まちおこし

前回は友達がお客さんになってくれたりお客様と友達になったりしたことを書きました。

今日は町の活性化に関わることで仕事に繋がったことを書きます。
こんなのは数え切れないくらいあるのだけれど最近のことを。

昨年からいの町商工会が中心になって動いてる町を全国に向けて発信しようっていう「全国展開プロジェクト」。
その中にテーマによって部会が4つ。

「仁淀川・紙・食・職人」

はさみ屋は職人部会のリーダーやってます。これはもう本当に試行錯誤。

で、仁淀川部会にも出ております。他の部会はどんなこと話してどんな風に進みゆうがやろ、って一回出てみると楽しくてやめられなくなりました。リーダーじゃなくて一人のメンバーとしての立ち位置も楽しい。

その仁淀川部会に出ることで出会って話すようになった町の酒屋さん『大国屋酒店』さんが先週鍬(くわ)を買いに来てくれました。また仕事になった。さらにこんな提案をいただく。

「お酒と鋏でお父さんへの贈り物セットみたいにして売れんかなぁ。」

いいっすね!いの町セット!やりましょう!

次は食部会からもたらされた売上。
食部会は生姜を使っていのを売り出そうと頑張ってます。
そこで登場したのが

『しょうがの女神・森島土紀子さん』

生姜の世界ではすごい人らしい。
僕もTVで見たことあります。
こんなすごい人がいのの生姜農家さんと繋がっていて、この度いのの生姜メニューの開発にご協力いただくことになりつつあるということで8月末にいの町へ来られてました。
その時に町の視察の中、くらうどさんでデザイン包丁を見つけてくれて、わざわざ工場まで来てくれて、「SANUKI no MEGUMI」を買ってくれました。

MEGAMIとMEGUMIは似いちゅうね。

さらに女神のブログで紹介してくれてます。こちらです。ありがたいことです。

こんな風に少しずつ少しずつ仕事に繋がって行きます。夜な夜な会に出て行って顔出すだけで。簡単。

「町おこし」
町がおこされたらはさみ屋にも良いことが回ってくる、と思ってやってきたけど、明らかに町がおきる前にはさみ屋は叩き起こされてます。

もしかしたら結果として町をおこすことが出来なくてもいろんなことがプラスになるのかも。
町を元気に!と思って何かやること動くことだけでいろんな人と出会うことが出来る。
お客様と直接接する自営業にとっては、これだけですごいメリットのあることやし、それが一番大切なのかもしれません。

いや、興さんといかんがやけどね。

顔と名前と仕事を知ってもらうこと。

それは消防団でもPTAでも同窓会でも同じこと。
ただ、町を元気にしたいという同じ想いを持った人の集まりで出会う人達なので結果が出やすいのは間違いない。
この人の品を買っちゃろう、このお店のサービスをみんなに教えちゃろうって意識が強いもんね。

紙部会はリーダーがなかなか手強いので、まだはさみ屋の仕事に活かせてませんが、きっとここでも何かいいことが起きるような気がしてます。

「土佐和紙 × 土佐打刃物」

素敵そうでしょ。

今夜も仁淀川部会です。

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