鍛冶屋日記

月別: 2009年8月

今日はソフトの試合のため早起き。早起きついでに投票所へ。

6時50分の保育園です。

投票は7時からながやね。開くまでおばあちゃんと世間話してたらもう20人くらい集まってました。

7時ちょうどに「ただいまから開始します。」って開場宣言みたいなのがあって、さあ行こうって思ったら前のおばあちゃん達が譲りあってます。
我先にって並んでたように見えたのに…。なぜ譲りあう必要がある。

なのですり抜けて一番乗りしてやりました。そしたら噂の『空っぽ確認』させられました。投票箱三つ。
神田みどり保育園は不正なし。

それから試合のエピソードを一つ。

痛烈なサードゴロをグラブに当ててこぼし、あわてて拾って振り向きざまにファーストへワンバウンド送球しようと投げたら

ピッチャーに当たりました。

ピッチャーが「痛っ。」って言いました。

田村くん、ごめんなさい。

楽しかったです。

エラーを反省しつつ、夏休み最後の日曜日、これから川へ泳ぎに行ってきます。

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うちの工場の前の道を自転車で通り過ぎる5~6人の中学生らしき男子の集団から

「やっぱ俺、ゲイでえいわ。お前は?」

って声が聞こえて来ました。

前後の会話は聞こえんかったき内容はわからんけど

「なんでボルトやめたがー。」って思いました。

いいなあ、中学生男子。

自由や。

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この度、東京から洋裁鋏の研ぎ直しの依頼があり昨日届きました。
その方のお祖父さんが伯母さんに76年前に買ってあげた鋏だそうです。高知の大橋通りの金物屋さんで。

この春に亡くなられたその高知の伯母さんからその鋏の話を聞いていたその方は、その鋏を伯母さんに代わって使いたいと思い東京へ持ち帰り、研ぎ直しの出来るところを探して、うちのホームページを見つけてくれたそうで、お電話を頂きました。

「たぶん直りますよー。」ってことで送ってもらって、研ぎ直して、今日また東京へとお送り致しました。

76年前に大橋通りのお店に並んでたその鋏は、その後伯母さんと一緒に、高松、静岡、神戸を巡り、高知に戻っていたのが、持ち主を亡くし、新しい持ち主さんと東京へ行き、また復活するために高知のはさみ屋へ来て、明日にはまた東京です。

壮大。

そんな内容のお手紙が同封されていたので、いつもより気合い入れて研ぎました。

道具冥利。
こんなに長い間道具として使ってもらえる。
凄すぎます。

ばっちり研ぎ直したので、またこれから何十年と活躍するはずです。

時は流れても道具は残っていきます。
そんなの作れてたらいいなあと思います。

自分がそんなに大切にしちゅう物あるろうか、って考えました。
子に受け継いでもらうほど大事に使ってるもの…。

ありました。

浪人時代に出会った『麻雀牌』と大学に入って高松で真っ先に買いに行った『麻雀マット』。

あー、まだ20年にもなってないや。

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日曜日のリフティングのテストで23回しか出来ずWiiがお預けになり、昨日の誕生日当日はお祝いに回る甘海老を食べに行くため6時半の帰宅命令に余裕で30分遅れて帰って来てお寿司屋さんへの道中ずっとお説教されていた10歳になりたてのりんくんが書いた夏休みの宿題。

グッドバランス大賞授与。

なにはともあれHAPPY BIRTHDAY。

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昨日テレビ見てて欲しくなったもの。ウクレレと『人間失格』。モンゴル800と太宰治。

小学生と一緒に夏休み中の給食室の包丁達。

リフレッシュにはさみ屋に遊びに来てます。
今年の夏は4つの小学校と2つの給食センターから、総勢62丁。
今回はいの町内だけでなく、新たにはるばる仁淀川町の給食センターからも10丁やって来ました。

そのうち愛媛県あたりからもやってくるんじゃないかと思うと胸が高鳴ります。

こちらはお世話が大変で左手の人差し指の腹まで研いでしまって流血したり、
ずっと砥石あててたので左の肩から手の先まで痺れてきたりしています。
左半分超痛い。全部一人で接客です。

やっと今日の午前中に終わりました。稼いだ、稼いだ。

これで二学期からまた子供達のために頑張ってくれることでしょう。

写真はスッキリしてお迎えを待つばかりの研がれたてのkitchen knives。
また冬休みに会いましょう。

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父に似てだらけるのが得意なりんくんに夏休みに入る時にニンジンをぶらさげてみました。

