鍛冶屋日記

月別: 2010年2月

行って来ました。

闘ってきました。

勝ち取ったものがあります。その代わりにいろいろ失ってます。

確かに二つ三ついらんこと言いました。

想いがズレてるのはずっと前から分かっちゅうことです。傍観しようと思っていました。いろんな人にそう言われました。しばらく黙っちょきなさいって。でも、どうしてもそこまで達観できません。悟れません。波風立ててます。立てまくってます。乱しまくりです。俺、ここにおってえいがやろうかとすら思いました。

でも結果は自分の思う方に転がってます。
「こんな事言う人がいるのでそうします。仕方ないので。」みたいな感じですけど。

これは勝ち取ったことになるがやろか。

本当に失うなぁ。まぁ、しばらく経って全部失ってたら俺の負けってことです。
平和主義者で争いは避ける人やと思ってたら意外に好戦的な自分に驚かされてます。逃げてきただけかもしれません。しっかり闘ってみようとも思います。

愚痴やね。
ごめんなさい。

朝青龍が大好きでした。

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ひやいっす。

仕事してても7時まわったらオートで鼻水が流れます。誰にも止められません。

そんな立春の今日は7時になる前に切り上げて『いの・まちかど市』の会に行って来ました。

この会は本当に刺激になります。常に結果に繋がってるわけでもないけれど、何やらパワーがあります。さすがは商売人の集まりです。会に来たからにはなんか結果出しちゃろう、なんか持って帰っちゃろう、って雰囲気を感じます。もちろんそうじゃない方もおられますし、あまりにガツガツし過ぎてる方もおられますが。その「し過ぎてる感」がとっても新鮮に映ります。

鍛冶屋が集まって話すると「さぁ、どうやって売るぜよ。」って集まったのにいつの間にやら「さぁ、どうやって飲むぜよ。」ってことしか決まってなかったりします。会そのものが「まぁ、飲みながら話そう。」やったりして何にも話が進まんかったりもします。やっぱり職人は商売人にはかなわんがやろうね。その呑気さも決して嫌いじゃないがやけんど。

そんな思いをポケットに忍ばせながら今日も会に臨んだのに、いくつかの報告事項だけであまりにあっさり終わりそうになって「あれれ?」って思いよったらやっぱりさすがでした。

「なんか来月への課題を設けましょう。」って提案がありました。
「こんな感じじゃ来月来る気になれません。」
ピシャリって音が聞こえました。

同感でした。今日の話なら毎月集まらんでえいやんって思ってました。

そっからまたポンポンといくつか意見が出て終わってみれば良い会だったなぁと、来月も来んといかんって思えました。

さぁ、明日はZAKURIの会です。はい、鍛冶屋が集まって話をします。

何かひとつでもいいから報告したくなるようなことがあればいいなぁ…。

.

10歳の男の子が泣きます。

普段泣かない子が泣くとよけいに痛い。
それだけしんどかったんだなぁ。
天真爛漫に振る舞いながらいっちょまえにプレッシャーとか感じてたんだなぁ。本人もそれとは気付かないうちになんかイヤな感じを察知しちゅう。

だから反省。そこはごめんなさいって謝る。それからヤツの行きたい方向を探ります。親やら周りのことは考えなくていいからあなたの心はどうしたいのか聞き出そうとします。なかなか言葉が出て来ないのでいろいろ提示してみます。
でも、提示してみてからそれはやっぱりそうあってほしい姿なんじゃないかとも思う。ありのままを受け入れますよって言いながら。また自問自答。
苦しまなくていいよって言ってから、苦しんだ先にもきっと何かあるでって教える。矛盾。

長い長い話し合い、っていうよりほぼ投げかけっぱなしの末に(むこうは泣き続けてるので)やっと一つの想いを吐き出させることに成功。
これは本当の気持ちながやろうなぁって思ってちょっと震えました。こいつの心の中は自分でもどっちへ行きたいのかわけわからんなってモヤモヤゴチャゴチャしちゅうがやけど、そんな中からやっと見つけた素直な感情。
泣きそうになるのをぐっとこらえて、よし、そうしようって伝える。よう言えた、って伝える。

まだまだ根っこまで解決したわけではないので本当にこれからながやけど。ひとすじの光ってやつです。

重たかったら捨てたらいい。
でも背負って歩く方法もあるし、そんな強さも必要。
重さを感じないようにしてあげれたらいいと思う。
ちょっと重いけど、まぁ、持てんことはないでー、持っちゅう方が楽しいし、ってなればいい。

とりあえず
「時々僕は無理に君を僕のかたちにはめてしまいそうになるけれど…。」
ってことを学びました。
わすれな草。

りんはりんです。

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