寄稿依頼

「理屈に合わないことをどれだけやれるかが青春だとでもどこかで僕ら思っていたのかなぁ」RADWIMPS『正解』より

だとしたらまだ今でもしばしば青春。

 

4月の終わりに文章の寄稿依頼がありました。母校の先生から。全然別のとこで出会った僕よりずっと年下の先生から。

「学校の校報誌にOBとして文章書いてもらえませんか?」

こういうお誘いは断らない。断らない脳みそになっているので悩むことなく「いいですよー。」のお返事。これ即決出来る自分好き。

お返事してから文章のボリュームと締め切りを聞く。

「テーマは自由、1600字程度、締め切りは1ヶ月後、読むのは在校生とその保護者、それからオープンスクールで入学希望者にも配ります。」

原稿用紙で4枚か。多いね。

それでも大切なのは安請け合いです。

「◯月◯日締め切り、1600字、テーマは自由」これならほとんどの人が出来ること。1600字文章を書くなんて誰でも出来る。夏休みの読書感想文だってあらすじで分量かせいで提出したもんね。ただ、そこで結果を、読んだ人がどう思うか、かっこよくまとまるか、無様な文章しか書けんかったら恥ずかしい、とか考えるから断りたくなるのです。そこさえ考えなければ出来ないことはない。間違いなく誰でも出来ること。だから受ける。そこで自分のベストを尽くします。そしてステキなことにその結果、自分の成長に繋がります。たぶん。「やってくれませんか?」って言われなければ自発的にやるはずもないことをやるのだから成長しないはずがない。そうやって無理矢理こじつけて「自分すごい」を植え付けて来ました。いろんな場面で。

 

まずは文字数をカウントしてくれるメモアプリをダウンロードして、今の中高生(母校は中高一貫校です)に向かって伝えたいことを考えました。

中高生に伝えたいことなんて本当にRADWIMPSが歌ってるように

「大切な友達との仲直りの仕方とか大好きなあの子の振り向かせ方とかばっかり考えよっていいよ。」だと思いました。

それさえしっかりやっちょったら社会に出ても困らんし仕事しよってもそのスキルは活きる。と思う。そこサボったらあとあときつい。

歌詞をパクるわけにはいかないのでまた違う角度から鍛冶屋の仕事、町での活動、中高時代の思い出をからめて考える。書いてみる。

あ、このテーマやったら1600字じゃ半分も収まらん。「多い」と思った1600字なんてあっという間に到達します。なんとかまとまりそうなテーマを選んで書いてみたけど余裕で2000字超え。削っても削っても2130字。

もう削れるとこなくて、ご依頼いただいた先生に連絡。

「1600って言われたけど2000超えても大丈夫ですか?」

数日後に「2000字超えても大丈夫だそうです。」のお返事。

仕上がりました。締め切り10日前に原稿送って1人達成感に浸りました。

この度無事発行されたようで、完成した校報誌を送っていただきました。写真が金髪時代。

新聞にも出た。テレビもラジオも出た。ついに文章の寄稿依頼まで辿り着きました。なかなか頑張ってるんじゃないかと思います。

 

次のチャレンジは「包丁の研ぎ方講習会」

8月13日に20人を相手に先生をやって来ます。幸せなことに講師料もらえます。2時間で2万円。大きい。

もちろん時給1万円のその先も目指します。その中の1人でも2人でもはさみ屋のお客さんになってもらえるように。準備します!

 

 

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