアカウント作ったのは5月のこと。発表せずに3ヶ月が過ぎてました。

 

「LINEのアカウント作ってみようかと思うちゅうがよね。」って、先を行ってる岡田クリーニングの青年部部長に聞いてみたら
「あ、全然難しくないですよー!」って言われたのでやってみたらたしかにまあまあ順調に出来上がりました。

 

 

友達増やしてキャンペーンするつもりはありません。ごめんなさい。

ディスカウントやクーポンは僕の仕事には向いてないと感じてます。がんばって作ったものは安売りしたらいかんし、安くしたからって売れるもんじゃないよね、刃物。

狙いはお問い合わせの受け付け場所。
お客さまとのやり取りが少し気軽になるかなぁと思ってのLINEアカウントです。

今はメールでのやり取りのお問い合わせがLINEに移行するのか。また実験。

気軽にお返事しますので、鋏や刃物について疑問・質問・お問い合わせなどあればお気軽にLINEください。

よろしくお願いいたします。

こちらからどうぞ↓
https://lin.ee/jYeI4kJ

この前、伝統工芸を応援する趣旨の取材があって「この先5年10年の目標はありますか?」という質問に「稼ぐことです!」って答えました。
伝統工芸の職人が「目標は稼ぐことです!」って言い切ったらどんな風に届くかなぁ。楽しみです。

 

 

お知らせ。今年もやります。
『仁淀ブルー体験博』

昨年はこんな内容↓で体験者はゼロ。

仁淀ブルー体験博

一番やりたいことを素直にメニュー化してみたら誰にも届きませんでした。

「ちょっとは集客して仁淀ブルー体験博に貢献しろや!」って1年間おこられ続けたので、今年は鋏を作るところを見てもらおうと思います。

 

 

説明文はこんな感じです。

「鍛冶職人歴25年の笹岡悟が全てを見せます。鉄の棒に鋼をくっつけ花鋏が出来上がるまで、叩いて伸ばして叩いて曲げて磨いて砥いで、最後に2つを1つに組み合わせて鋏は出来上がります。ざっくり数えて20〜30ある工程を順番に実演します。

土佐打刃物は高知県の伝統工芸ですが、鋏を作る鍛冶屋は笹岡鋏製作所だけ。全国の華道家さんや植木職人さんに使われる鋏がどうやって出来上がるのか、なかなか見る機会のない鍛冶の工房見学。真っ黒な手でお待ちしています!」

 

 

どんな材料を使ってどんな工程で鋏が出来上がるのか。

工場見学はいつでも見に来てもらっていいのだけれど、鉄の棒が鋏になるまで一連の流れを出来るだけスムーズに一から十まで見てもらえるように準備して待ち構えます。

自分でものを作ってみる鍛造体験ではなく、鋏がどんな工程を経て出来上がるのかを見てみたい人がいるのかいないのか。

体験料は3,000円なり。

日時は
10月29日(土)14時〜16時

あ、2時間で最後まで行けるがやろか。
出来るだけ次から次へ見てもらえるように、練習しときます!

 

申し込みはこちら↓

https://niyodoblue.club/

はさみ屋のプログラムナンバーは「37」

ご興味ある方は是非。

 

それから仁淀ブルー体験博、全部で53個もの体験プログラムがありますので、楽しいの探して参加してみてください!

 

この秋、仁淀川流域のあちこちでたくさんの人がたくさんの人をお待ちしてますので、よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

先週金曜日7月29日、英二さん(僕のお父さん)が80歳の誕生日を迎えました。

現役で炉の前に座ってます。火を焚いてます。この真夏に。1942年生まれ。すごいね。

 

 