「誕生日(8月24日)までにリフティング50回できたらWii買うちゃお。」

彼の最高記録は38回。何ヶ月も停滞中です。練習してないき。
最初は二日ばぁ練習したようですが、それから三週間まるでやってる気配なし。

先週の土曜日はお兄ちゃんの試合のためりんくんは一人でお留守番。帰ると何にもしてない。
「宿題した?リフティングした?」
「してない…。」
「今からやれー!」

やってるのを見ると完全に衰えてました。10回いくのがやっとです。
「練習してないきできんなっちゅうやん。毎日やりよ。」
「はーい。」

日曜日もお兄ちゃんの試合のためお留守番。帰るとまた何にもしてない。
「宿題した?リフティングした?」
「してない…。」

この時はお兄ちゃんのチームメイトが遊びに来てたので巻き込んでみました。
「りんが50回できたらお前らもWiiで遊べるき教えちゃってやー。」
「わかったー。」

この日の記録は31回。
「ちゃんと教えてくれた?」
「涼介は教えてくれた。健太は邪魔しよった。」

サンキュー涼介。さすが健太。

翌日月曜日。69回できたそうです。水曜日には84回。

あっさりクリアです…。
あっさり過ぎや。

こっちの思惑としてはコツコツ練習してその結果記録更新、プレゼント獲得、で毎日の努力の積み重ねの大切さがわかる、ってシナリオやったのに…。何回とか関係なく、練習しようって姿勢だけでよかったがやのに…。

ちょっとカミナリ落としたら3日で達成。

あなどれんね、うちの天才。

100回に設定しちょったらやつは最初からあきらめちょったろうしねえ。

さあ、この後どうやって調子に乗せようか。

『やればできる子』

扱いづらいにゃあ…。

禁煙にチャレンジしてる人がいます。がんばれー。

展示会、まだやってます。大好評かどうかはあんまり聞こえてきません。見てくれた人は良かったって言うてくれゆうらしいけど。
なのでこのあたりでもう一度触れておきます。

奥さんに「えい感じやき見に行ってやー。」って言ったら

「時間があったらね。」

って言われました。

時間があったら見に行ってみて下さい。

29日までです。

月曜日のことです。
「明日プールに行こう。」って思ったので、とあるレジャー施設に電話しました。

「もしもし。」
「…あ、○○○さんですか?」
「うん。」

電話に出たむこうの方が名乗ってくれなかったのでこっちが確認したら

「うん。」

って言われました。

ちょっとびっくりしつつ、聞いてみました。
「明日開いてますか?」
そしたら
「あぁ、ずーっとやりゆうで。」

「どうもありがとうございました。」

おんちゃんフレンドリー過ぎ。こっちが戸惑う。

という訳で、昨日は『巨峰園』へ泳ぎに行ってきました。

ウォータースライダー(滑り台)に誘うと泣いて嫌がり、造波プールで浮き輪でプカプカ浮かぶのを好む六年男子と、ウォータースライダーを頭から何度も何度も滑り降りてくる四年生と、ビールを飲んで背もたれのないベンチに敢然と横になり眠りに落ちる奥さんと一緒に。

楽しかったです。

あ、りんくんは、ウォータースライダーを腹ばいで滑るのが得意な『はらばい番長』と呼ばれる知らない子に認められ、仰向けで手を胸の前で組んで頭から滑る『スフィンクス』という型を

「お前にあげる。」って言われたそうです。

さすが。

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甲子園負けてしまいました。高知高校。
9回の走塁には責任を感じております。抜けた瞬間に「三つ行けー!」って叫んぢょった。ごめんなさい。
今年もまたナイスゲームでした。でもとっても惜しかったからこそ勝たせちゃりたかったね。

こちらもそんなめっちゃ惜しい試合をしてきたサッカー少年達。
左から5番、10番、9番。

その日のうちに自分達の試合のビデオを見て反省会。
「おー、あれ良かったね。」
「なんであっち蹴ったがよー。」

微笑ましい。

フリーキックで先制点をアシストした時より、同点で時間が過ぎていく中、完全にキレたテンションでチームメイトを叱咤する声を出し続ける涼太の姿の方がカッコ良く見えました。

二週間前の試合からめっちゃ声が出せるようになったお兄ちゃん。また一皮剥けたね。

けど、そんな中、
「○○いかんって!!」って仲間を責める声が気になって、
「声出すのはとっても大事やけど非難したらいかんで。それは指示とはちがう。仲間の気持ちが萎えるき。」ってアドバイスしたら、それから二つの大会をまたいで6試合、そういう類いのフレーズは消えました。すごいね。やっぱりできる子や、涼太は。
テンションは闘将ドゥンガやけど。

指示の声は出るようになった。
次は、良いプレーを誉める声、がんばる仲間を励ます声の出し方を教えちゃお。

あ、それから分数の足し算も…。

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今日明日は夏休みです。二連休です。毎年三日休むのに今年は二日。なんでやろ。
まぁ、うちの親父が働き者であることは間違いない。

期末テスト前に勉強した英語の教科書にお盆の話題がありました。
お盆は英語でBon festivalでした。
教え子かれんに聞かれました。

「お盆ってなに?」

なんやろ。
答えれる?

「そんなんはお父さんに聞きやー。」

彼女のお父さんはお寺の住職です。
この疑問を解決するのには最適な人材です。

「んー、お父さんは1質問したら100教えようとするきめんどくさい。」

あー、わかる。そんなとこあるね、住職。

ここでひとつ親子の会話のチャンスが失われました。

和尚のふり見て我がふり直せ。

気をつけよう。

今度僕が住職に聞いてみようと思います。
「お盆ってなによ?」

僕になら30くらいで済むがやないろうか。
それを10ばぁに圧縮して伝えれたら女子高生も聞いてくれるろう。

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