「大丈夫、3日あったら出来る。」と思ってたし、周りにもそう言って余裕ぶってました。
3日で終わるにしてもそろそろ締め切り来るし、やらんといかんなぁと思いつつ、『ひなマルシェ』の出店までは商品作らんと売りに行くための品がスカスカだったので、3月5日の『ひなマルシェ』が終わったらやろうと思ってました。
ところがマルシェが終わっても明日までに仕上げるべき鋏や今日中に仕上げちょかんといかん研ぎ直しの包丁に襲われ続けたり、お誘いもらった夜のイベントに仕事を早退して参加したり、WBCにわくわくしたり。

 

 

「3日あったら出来るけど締め切りまであと5日しかなくなった確定申告」です。

 

 

土曜日の朝にようやく取り掛かり一日中パソコン入力です。その結果「これ本当に3日で終わるがやろか?」って不安になったので、意を決して日曜日にも休日出勤。朝から晩(WBCのプレーボール)までパソコン入力。

翌月曜日の16時に青色申告決算書が出来上がり、18時半にe-taxにて無事申告完了です。

 

土、日、月、「やっぱり3日あったら出来る」を証明して見せたはさみ屋です。

 

 

 

確定申告のために出来上がった決算書にて衝撃の事実が浮かび上がったので書いておきます。

はさみ屋の仕事は基本的に「鉄と鋼を仕入れて刃物を作って買ってもらう」仕事です。

 

が、2022年、鉄と鋼の仕入れが総売上の「3%」でした。たったの3%。

 

ざっくり言うと、100万円の売上を作るために仕入れた鉄と鋼が3万円。
1万円の鋏にかかる材料代は300円てことです。

(もちろんたくさん使う材料は数年に一度数十万円分どかんと仕入れてじわじわ使っていくものも数種類あるので、昨年はその仕入れが起こらなかったというのもあります。)

それにしても300円の鉄と鋼から1万円の品を作ってたとはけっこう衝撃。

鉄と鋼じゃない仕入れは売上に対して10%でした。これは、販売するために直接必要な柄とかサヤとか箱とかもろもろ。

300円の鉄と鋼で刃を作って、1,000円使って柄を付けてサヤに入れて箱に入れて10,000円で販売。

 

 

ここまで書いて気づいたことがあります。
はさみ屋には原材料の必要ない、水道光熱費(電気代)と消耗品費(砥石代)と努力だけで売上を作れる研ぎ直しという立派な仕事がありました。あ、技もいるね。

これを調べてみると売上の16%は研ぎ直し。

だから300円から1万円は作ってなくて8,400円の品物を作り出していた計算。

 

 

どんだけ身体で稼ぎゆうがやろ。
アスリートやん。

 

温泉代とかマッサージ代とかも経費にしてもらってもいいくらい身体で稼ぎゆう気がするよね。

確定申告なんてしてなくて、仕入と経費の違いを考えたことがない人もいるかと思うので注意書きを足しておきます。(僕も確定申告するまで知らんかったし。)

1,300円の原材料で1万円の売上を作っても8,700円稼いでる訳ではありません。

仕入れ(原材料)ではない必要なお金である経費というものが仕事をするにはいっぱいかかります。
荷造運賃、水道光熱費、通信費、損害保険料、消耗品費、その他諸々。親父さんへの給料賃金も。

今回のはあくまで売上に対する原材料費の割合のお話でした。

それでもなかなか付加価値を作り出せゆう仕事でね。

 

 

簡単に言うとほぼ「手間賃」で稼いでます。

それをあらためて実感したので、明日からもしっかり手間をかけて仕事をしようと思いました。

 

 

 

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