少しずつ世界が前に進んでいて、先月は初めて行くイベント出店が2件ありました。

それぞれまずまずの売上があったのだけれど、「これこれ!このためにあちこち出掛けて行きゆうがやった!」って出来事があったので書いときます。

(ケース1)
7月23日に本山さくら市周年イベントで出会った若いご夫婦。
「あ、はさみ屋さんがおる!」

お話を聞くと南風(まぜ・土佐市のアンテナショップ)でSANUKI no MEGUMI(ドット柄の柄の包丁)を買ってくれていて、「良く切れたので次はペティナイフが欲しくてはさみ屋さん探して行ったんですがお店が閉まってて買えませんでした。こんなところで会えるとは!」

日曜日に来てくれたがやね。せっかく日曜のドライブの目的地に選んでくれたのに日曜定休でごめんなさい。

で、ペティナイフをお買い上げいただきました。
1時間ドライブして本山町へ売りに行った甲斐があります。
ひとつ実際に使ってもらってから、またもうひとつ求めてもらえるのは本当にうれしいことです。認めてもらえた感。
こんなところにもはさみ屋包丁のユーザーがおった。
本山さくら市、また行きます。(お知らせはのちほど。)

(ケース2)
先週はさみ屋にひとりの女性のお客さまがご来店。
「アグリコレットでお話ししたら包丁砥いでくれるって言われてたので持って来ました。」

これもうれしい。

7月16日17日の2日間売りに出かけたアグリコレットで出会った方でした。

 

イベント出店先で獲得出来るのはその日の売上だけじゃない。

未来のお客さまになってもらえる可能性。そのために出会ったお客さまとお話ししてはさみ屋のリーフレットを手渡します。

もしかしたらその日の売上よりもこっちの方が大事かも。
今回は包丁の研ぎ直しを2丁「1,400円」の売上が生まれただけですが、これをしっかり研ぎ直してその価値を認めてもらえたならばまたその先に繋がるはずです。
そのためにしっかり研ぎ直しします。

・アンテナショップに並べる
・声をかけてもらえたイベントにはあっさり出掛けてみる
・そこで出会ったお客さまとお話しする
(刃物が必要になった時、研ぎ直しが必要になった時に思い出してもらえるように)
・どこで買った品でもうちで直せる限りしっかり研ぎ直しする
・もしかしたらその次はうちの品使ってもらえんかなぁ

・そしたらその研ぎ直しはうちに帰ってきてくれるはず

 

 

そんなことをぐるぐるぐるぐる回してなんとか成り立たせてきた仕事なので、これからも続けたいと思います。すごく大事なことやのに、ちょっと忘れかけてました。

 

と、言うわけで8月の出店予定

8月7日(日) おかみさん市(帯屋町)
8月14日(日) 銀橋マルシェ(仁淀川波川公園)
8月28日(日) 本山さくら市周年イベント再び

世界が復活してきたら休みがなくなる。今日から17連勤です。
(お盆過ぎに休みを取って18日19日で島に遊びに行くので大丈夫。)

 

また出かけた先で、誰かひとりでもはさみ屋に出会ってもらえますように。

 

 

 

職人イドバタミーティング(がんばる自営業者さんの集まり)で「どんなこだわりを持って仕事してますか?」の質問に

「売り方です。どうやって売るか、どうやって届けるか。これを一番大事に思ってます。」

うん、職人にあるまじき答え。でも最近は「作る」より「売る」が本当に大事だなぁと思ってます。みんなの前で堂々と宣言出来るくらいに。がんばります。

 

 

この度、地上波の全国放送連続ドラマに出演しました。うちの鋏が。鋏達が。

日本テレビ 土曜22時
『初恋の悪魔』

https://www.ntv.co.jp/hatsukoinoakuma/

2ヶ月前にお電話で
「ドラマで使いたいのですがお借り出来ますか?」
「いいですよー。」

その後メールで
・タイトル『初恋の悪魔』
・使用箇所 林遣都さんの家(ハサミコレクター)
・希望製品 ハサミ数点

で、ホームページに出してる鋏を中心に定番ではない特注で作った変わった鋏も数点も入れて(コレクターならこんなのも持っちょってもいいかもねと思いました)総勢12種類の花鋏や植木鋏をお送りしました。

