3月に蒔いた種

先週の木曜日。
50代くらいの男性のお客様あり。

「ナイフあったよね?」
「はい、こちらです。」
「んー、これちょーだい。」

18000円也。
高額商品あっさりご購入。

お話を聞くと
・3月のひなまつりで見ちょった
・その時僕と話した
・いのの町なかの方
・キャンプに持って行くのにちょうど良さそうだった

来ました!
職人ストリート効果!
成果か。

5ヶ月経って結果が出ました。

あの日いくら売れたかなぁ、あの日も途中から雨やったなぁ、って調べるとひなまつりの当日売上は包丁2丁だけ。9000円也。
3月1日の売上が5ヶ月経って3倍にジャンプアップした気分です。

「刃物買いたいぜよ!」って人が商店街のひなまつりのイベントにどれだけ来るか。来んよね。そう簡単には売れません。

でも、その時出会った人が欲しくなった時、必要になった時に思い出してもらうために売れようが売れまいがお店を出す。

刷り込み刷り込み。

「いの町にも鍛冶屋がいます。こんな感じでいろいろ作ってます。研ぎ直しもお申し付けください。」

今回は5ヶ月やったけど、もしかしたら1年・3年・10年後のお客さんの種もどこかで育ちゆうかもね。けっこう撒き散らして来た自負はある。

10年経って「あの時のイベントでチラシもらったので来ました。」ってお客さんが来てくれたなら包丁ひとつの研ぎ直しでも大成功です。
職人ストリートをやる意義。続けたい。

あ、この秋冬にもいの町でやる予定なので、ご興味ある方連絡ください。
職人ストリートって銘打ってますが、どんな職種でも構いません。出店条件は「心意気」だけ。

おかげでどんどん忙しくなって、特注のご注文をお待たせしていたり、定番の品も品切れのモノがあったりで、作るのが間に合ってなくてご迷惑おかけしたりしてますが、未来のために、行ける場所には行かんとね。

いつまで未来のために動かんといかんがやろ?って思うこともありますが、こうやって成果が出ると「よし!」って思います。

まだ、広げれる。頑張れる。

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