鍛冶屋日記

日: 2011年12月14日

そんなにケータイ見つめながら自転車こぎよったら目の前から来る運命の人を見過ごすで、中学生たち。工場の前をチャリで通り過ぎる学ランを見ながらそんなことを思いました。

この度、昨年買っていただいた植木鋏がはるばる福島県から砥ぎ直しに帰って来ました。料金と仕上がり予定日を連絡したらこんなお返事が届きました。

「よろしくお願いします!鋏が実家に帰省してるようで、しかもここから遠く遠く高知県にあると思うと改めて感動です。」

僕も自分の品を買っていただく時に、頑張って育てた子馬を送り出す牧場主の心境になったりします。娘を嫁に出す感じがわかるほど大人ではないので。

力や技が足りんところはあるかもしれんけど今の自分にできることは全部した。たまたま目にして気に入ってくれたオーナーさんの期待に応えるべく頑張って走れよー。
しっかり働いて、疲れたら放牧に帰って来たらいい。

そんな気持ち。

だから「里帰り」みたいなメッセージはうれしいです。

無事帰ってきたのできちんとまた調整してリフレッシュさせて送り出したい。そんな風に思ってますので少しだけお待ちください。

他のみんなも元気に走ってたらいいなぁ。

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年賀状が書くものじゃなくて作るものになったのはいつからながやろう。

作らねばなりません。

日曜日の夕方、とある会議室での同窓会の準備会に出席。6時スタートで4時間話し合う。決めなければならないことってこんなにあるものなんですね。1月2日の本番までにもう一度集まります。

なんとなく前に出て議題や意見をホワイトボードに書き連ねてたら、同級生のしっかり者の女子からこんな印象的な一言をいただく。

「ホワイトボードに土佐弁で書く人初めて見た…。」

わかりやすいでね。

確実にあきれた口調でしたが誉め言葉として受け取ってます。

メッセージは書き言葉より話し言葉の方が絶対伝わる、はず。

あと半月。
みんなでしっかり準備したいと思います。

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