注意事項も
・企画キャストは社外秘で
・OA前の事前告知はNG
・演出都合により変更となる場合もあり

この度無事オンエアされて、かすかにうちの鋏らしいものも映りました。

エンドロールの美術協力欄に『笹岡鋏製作所』の文字もしっかり映ってました。


連ドラ出演まで辿り着くとはね。
すごい世界まで連れてってくれます。

土曜22時
『初恋の悪魔』
是非ご覧ください。今すぐ毎週録画のご予約を。

初回見逃した方はTVerで見れます。
笹岡鋏製作所の鋏達、見つけてみてください。

 

 

今週末はイベント出店。だんだんイベントも戻ってきました。
『とさのさとCAMP &BBQフェア』
はさみ屋はアグリコレット店内での出店です。


(※はさみ屋は16日と17日の土日のみの出店です。)
アウトドアっぽいの(鉈とかナイフとか)持って行こうと思ってますので、是非ご来場ください。

 

 

先日メロンが届きました。
そんな予定も予告も全くなかったので、
「ん?なに?」
開けてみたらお客さまから。
オーダーメイドの鋏を作って3月にお送りした鳥取県のお客さまから。メロン農家さんでした。

「ペルル」という品種で食べ頃は1週間後、って内容のお手紙付き。メロンと鋏の写真も付いて!うれしい!

右下にこっそり写るこの鋏作ったの親父さんと俺!

 

鋏は通常メロンの整枝作業に使ってる、収穫時にはメロンのアンテナT(こう呼ぶがやね!)のつる切りに使ってる。で、鋏を褒めてくださって、メロンを送ってくださって。ありがたいことこの上なし。美味しくいただきました。

 

お礼のメールを送ってから、ふと頭に浮かぶ。

「これお中元に送りたいなぁ。」

零細個人事業主ですが、お中元を送るお取引先さんも数件あります。
その品が「うちの鋏を使ってくれてるメロン農家さんのメロン」めちゃ良いストーリー。完璧。

こういう経済の回し方、好き。

(もちろん県内地元でお金を回すことは大切やけど、毎年カツオである必要はない。)

 

 

で、お名前とご住所でググってみたけど見つけられない。通販してないのかなぁ。

意を決してお電話してみました。
メロンのお礼を言ってから
「直販してますか?お中元に送ることって出来ますか?」
「ありがとうございます!でも、今年は終わってしまいました!」

品切れ。残念。

来年覚えちょったら6月中に注文しよう、と心に留めました。

 

ネット経由の鋏のご注文はほぼほぼ植木屋さんからと思ってたので、このオーダーも植木屋さんに違いないと思っていたのだけれど、農家さんもうちのターゲットになるってことも教えてもらえました。
毎日とか一日中とか使うならそりゃ鋏もじっくり選んで探してくれる可能性あるよね。考えてみたら過去にも買ってくれた農家さんも心当たりが何件かあります。

 

そんなこと考えてたら偶然にも今日別のお客さまからお電話もらいました。

「農家でつる切りに使いたいんですけど、鋏のことよくわからなくて教えていただけますか?」

 

新たな顧客層の発見です。
そういうとこにも発信せんと、届けんとね。

 

お中元の選定は振り出しに戻る。
今年もカツオかなぁ。
いの町でカツオが獲れたらいいのに。

 

 

昨日阪神競馬場に行ってきました。
春のグランプリ『宝塚記念』

毎週馬券はスマホで買っているのだけれどJRAの競馬場には生まれて初めての参戦。
電車を降りて人混みに流されるまま辿り着き、どこに何があるかもわからず右往左往して、天気良くてめちゃくちゃ暑い中お茶を買うための自動販売機に大行列。人人人の多さに圧倒されました。

全然レースも見れてない。大画面のオーロラビジョンさえ人の頭だらけで見えませんでした。スタンドでGⅠの雰囲気を味わっただけ。ファンファーレとお客さんの歓声とどよめきを聞いてきただけ。

充分わくわくしたし満足したけれど。もう現地観戦はいいや(そもそも観戦出来てないし)!家でビール飲みながらTVで見た方が絶対いい!と思いながら3時間ドライブして帰ってきたけれど、すでに「指定席取れたらまた行ってもいいかも。今度は競馬場でビール飲めるように日曜泊まり月曜休みのスケジュールで行こう。」などと考えたりもしています。

 

 

競馬場も賑わいを取り戻したように、こちらの日常も前の姿を取り戻しつつあります。
町の活性化や商業振興やイベントに向けての会がドカドカ入ってきてます。

活性化なんて10年ずっとやってきてほとんど結果出てないがやき下手くそながやろうけど、10年ずっと続けてやれてるってことは好きなんだと思います。

 

やっぱりみんなで元気になって行きたい。

町でも伝統工芸の世界でも。

もちろん誰かのためだけに動くなんてことは出来なくて、誰かのために動いてるように見えて自分のため自分の仕事のためにやってる部分が大きいことは宣言出来ます。直接間接問わずたくさん自分のためになってきてます。

いろいろ大変なこともあるけれど、ステイフーリッシュの馬券は当たらないけれど、続けていればいつか何かが起きるかも。そのために。

「stay hungry, stay foolish」です。

 

10番人気の単勝と複勝を5000円ずつ買って50万円になる夢を見ました。

 

 

 

麻雀の予定を立てて4人が無事2週間過ごすことがこんなに難しい時代が来るとは思ってなかったはさみ屋です。あと3日、何も起こりませんように。

 

 

一時に比べるとだいぶ注文も落ち着いてきていいペースで働けております。
注文が減ってきていていいペースとか言ってる場合じゃないのかもしれませんが。

そんな中ちょっと気づいたことがあるので書きます。
年々増え続けてきたホームページからのご注文。
印象としてはほぼ9割がプロの植木屋さんからのご注文だと感じてました。植木鋏や刈込鋏、オーダーメイドのご注文もほぼこの2種類。

それがここ最近、花鋏のご注文が増えてきてます。理由は謎。

データをほじくってみました。
昨年1年間のネット通販のご注文の割合。
(定番商品のみでオーダーメイドは含みません。)
植木鋏 114丁  58%
刈込鋏 35丁  18%
花鋏  29丁  15%
包丁  17丁  9%

植木鋏と刈込鋏で76%。
ほぼ9割は言い過ぎちょったことがわかります。

(包丁も9パーセントあるがや。これはなんかうれしい。)

これが今年になっての割合は
植木鋏 9丁  23%
刈込鋏 12丁  31%
花鋏  11丁  28%
包丁  7丁  18%

ここまで書いて気付きました。
「植木屋さんからのご注文の割合が減って花鋏の割合が増えた」という内容を書こうと思って書き始めたのだけれど、割合じゃなくて単純に植木屋さんからの注文の数が減ったがや。

去年の114丁がもう半年になりゆうのに9丁やん。
植木鋏が減ったことで花鋏が増えたという錯覚。花鋏だって半分に足りてないやん!こわ!

そりゃゆったりペースで働けるよね。

 

なぜそうなっているのか、
どこか違う鋏屋さんがたくさん売り始めたのか、笹岡の鋏は全国の植木屋さんにもう行き渡ってしまったのか。それともコロナの影響が今頃現れてきたのか。

そこは見えてこないし、考えても仕方ないので、ショーケースがスカスカになってるアンテナショップのために頑張って包丁を作っています。

ネット通販があって全国がお客さまになる可能性があるこの時代なら「鋏」だけ作る鍛冶屋でもやっていけたかも、なんて思ったこともあったけどやっぱりいろいろ作ることって大事でした。

今日も三重県に鍬(くわ)と包丁をお送りしました。

明日は包丁とナイフを仕上げます。

作る品の多角化。
売り先の多角化。

生き延びんとね。
あっちもこっちもあってよかったー。

 

Instagramで「#くるくるパーマ」を検索してそこに出てきた動画を美容師さんに見せて「これにしてください!」ってオーダーしたらきちんとくるくるパーマになりました。
朝イチでパーマをかけて昼に帰ってビール片手に正座でテレビ観戦したらソダシが勝つ(単勝が当たる)というルーティンを編み出したはさみ屋です。パーマ代はペイ出来た。

 

 

前回書いた研ぎ直しお問い合わせそのままスルー問題。
ブログで発信してから考えました。
やれることあるじゃん。

うん、お手紙出そう。

「研ぎ出来ますか?」のお問合せのメールを受けてメールでお返事したけれど、その後反応がないお客さまにお手紙を出しました。

以下、ほぼ全文
「以前、鋏の研ぎ直し、調整のお問合せのメールをいただきました。
お返事のメールをお送りしましたが、その後ご連絡がないままですので、もしかしたらこちらからのメールが届いてないのかもしれないと思いご連絡させていただきました。

研ぎ直し承ります。
お値段は
鋏研ぎ直し「1,500円」
代引手数料「300円」
返送料「1,000円」
消費税「280円」
合計「3,080円」の代引での発送になります。

こちらに届いて1〜2週間程でお送り出来ると思います。

お値段、納期、よろしければこちらにお送りください。

(研ぎ直す必要がなくなったとか、お値段や納期が合わなかったからその後のご連絡がなかったなどの場合は、余計なご連絡で申し訳ありません。)

研ぎ直しメンテナンスしながらであればまた長い間お使いいただけると思います。
もし、必要であればお気軽にご依頼ください。
今後ともよろしくお願い致します。」

封筒に入れてポストに入れました。

反応ないけど大丈夫かなぁ、メール届いちゅうがかなぁ、って考えてずっと引っかかっちょったのにあっさり解決。お手紙出して何もないならもうやれることはない。
ずっと引っかかっちょったのにあらためてメールBOXのフォルダを検証するとお手紙を出すべきお客さまは3件だけ。84円×3通で解決しました。(僕の心が解決しただけね。)

ただ一番古いお問合せは昨年2月。もし、何らかの事情でお返事メールが届いてなければ1年3ヶ月もほったらかしってことになります。

これではずいぶんタイミングは悪いので、次から同じことが起きたらもう少し早めに対応出来る。お手紙作戦を開発しました。

 

心に留めちゅう間は一年ほっちょけるのにブログに書いたらすぐに解決策を考える頭になりました。
やっぱり発信するって重要。

ひとつひとつです。

 

 

町の活性化や商店街でのイベントへ向けての会議や同窓会の幹事会が消え失せてしまったここ2年、ただ毎週末の馬券の買い方だけを考えて生きるダメな男に成り下がっているはさみ屋です。
あんなに忙しくいろんなことが出来ていたのに。今週末はソダシです。単勝勝負です。

 

 

時々、県外のお客さまから修理のご依頼のメールをいただきます。
欠けました、先が飛んでしまいました、切れ味が落ちたのだけれど、などなどいろんな内容。

もちろん「お直しします。お送りください。」
ってお返事をします。
納期と修理の代金の目安を書いて。

ほとんど送ってきてもらえるのだけれど、まれにその後の反応のないお客さまがいます。

ものすごい不安。
「メール届いちゅうがやろか。」

修理のお値段が合わない、2週間もかかるならいいや、って判断なら仕方ないけど。

もしかしたらお返事メールが届いてなくて、こっちが無視してることになったりしていたら申し訳ないので、ここに書いておきます。

出来る限りお直ししますので、ご遠慮なくご依頼ください。お送りください。

あ、うちで作ったものじゃなくてもお直しします。
研ぎ直しや柄の修理もうちの大事な仕事です。代金をもらって切れるように使えるようにしてお返しする。うん、仕事。

本当にご遠慮なくご依頼ください。

「品質」=「お客さまの満足度」ならメールのやり取りやお電話での対応や梱包の仕方なんかも品質に含まれるよね。

 

全部しっかり出来る職人になりたいです。

 

 

 

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